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2022-03-09

セツブンソウのお花見ついでに葦嶽山に登る、その2、青空に

途中で、ご夫婦連れの方たちが休憩されていましたが、私たちはそのまま登ります。

最初はあれが葦嶽山かな?という感じの山が見えていたのですが、進むにつれてどうももう一つ先のようだと気づきました。

そして、とうとう葦嶽山らしき姿が見えてきたのは、11時53分のことでした。

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あれですね。

確かにピラミダルな姿はしているようです。

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この辺り雪が結構深くて、ここからは進行方向が変わって北の方角に進みます。

白い板には何を書いてあるかというと・・・

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「あしたけ山へ  急です」と書いてあります。

急とは、登りが急なのか、それとも、ここからの下りが急なのか?

どちらかよくわかりませんが・・・・

ともかく、最初は急な下りを少し下りますが・・・・

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↑後ろで声がしたと思ったらRさんがしりもちをついてました。

雪だし、結構急なので滑るのです。

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その後は普通の尾根を歩き、その後、最後の急な階段道が始まりました。

けれども、四国でいつも急坂を登っている私たちにしてみれば、それほど急というわけではありませんでした。

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山頂直下までやってきたら、鷹岩というのがありました。

なるほど、眼光鋭い鷹に見えます。

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最後の階段道はこんな感じです。

雪が中途半端に積もっているので、頭を使いながら登ります。

登りはいいけど、下りは滑らないようにしなければ・・・

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鷹岩とPさん

もうちょっとでピークですよ・・・・

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12時6分、山頂に着きました。

ここまでかと思ったのですが、看板に「鬼叫山まで160m」とあります。

そういえばyamapの記録で、両方行ってる人が多かったです。

160mなら、普通に考えると30分で往復できますよね。

ところが、ちょっと下ってみたら、結構な痩せ尾根で雪も深いです。

アイゼンを持ってきてない私は、こんなところで滑落してもいけないし、前々日にワクチンを打ったばかりなので、ここは行かずに待っていることにしました。

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Rさんもここでアイゼンをつけて、Pさんと一緒に鬼叫山へと向かわれました。

二人が出発したのは12時14分です。

私の方は、待ってる間にコーヒーを入れて休憩でした。

山頂は風が吹いてますが、少し山道を下ったら風もそれほど吹いていません。

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山頂の北側によく見たらブナらしき木が1株だけありました。

四国だと標高1000mを超さないと出てきませんが、中国地方だと標高800ぐらいで出てくるんですね。

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山頂から見えている山はそれほど高くもなさそうです。

何しろ土地勘がないので、どこが見えているのやら?でしたが・・・

私たちのすぐ後に到着したご夫婦連れの方たちは、ちょっと休憩されただけで、すぐに下山されました。単独男性の方も下山されたのだとばかり思ってましたが・・・・

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山頂も結構な雪です。

そうこうするうちに、下から登って来る人が見えたので、てっきりPさんたちだと思って声を掛けたら、なんと、下山されたとばかり思いこんでいた単独の男性でした。

その方の服装はまったくの街着でザックも背負わず肩にトートバッグをかけズボンも普通のズボン、靴も普通の街歩き用の靴です。

「その格好で登られましたか」とびっくりして思わず言ってしまいました。(^^;)

広島市から来られたそうで、前の週にも来られたけど、あまりに雪が深くて登山は断念したそうです。

また、宮島の弥山にも登られたと言ってましたから、これが初めての山ではなさそうですが、こういうスタイルで登られる方は初めて見ました。

スマホで積雪情報などを見せてくれましたから、いろいろと情報は調べられているようですが、「yamap」を入れておくと道迷いをしなくていいですよ。と要らぬおせっかいをしてしまいました(^^;)

その後、PさんとRさんが山頂まで帰ってきました。

もちろん、お昼はとっくに過ぎているので、まずはお昼ご飯にしました。

1646748594282↑久々にPさんにセットしてもらって山頂で記念撮影もしました。

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13時29分に下山を始めました。

雪は少し緩んでいて、それほど滑ることもなく下れてやれやれでした。

しかし、靴はかなり濡れ始めています。

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まるでひだまりハイクみたいな場所もあります。

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赤みのあるアセビの花芽・・・

撮影はしませんでしたが、ニシキギも見かけました。

翼のある茎なので分かります。

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ここがいちばん雪が深くて30センチぐらいです。

安全のために来た道を引き返すことにしました。

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ちょっと変わった咲き方をしていたヤブツバキの花・・・

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風が下から吹きあがってきた尾根迄戻ってきました。

下を見ると、集落が見えていて、あのあたりから直接登ったらこの尾根まで10分ぐらいで登れそうだと思いました。

けど、私有地なので、そうもいかないでしょうけどね。

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これはアジサイの花後?

さすがに咲いている花はないので、こういうのも撮影します。

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次第に青空が広がってきていい雰囲気ですね。

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不思議な果実をつけた木があって、なんだろう3人で?と頭をかしげましたが、わかりません。

後日、Pさんがコウヤミズキがこの山で咲くことを調べてくれました。

けど、やっぱりコウヤミズキとはちょっと違うのかな?

トサミズキやヒュウガミズキは自宅に植えてあるので、花後の姿を見ていますが、ちょっと雰囲気が違うかなと思いました。

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青空になると撮影枚数が急に増えます。

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クロモジか何かの花芽も可愛いですね。

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これはヤブデマリっぽいかな

ただ四国にはヤブデマリは少ないので、花後の姿はあまり見ていません。

なので、確信はないですが・・・

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植生が四国とは違うので、また季節を変えてくれば面白いのでしょうね、

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この大きな葉だけは毛無山で見ているのでわかります。

カシワですね。

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14時14分、登山口まで下りてきました。

P2273758その後は車道歩きをして、14時27分、駐車地点まで戻ってきました。

朝に比べると、雪はかなり解けていました。

帰りは、来たのと反対方向に下りましたが、道はずっと良かったです。

心配していた靴の濡れは濡れてはいたのですが、ウールの靴下をはいていたので、全然冷たくありません。やはりウールのものは抜群ですね。

大学時代の山登りでは秋から春にかけての山登りは、素肌にウールの薄手のセーターを一番下に着込んだものでした。濡れても冷たくならないのです。着るものによって生死を分けることだってあるでしょうね、今みたいに良い素材はなかったですから・・・

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少し下ってきたところで、登った葦嶽山が見える場所があったので、車を停めて撮影しました。

ピラミッドに見えなくもないですかね?

まぁ、日本ピラミッドという別名がついたのはほかの理由もあるようなので、興味のある方はお調べくださいね。

ともかくも、コロナのワクチン副反応直後の登山ということで、私自身は頭が全然働いておらず、PさんとRさん任せの山行になってしまいましたが、セツブンソウを見に行けただけでも良しということでしょうか。

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↑葦嶽山のログです。

コメント

おはようございます。
結構雪がありましたね。やぶつばきが綺麗でしたね。

おみやさん、こんばんは。

今年は異常に雪の多い年だったから、葦嶽山にも雪があったのだと思います。
例年はそれほど積もらないような感じですね。
ヤブツバキでもなんでも、咲いている花はこの季節は嬉しいですよね。

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