山好き、花好き

↑結局、龍王の滝駐車場に着いたのは9時10分ぐらいだったでしょうか。

途中でAさんとお会いできたので、待つことも待たせることもなくて良かったです。

身支度をしたら、駐車場近くのトイレをお借りしましたが、トイレの前の車道わきでもアケボノソウが群生し、タカネハンショウヅル迄咲いているのが見えました。

今までこの時期に何度も来ていますが、こんなことは初めてです。

カメラはさすがにトイレには持ってこなかったので、周回してここに帰ってきたら撮影しようと思いながら皆の待つ登山口へと急ぎます。

歩き始めは9時20分。

しょっぱなからハガクレツリフネなど咲いていますが、滝への遊歩道もずいぶん荒れたな～と思いながら歩きます。何しろ、最近の雨は半端ないので、登山道の土をえぐり石も落としたりします。

今まであちこちで見かけたシコクママコナですが、ここ梶ヶ森にも多いです。

Aさんは早くも滝について、撮影中です。

滝へは登山道から一旦、下りますが、その途中にトチバニンジンの赤い果実が見えました。

でももう一つの果実は何かに食べられてますね。

滝の周囲にもハガクレツリフネが多いです。

葉が暮れる地船は石鎚に登った7月末にも咲いてましたから、ずいぶん長い間咲いていますね。

↑草刈りに遭ってないアキチョウジは草丈もまずまずあります。

雨の後とあって、滝は水量も多く、水しぶきがかかるのであまり近づけませんでした。

ここは日本の滝百選に選ばれています。

再び登山道に戻り、登っていきますが、沢も水量が多くて迫力がありました。

Aさんが見つけてくださったナガバノコウヤボウキの花。

もうさすがに終盤でしょうね。

橋を渡ったところで何かを撮影中のAさん

森の中は例年にも増して、緑が濃いです。

私もグレーチングの橋を渡りながら沢を撮影します。

石にも青々と苔がついていて、雰囲気満点ですね。

白い小さな花はカノツメソウかなと思ったらウマノミツバだとAさんに教えていただきました。

Aさんからご教示あり、その時教えていただいたのはヒカゲミツバでした。私が勝手に勘違いしてしまいました。お詫びして訂正します。

セリ科の花はほんとに難しい・・・

この日はとにかく滝や沢が素晴らしく、何枚も撮影しました。

緑一色の中に赤が…と思ったら、ヤマボウシの果実でした。

これは甘いだけであまり好みではないので、食べませんが・・・

目に優しい、緑の森を歩いていきます。

グリーンシャワーとはこういうことでしょうか？

緑の中でそこだけが引き締まるように見えました。

ツリバナの果実がたったひとつぶら下がっていたのです。

この辺りからシコクブシやサンヨウブシが出てくるはずと思って目で探すのですが、見つかったのは来れ1株でした。

色が淡いので、サンヨウブシかと思ったら、葉が違うので、ぼかしのシコクブシのようです。

えらく数が減りましたね。

今度はシロモジみたいな丸い果実が・・・・

葉が違うのでシロモジではないですからアブラチャンの果実かな？

帰宅して調べたらアブラチャンで合ってるようです。

9時59分、定福寺の奥之院に着きました。

いつもここで休憩するので、この日も水分休憩を取りました。

奥ノ院すぐ上にある道標です。

この日も天狗の鼻を目指して歩きます。

道はここからはトラバース気味に歩きます。

しばらく歩くと、お待ちかね・・・・サンヨウブシが出てきました。