« 恒例のムラサキセンブリお花見と南嶺歩き、その4、宇津野山へ | メイン | 恒例のムラサキセンブリお花見と南嶺歩き、その6、素晴らしい展望とキチジョウソウ »

2021-12-25

恒例のムラサキセンブリお花見と南嶺歩き、その5、クスの道に驚く

宇津野山山頂には三角点もあり、もちろん、三角点も撮影します。

何気なく、山頂の様子を見ていたら、辺りに大きなクスノキがあるのに目が留まりました。

Pb289969

↑山歩きでクスを見ることは比較的珍しいので、まじまじと見てしまいましたが、実はこの先、クスを何度も見かけることになりました。

Pb289971

クスと同じく照葉樹のシロダモです。

赤い果実と黄色い花が晩秋に同時に見られる木です。

これは香川の里山でもお馴染みですね。

Pb289976

葉しか見えないけど、イズセンリョウかな?

Pb289982

樹林が途切れて展望のある場所に出ました

鉄塔のところです。

浦戸湾の対岸に大平山が見えています。

2年前、私の退院後の復帰第一弾で登った山です。

大平山から今いる南嶺が良く見えたことを昨日のことのように思い出します。

Pb289983

こちらは桂浜方面で、今いる南嶺の東部からは南の方角になります。

Pb289985

何やらちょっと雰囲気の違う木が見えると思ったら・・・・・アオモジの木でした。

アオモジは暖かい場所に生える木で、もともとは九州に多く自生していたらしいですが、今では香川や愛媛などではあちこちで見かけます。香川や愛媛より暖かい高知でそれほど見かけないのが不思議なぐらいですが・・・・

この日見たのはこれ1株だと思います。

2月末には咲くので、すでに花芽が見えています。

Pb289990

登山道沿いにまたまた大きなクスの木がありました。

まるで標高の高い山の尾根道でブナの木が尾根の主の様にどんと生えているのと同様に、ここでは尾根の主はクスなのでした。

Pb289991

鷲尾山から多少のアップダウンはありますが、基本的には下りが多いです。

最終的には海のすぐそばまで下るわけですから・・・

Pb289992

下山先の大海津見神社という字が道標に見えてきました。

後程アップする地図によると、ここが宇津野峠ということらしいです。

Pb289993

峠を越えてさらに東へ進みます。

木の根本に地図がありましたので、見てみると・・・

Pb289994

↑ほら、現在地は宇津野峠となっているでしょう?

通過は14時8分です。

Pb289996

峠から5分も歩かないうちに、石仏が鎮座していました。

Pb289997

石仏近くでも大きなクスノキ。

Pb289998

美味しそうなフユイチゴがもう実っています。

ちょっとお味見したら、まだ少し酸っぱい・・・

Pb289999

↑道は気持ちの良い照葉樹林の道ですが、11月末とは思えない眺めとなっています。

Pb280001

香川の海に近い山によくあるカゴノキも見られました。

Pb280002

Aさんの歩く横にも大クスが・・・

まるでクスノキ街道と名付けたいほど、尾根の真ん中にクスがいっぱいありました。

Pb280006

色を添えているのは黄色いツワブキの花だけです。

Pb280009

14時32分ごろ、宇津野トンネルの丁度真上辺りと思われる場所で、小休憩を取りました。

↑休憩中に撮影したモミジですが、まったく色づいてなくて青モミジですね。

これが紅葉するのは12月半ばぐらい?

Pb280011

木にテープで通せんぼした尾根道を歩きますが、もうかなり下ってきたようです。

Pb280013

樹林を抜けて辺りはススキが見えてますが、このススキもまだ若いというか終盤の枯れススキになっていません。まだ秋真っ盛りということ?

Pb280014

ヒヨドリバナの仲間もまだ咲いています。

Pb280016

またまた樹林の道となりましたが、標高はこの辺りで100mちょっとというところではないでしょうか。

下りもあとちょっととなりました。

コメント

おはようございます。
冬イチゴがおいしそうですね。食べたくなりました。

おみやさん、こんばんは。

フユイチゴは里山にはびっくりするぐらい多いですよね。
冬、寒くなると甘味がのってきますが、そうなるといろいろな動物たちが
食べるようで、1月末ぐらいにはもう赤い実は見かけないようになります。
動物たちと競争して食べないといけませんね。

1キロぐらい収穫される人もいて、ジャムにすると美味しいそうですよ。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