秋の定番,梶ヶ森に登る、その1、山裾ではヒガンバナ
一昨年の秋は病気のため絶不調だったし、去年も9月は入院していました。
なので、久しぶりに秋の梶ヶ森に行きたいかななんて思いました。
梶ヶ森なら膝が不調のPさんも行けそうだし、高松のRさんも二度目のワクチン接種が終わったので、3人そろって行けそうです。高知の山仲間のAさんも御一緒してくださることになりました。
ほんとは高松の山仲間で春にリタイヤされたKさんも同行される予定でしたが、事前に予定が入ってしまい、御一緒出来なかったのが残念でした。
いつも通り大野原某所で待ち合わせかな?と思っていたところ、Pさんから財田待ち合わせの提案があって、新猪鼻トンネルも開通したことだしアクセスが良くなったので、では財田集合にしましょう。梶ヶ森なら歩行時間も短いし、7時集合で大丈夫でしょう。
という訳で、9月19日7時に財田で集まりました。
今回はPさんが車出しを担当してくれました。何と言っても梶ヶ森への道は狭いし、台風後で道が荒れている可能性もあるので、軽の四駆だと安心ですね。
途中、大歩危のコンビニで買い物かたがた休憩を取ったのですが、その後、京柱峠方面へのに道に入ってすぐのお店にも立ち寄ります。
田舎のお店ですが、何でもそろっていて見るのも楽しいです。
お店から出たら、二人がいません。どこへ?と思い、目で探すと、階段を下りて棚田を見に行っているようです。
では私も・・・・
↑沢沿いに棚田があるなどという光景は今まであまり目にしたことがありませんでした。
しかも、台風後とあって、沢の水量が多くて見ごたえがありました。
沢沿いの棚田の縁にはヒガンバナが咲き始めていたのでした。
ここでこんな景色を見るのは初めて~
ところが撮影しようとしても写りません???
修理が終わったばかりのレンズを20日ぶりでつけていたのですが、レンズの先っぽの部分が落ちたのと一緒にプロテクターも落ちてしまい、レンズ保護のためにキャップをしていたのをすっかり忘れていました(^^;)
キャップのことに気が付き、慌ててキャップを外して撮影します。
梶ヶ森方面への狭い道に入ると、いつも車を停めて散策する場所があります。
今年は黄色い花が咲いていたので、見てみるとカラスノゴマが咲いていました。
以前はこの辺りにはヒキオコシが咲いていたと思うのですが、ヒキオコシが今年は全然見当たりませんでした。
カラスノゴマは一年草だし、咲くと可愛いので、自宅にもたくさん生えるがままにしてあります。
以前はシナノキ科に分類されていましたが、今ではアオイ科になったようです。
確かに、以前育てていたゴジカという花がアオイ科なのですが、ゴジカによく似ているのです。
↑10年ほど前に育てていたゴジカの花。
色合いは全然違いますが、シベの辺りがよく似ています。
黄色いカラスノゴマの花に混じって、これまた黄色い花・・・ヤブツルアズキが咲いていました。
ヤブツアズキとノアズキの花は良く似ていて、どうして見分けがついたかというと・・・・
直ぐ近くに豆果が見えたからです。
ヤブツルアズキの豆果のサヤは↑のような形をしているのです。
ノアズキの果実も先日撮影してきましたので、後日、両者を比較してアップしようと思います。
ヤブツルアズキはアズキの原種だそうで、その豆からはアズキ同様、ゼンザイやあんこが作れるそうですが、そこまではチャレンジしたことがないです(^^;)
↑山里の色の濃いツユクサとバックにヤブツルアズキの花。
またまた車に乗り込み、集落まで上がってきました。
南大王の集落が見渡せる場所で、車を下りて散策します。
Aさんとは龍王の滝の駐車場に9時に待ち合わせですが、さて、それまでに行きつけるかな??
歩いていると、Rさんが「マムシ」と叫ぶのでびっくりしました。
ほんと・・・・車道のわきにマムシが・・・見ないようにして道のこちら側を歩きますが、この分では山道歩きが心配です。
石垣沿いにヒガンバナが咲いてましたが、思っていたより少ないです。
道沿いには赤花のゲンノショウコ。
今年は草刈が完璧すぎて、畦の野草が見られません。
向こうにシュウカイドウのものすごい群落が見えてきました。
いつも少しは咲いてると思うけど、今年は雨が多かったので、すごい咲きっぷりです。
そういう我が家のシュウカイドウも今年はすごいです。
枝垂れて咲いているのは雌花だったかな?
シロヨメナがツーショットで咲いてます。
ここの棚田が八畝の棚田と呼ばれているとは、10年ほど前に知りました。
棚田の真ん中に祠があります。
こういう祠、私の実家付近でも見かけますが、棚田の中にあると雰囲気満天ですね。
民家ではコスモスが花盛りでした。
私たちの歩きに合わせて車を移動させてくださったPさんに感謝です。
おはようございます。昨日私も色の濃いゲンノウショウコの花を見てきました。
のどかな風景ですね。ありがとうございました。
投稿: おみや | 2021-09-28 06:05
keitann様 こんにちは
台風の後ということで、川の流れも色が濃くて迫力がありますね。
ヤブツルアズキの実がたくさん取れたら、実験であんこを作ってみたいと思いますね。
棚田の麗しい眺め、そこに彼岸花が赤をちりばめて、行ったことがないのに懐かしい風景に思えてしまいます。
ゲンノショウコの深い色、シュウカイドウの群生・・・珍しく拝見しました。
投稿: ぶちょうほう | 2021-09-28 10:28
おみやさん、こんばんは。
ゲンノショウコは赤花もあれば白い花、ピンクもこの間見ましたよ。
山里の棚田はいつ見ても癒される風景です。
投稿: keitann | 2021-09-28 22:17
ぶちょうほう様、こんばんは。
いつも眺める棚田もヒガンバナで周囲を彩られると、一味違う眺めになりますね。
ヤブツルアズキはもう何年も前に果実を少し頂いてきたのが、毎年、我が家で咲きます。
それを全部採取したら、ぜんざいぐらいは炊けると思いながら、面倒でまだ実行してません。
でもネットなどで見ればヤブツルアズキの果実でぜんざいを炊いたという記録を、見かけますね。美味しいそうです。
今年は長雨のせいでヒガンバナの開花が早かったですね。
アケボノソウやシュウカイドウなど湿り気を好む植物たちには願ってもない年のようです。
センブリも花つきが良いのではないでしょうか。
投稿: keitann | 2021-09-28 22:22