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2022-06-05

去年に続き、3度目の雲早~高丸、その1、新緑が素晴らしい

今年はシャクナゲもシロヤシオも裏年らしいとのことです、

高知の山仲間の方がその少し前に雲早山に行かれたそうですが、シャクナゲは去年の100分の1しか咲いてなかったそうです。いくら何でもそれは少なすぎると思いましたが、ユキワリソウはちょうどよいぐらいかなと思い、シロヤシオも全然咲いてないわけはないでしょうというわけで、Pさんは都合で参加できないのですが、高知のAさん、高松のRさん、私の3人で高丸山への稜線のシロヤシオの咲いている辺りまで行きましょうということになりました。

去年は天気がさっぱり良くならずお勤めのRさんには気の毒でしたが、平日に雲早~高丸縦走をしたのですが、今回は15日の日曜日はまずまずのようです。Aさんと相談した末、雲早山登山口に8時半集合としました。

高城山とか雲早方面に行くときはRさんとは倉羅峠で待ち合わせをしているので、今回は最初は倉羅峠7時半集合と決めたのですが、途中でユキモチソウなども撮影したいので、少し早めに待ち合わせましょうということになりました。

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↑前評判通り、シロヤシオは裏年で去年みたいに真っ白に咲いている木はほとんどありませんでしたが、あまり咲いていても撮影が忙しくて困るので、私的にはこのぐらいでも十分楽しめました。

去年は堪能したので、こういう年もありということですかね。

と言っても、その前にいったん神山に下り、その後雲早トンネルへの道を登っていくのです。我が家からだと登山口に着くまでにも3度の山越えがあります(^^;)

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標高もかなり高いところに差し掛かると、新緑が目にも鮮やかです。

天気は去年より上々で、周囲の山も良く見えています。

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去年と同じ場所にユキモチソウが咲いていました。

ここのは葉に鋸歯があります。

この辺りだけでざっと10株がすぐに見つかりました。

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これもいつもこの辺で咲いているシコクハタザオ。

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車を停めた場所ではカマツカの花が咲き始めていました。

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↑雲早登山口には8時10分ごろの到着でした。

それまでにもずっと手前の駐車場にまずまずの車が駐車していましたし、雲早の登山口周辺も思ったより多くの車が駐車してありましたが、登山口から近い場所に何とか入れることができました。

いつも早いAさんですが、この日は私たちがかなり早く着いたので、その後Aさんが到着されました。やはり車が多かったので、駐車できるかどうか危惧されていたそうです。

しかし、登山口に駐車した車の方たちも、皆さん、シャクナゲ尾根方面に歩かれていく様子。

シャクナゲの時期はシャクナゲ尾根から登るのが主流になったようですね。

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Aさんを待っていた間も、登山口周辺を少し見て回ったのですが、新緑が素晴らしいです。

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ただし、ここ雲早はシカがかなり入っているので、下草がほぼなくなっています。15年前にここを訪れた私にとっては当時は夢の様に良い場所だったのですが、今では様変わりしてしまいました。

当時はイチリンソウやシコクスミレ、フデリンドウ、サイコクサバノオなどが咲き誇っていたのですが・・・

↑今では咲いているのはミヤマハコベぐらいです。

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登山口の鳥居は昔のままかなぁ?

2007年の雲押山の様子はこちらです。

ドライブでここまで来たという雰囲気の普通の格好をした若い男の子に「ここから登れるんですか?」と尋ねられたので、そうですよと答えたら、速足で登っていきました。

私たちも、Aさんの準備が整って登り始めたのは丁度8時半のことでした。

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以前は沢沿いに登っていたように思うのですが、最初から高巻きを少しして、沢の10mほど上をトラバースしていきます。

私は何しろここ10年ほどはシャクナゲ尾根からばかり登っていて、この登山口から登っていなかったので、この道を登るのはずいぶん久しぶりです。

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途中から沢伝いに登るようになりますが、この道はシカが入っているとはいえ、岩や木は青々と苔むしていて、雰囲気が良いのは変わりませんね。

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道の両側には、昔はこうではなかったと思うけど、今はトリカブトがびっしり群生しています。

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ようやくイチリンソウが咲いていました。

昔はイチリンソウもたくさん咲いていたんですけどね。

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サイコクサバノオも何とか1株発見です。

この前に皿ヶ嶺でうじゃうじゃ咲いているのを見ていたので、悲しくなります。

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シコクチャルメルソウも何とか1株だけ・・・・

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小さな沢を渡渉します。

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渡渉してすぐに、可憐なイチリンソウが一輪咲いていてほっとしました。

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皮をはぐとサロメチールの香りがあるミズメの木。

山登り再開してすぐに教えてもらった木で、懐かしいです。

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お辞儀をしているのはアオマムシグサでしょうか。

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そのすぐ後に、ミツバテンナンショウ。

これも以前来た時はたくさん見ていました。

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登っていると、汗が流れ落ちてきて、これは暑くなりそうだとその時は思ったのですが・・・・

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稜線が上に見えてきた頃、上から登山口で会った若い男の子が下りてきました。

どうやら道がわからなかったようです。

この辺りからは右に巻くように道がついているのですが、登山経験がないようでそのまま上へと斜面を登ったようです。Aさんが「昔なら、ササが斜面にびっしり生えていて登山道しか登れなかったので、道を間違えようもなかったんだけど」と・・・

確かに、下草もササもなくなった今は、どこでも登れる状態なので、山登りの経験がない人には道がよくわからないでしょうね。赤テープを教えてあげて、迷った時はこういう赤テープを辿っていくと良いということも言っておきます。

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花があまり咲いてないので、セントウソウも写します。

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稜線が近くなってくるとトラバース気味に歩くようになります。

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途中、分厚く苔むしたブナの幹にヤシャビシャクの株が見えましたが、花は咲いてなさそうです。

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ワチガイソウもそれでも数輪咲いています。

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シコクスミレも一輪だけ・・・・寂しい限りです。

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9時42分、例のパラボラアンテナ状の道標が見えてきました。

稜線まで登ってきましたね。

コメント

おはようございます。新緑がまぶしいですね。
珍しい花をたくさん見せて戴きました。
アオマムシグサ、ユキモチソウなど見たことありません。ミツバテナンショも初めて
ききました。

おみやさん、こんばんは。

アオマムシグサやミツバテンナンショウはそれほど珍しいものではないですが、
関東の山には自生しないということでしょうかね。
ユキモチソウは確かに珍しいかもしれないけど、四国の山ではそれほどでも
ないんですよ。

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