7年ぶりの大山三ノ沢から剣ヶ峰へ、その4、思いがけない心変わり
道からほんの5mほど上が稜線になっていて、そこにヤマオダマキが咲いているのが見えたので、駆け上がりました(ほんとはよっこらしょとですが)
あそこ迄登れば日本海が見えるはずだから、日本海をバックに咲くオダマキが撮れるはず・・・・でした。
↑一眼だとバックがぼけてしまうので、日本海がうまく映っていませんが、まぎれもなく日本海をバックに咲くオダマキでした。雲の下は日本海なのです。
縦画像だとロケーションが少しはわかっていただけるでしょうか。
下の登山道でいらっしゃるAさんにも声をかけて、二人で激写タイムでした。
こちらは天空の稜線で咲くダイセンクワガタ
そうこうするうちに、エントツ山さんとジュニアさんが槍ヶ峰の下を回り込んでやってこられました。
もう槍ヶ峰の上に登るのもやばそうなので、やめにされたそうです。
よく見るとその辺りにはヤマオダマキがいっぱいありましたので、それも撮影します。
稜線に咲く株は草丈がどれも15センチぐらいと小さいです。
普通は30センチ以上にはなる花なのですが・・・
強風が吹いたり、貧栄養であまり大きくなれないんでしょうかね。
5分ほども思う存分撮影したら、下の登山道に下りて今度こそ三ノ峰を目指しました。
すぐ下を登ってこられるエントツ山さん
歩きやすくなったとはいえ、石など落とそうものなら下にいる人が怪我をするので、細心の注意を払いながら登ります。
Aさんの行く手には三ノ峰の上で休憩されている人も見えてきました。
登るAさんとその後ろにびっしり咲いているイワカガミ
結構お気に入りの画像です。
三ノ峰はもうすぐそこになりましたが、左下に視線をやれば目もくらむような光景が・・・
前方には天狗ヶ峰からユートピア方面に派生している支尾根が見えてきました。
7年前は少しガスっていたのか、この尾根を見た記憶がありません。
↑の画像をぁトリミングすると、この尾根を歩いている2人の人が見えます。
ここは7年前はまだ歩けたようですが、今は崩落が進み相当やばいそうです。
後で見た時は、四つん這いで数sんでいましたから、もはや歩いて通過はできないようです。
最後の最後になって苔の中で咲いているコメバツガザクラが見えました。
雨が少なくて乾いているのか、それとも今年は花の咲くのがかなり早かったか、花はもう終盤でした。
11時丁度に、三ノ峰に到着しました。
ここからは剣ヶ峰に至る稜線がはっきりと見えています。
ほかの人が画像に入ってしまったので、もう一枚撮り直しました。
東を振り返れば。これは槍ヶ峰に立っている人が見えているようです。
ここはせいぜい定員1人か2人ですね。
時刻はまだ11時ですが、これからの稜線歩きに備えて、ここで軽く休憩しておきます。
事前の心づもりではここで待っているつもりだったのですが、この日は思ったよりたくさんの人が稜線を歩かれているようです。気のせいか、7年前より道が広く見えるような気がします。
そこへMさんも登ってこられたので、稜線の様子をお尋ねすると、7年前には一か所道幅が20センチほどの細い場所があったのが、広がっているそうです。あそこが広がっているなら歩けるかもしれないと思いました。
エントツ山さんに「どうするの?」と訊かれ、「行くことにします」と答えました。
7年前は天狗ヶ峰までしか行かなかったのが、心の隅でどこか引っかかってました。
剣ヶ峰には確かノビネチドリも咲いているらしいしね・・・・
↑剣ヶ峰までは直線距離にしたら三ノ峰から1キロもないぐらいです。
ズームすると剣ヶ峰でいる人もはっきり見えました。
おはようございます。
イワカガミ・オダマキが沢山見られましたね。剣ヶ峰怖そうな登山道でしたね。
投稿: | 2022-07-06 05:15
おみやさん、こんにちは。
この場所は誰でもが生ける道ではないのですが、それだけに花も眺めも素晴らしいです。
イワカガミはこれだけ群生する場所はほかには知りません。
オダマキもあちこちで無造作に咲いていました。
この次の記事ではダイセンキスミレも出てきますよ。
投稿: keitann | 2022-07-07 16:58