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2022-01-13

2021年の歩き納めは里山3座、その3、挿頭山でプチヤブ漕ぎ

国道32号を信号で右折すると、見覚えのあるかざし温泉が見えてきました。

そしてその手前にかざしうどんがありました。

かざし温泉は10年ほど前の香川の山仲間の忘年登山後にここで入浴したことがあり、その後も主人と来たことがあるので知っています。うどん屋は初めてでしたが、この辺りはほんとにコンビニもないんですね。

時刻はすでに13時を回っていたので、お店は空いてました。

山の中で軽くお昼を食べていたPさんやRさんには申し訳ないのですが、まぁ、温まりながら休憩ということで・・・・

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↑私だけがきつねうどんにしました。

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↑団地へと向かう車道沿いにはパンジーやビオラが植え込まれていて和みました。

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団地の端っこにあった石段を登りきると、横に登山道らしきのが見えたので、進みます。

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すると落ち葉が敷き詰められたこんな場所に出てきました。

古タイヤが立てられてあって、その傍に杖のようなものが見えています。

杖があるということはここが登山口?

そのまま進もうと思ったら、後ろから「登山道はちゃんとしたのがあるはず」と声がかかりました。

Rさんが以前来た時に、登山道らしき道があったそうです。

ここで、もう少し様子を見るために前進したらよかったのに、「それもそうね、こんな谷にはふつうは登山道はつけないものね」とその近くにあった踏み跡を登ってしまったのでした。

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踏み跡をしばらく進むと、なんだか団地の見下ろせる場所に来てしまいました。

この画像が13時39分撮影です。

これをこのまま歩いても、山を登りそうもないので、引き返して、途中で見えていた別の踏み跡らしき道を登り始めます。

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登る途中でセンリョウの赤い実が綺麗です。

が、踏み跡は途中からコシダのヤブになってしまいました。

時刻は13時42分ぐらいからヤブに突入でしょうか。

上の方を見ると、山頂までそれほど距離はなさそうです。

引き返すのも面倒だし、すでに標高70mほどまで登ってきているので、このまま強行突破することにしました。山頂が標高130mちょっとですから、ヤブ漕ぎしたとしても大したことはありません。

1640521070_2↑私のすぐ後ろを歩いているRさん撮影の私です。

ほぼ背丈ぐらいのコシダのヤブになっていて、この辺りがいちばんヤブがひどかったところです。

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↑こちらは一番後ろを歩いているPさん撮影です。

こんなヤブの登りが50mほど続いたでしょうか。

Pさんは「え~、ここを登るんかいな?」と悲鳴を上げますが、もうすぐヤブを抜けそうなので、私とRさんはそのまま進みました。

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山頂の鉄塔には13時52分に着きました。

結局、ヤブ漕ぎしていたのは10分足らずだったようです。

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山頂は平らになっていて、祠がありました。

これも讃岐の里山に多い龍神様かな?

Pc250978三角点もありました。

この後、山頂の周囲をぐるりと見てきましたが、ほかに道らしきものも見えません。

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山頂表示も何もないと思っていたら、木の枝に小さな山頂表示がつけられていたらしいです。

Pさんがその山頂表示を撮影しているようでした。

道が見当たらないので、仕方なく、やってきた方向に引き返していると、鉄塔を過ぎたところから左に下る踏み跡がありました。14時にその踏み跡を辿ります。

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踏み跡を下り始めると、ロープが張られているので、これが登山道のようですね。

この道沿いはセンリョウがとても多くて、ちょうどお正月も近いことだし、センリョウを切りに来てもいいんじゃないのと話したことでした。

実際、年末に切り花のセンリョウを見てみたら1枝500円ぐらいもしていて、いいお値段です。

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14時7分、うっすらと予想していたように、最初の場所へと下ってきました。

タイヤがあるところです。

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Rさんが話していた登山道とはこのことだったんですね。

まぁ、標高134mほどの低山ですから、どのようにしても登れる高さということでしょうか。

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14時9分には団地辺りまで下ってきて、クロガネモチの見事な実を眺めながら歩いていました。

それにしても、里山2座とも下山に苦労するは登山道が見つからず苦労するは・・・・

里山…侮ることなかれですね。

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↑団地の下まで下ってきて、振り返るPさんとRさん

この後は最後の1座である十瓶山目指してちょっと長い車道歩きになります。

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再び国道32号に出ると、池の向こうに先ほど登ったばかりの挿頭山が見えています。

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信号を渡って、トヨタのお店の横を歩きます。

ここからの歩きが風に向かって歩くので、寒かったです。

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端の上に差し掛かると、火ノ山の下りで苦労した工事中の場所が見えてきました。

