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2022-07-05

7年ぶりの大山三ノ沢から剣ヶ峰へ、その3、圧巻の花たち

ようやく急登ではあるものの、砂利でずるずると後ろずさりせざるを得ない道やブッシュの道から脱出したようでほっとしました。

何より、展望が素晴らしくて胸が躍ります。

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三ノ沢上部の崩壊斜面をバックに咲くイワカガミ。

花の写真を撮り始めたころから、こういう場所に咲く花たちがことのほか愛おしくてたまりません。

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振り向くと高度感が半端ないですね。

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上を見上げるともう花芽を上げているオオバギボウシとイワカガミのツーショット。

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あまりの急斜面なのと低いながらも植物が生い茂っているので、エントツ山さんとAさんの後ろ姿はザックしか見えません。

空は雲一つない紺碧の空。

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ようやく急登がこましになって、二人の姿が見えるようになりました。

バックの尖りは槍ヶ峰かな?

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それにしても、こんな荒々しい場所で咲いているというのに、三ノ沢のイワカガミはなんと花が大きくて花つきが良いんでしょう!!

何メートルもの積雪の下で冬を耐え忍んだからなんでしょうか。

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イワカガミに続いて今度はツガザクラが岩壁に咲いていました。

四国の銅山峰のツガザクラより花が大きいとエントツ山さんが言っています。

私は今年は銅山峰のツガザクラを見そびれてしまったのですが、赤石山系をメインのフィールドとされるエントツ山さんが仰るのだから間違いないですね。

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ジュニアさんも、この光景を逃すはずもなく、激写されてます。

こういう荒々しい風景をバックに咲く光景は四国ではもちろん見かけませんが、北アルプスでもなかなかお目にかかれません。

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見下ろせば、千尋の谷とはこのことでしょうか。

我ながらよく登ってきたものです。

7年前も谷を見下ろしてそう感じたことを思い出しました。

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上には二つの尖りが見えていて、向かって右が槍ヶ峰、左が三ノ峰のようです。

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東の方角を見ると山と山の狭間に何やら建物や道路も見えています。

あれはもしかして・・・・

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トリミングしてみるとやっぱり、4月末に歩いた鏡ヶ成周辺が見えているのでした。

あちらからも見えたのだから、逆もまた真なり、ですね。

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二本の白い筋は二ノ沢と、今歩いてきた三ノ沢です。

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崩壊中の岩壁をバックにジュニアさんの赤いウエアが、モデルとして最高ですね。

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ちょっと遠くに見えるのは剣ヶ峰かな?それとも天狗ヶ峰かな?

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まるで白いじゅうたんを広げたように咲いているツガザクラ。

7年前は訪問日は今回より遅かったけど、花はこれほど咲いてなかったと思いました。

今年は開花が早いんですね。

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途中でエントツ山さんが進路を東に取りました。

道は西へ向かうと思ったので、すれ違った方にお尋ねするとやっぱり西へ向かうのが本来の道のようです。

そんな訳で、私だけは西へと進みます。

エントツ山さんはどうやらメンバーにキリン峠方面を見せたかったようです。

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あの場所からキリン峠はご覧になれたのでしょうか?

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私の方は三ノ峰目指して、西へと登っていきます。

山肌はピンクのイワカガミにびっしり埋め尽くされていて、歩くだけでお花見ができます。

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エントツ山さんたちがようやく、こちらへと稜線を下られてきました。

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↑ツガザクラとイワカガミのお花畑を眺めながら歩を進めました。

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こんな道を歩きます。

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ツガザクラとダイセンクワガタのツーショット。

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岩と岩の隙間があって、横を通ると目がくらむような光景です。

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それでも反対側の山側はこんなお花畑なんですよ。

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Aさんも下から登ってこられました。

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槍ヶ峰がすぐそこに見えてきました。

ここまでくれば、三ノ峰もすぐです。

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