山肌がむき出しになったところです。

下山時はこの橋の下に出てしまい、困ったところです。

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白い建物が見えていますが、ちょうどあの建物の裏辺りでようやく下山できたのでした。

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そして、私たちが苦労して下山する原因となった工事の場所も通過します。

むき出しになった山肌のすぐ上を歩いたのです。

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その後は寒い最中に咲くひまわり畑を眺めたり・・・

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南に見える山々を眺めたりしながら歩きます。

高松空港方面も見えていますが、空港の周辺にも結構山が多いですね。

綾川町に入ってから、32号を離れて北側の道を歩き始めます。

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ため池の向こうにようやく十瓶山が見えてきましたね。

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道沿いにはセイヨウタンポポも咲いています。

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畑には気の早い菜花の花

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私が植えているエンドウの苗はまだ小さいというのに、もう花をいっぱい咲かせているエンドウまでありました。

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これは田んぼの神様でしょうか?

祖母の家の近くの田んぼにもこういうのがありましたね。

コメント

keitannさん、こんにちは~♪
挿頭山の歩き納め、楽しく拝見させていただきました。
里山といっても侮れませんね。
秋にキノコ採りに里山に入られるベテラン者が毎年のように遭難事故があります。
道が整備されていないところが多いですものね。
でも、今回の登山口は、下山してから写した画像には、少し先にロープが張っているのが見えましたね(ちょっと笑っちゃった)
藪こぎ、お疲れさまでした。
千両、クロガネモチなどの赤い実が見事ですね。
タンポポやエンドウ、どれも目がテンです。
暖かいのはいいですね。おうどんも美味しそうでした。

keiさん、こんばんは。
山のブログにまでコメントをいただき、ありがとうございます。
主婦は年末は忙しくて、なかなか歩き納めも時間を取るのが大変ですが、なんとか
行ってきましたよ。
里山侮ることなかれ…だと思いました。
ただ香川の里山はたいていはどこにおりても人里なので、その点は大丈夫なんですよ。
出も登山口や下山場所がはっきりしない山も多いです。
キノコ狩りでの遭難は、3年前に登った苗場山で、私が利用した登山口から出発された
キノコ狩りの方が何人か亡くなられたようで、びっくりしました。
キノコ狩りは山登りと違って、道のないところを歩くので、遭難もあるでしょうね。

登山口で、自分のこととはいえ、仲間たち3人で笑っちゃいましたよ。

タンポポやエンドウの花が12月末に咲いてるなんて、寒さの厳しいそちらから考えると
別世界みたいでしょう?
来週初めに、仙台在住の親友が所用でこちらに来ますが、こちらの花を見てきっと
びっくりすることでしょうね。

Keitann様 こんにちは
1月13日に年末の記事を読んでいるくらいですから、keitann様の画像在庫は恐るべし、ですね。
冬はどうしても低山歩きが多くなりますね。今回は道なき斜面をシダと格闘しながら登るということで、わが身に置き換えて、その辛さを想像していましたが、10分足らずのやぶ漕ぎで済み、他人事ながらもホッとしました。
実際、人の背丈ほどもあるコシダの藪はかなりの難敵ですね。
襟首に”いがらっぽい”枯葉が入って来るし、いたづらに埃っぽくて閉口します。
ここにサルトリイバラが出てくると本当に地獄の沙汰になりますね。


Keitann様の新年の初登山はどちらから始まるのか、興味津々です。

ぶちょうほう様、こんばんは。

いつも記録を綴るのが遅くなってしまい、恐縮しています。
去年は何しろ週一のペースで山に行っており、その合間にも散策ぐらいはしていたので
画像が溜まる一方でした。
今年も明けてからもう3度も山に行ってます。
それとは裏腹に、庭仕事や友達付き合い、家事などもあって、パソコンに向かう時間は
限られているので、アップは遅れるばかりです。

冬場は里山行きが多くなりますが、たまには雪の山なども行きます。
以前からも一人で里山にふらっと行ってはたまにヤブ漕ぎなどもしていました。
香川の里山のヤブはコシダが多いのですが、海辺の山などに行くと、ツルバラや
サルトリイバラなども多くて参ります。このときはそういうトゲのあるものが
なかったので、まだ登れると思い引き返しませんでした。
何年か前にダウンを着てノイバラのトゲでダウンを引き裂いたことがあって、それ以来
気を付けています。
自宅でもバラの剪定の時はダウンは着られません。

今年も年初は好天が続いたので、山に行きやすくて助かりました。

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