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2022-07-07

7年ぶりの大山三ノ沢から剣ヶ峰へ、その5、いよいよ稜線歩きへ

というわけで、11時11分、いよいよ剣ヶ峰を目指して出発しました。

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↑エントツ山さんを先頭にアカリプタさん、ジュニアさん、私という順番です。

前に人が入った画像が撮れるので、私としては最高の位置に着くことができてラッキーです。

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思ったほど怖くはないです。

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7年前にはこの稜線にはまだ咲いてなかったダイセンキスミレがガラガラの岩の間で咲いていて、すごく嬉しかったです。

私としては13年前の山行となりますが、白馬~雪倉~朝日と歩いた中で雪倉岳で咲いていたクモマスミレが強烈な印象が残っているのですが、そのクモマスミレと同じような咲きっぷりだったのです。

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↑これが雪倉岳で眺めたクモマスミレです。

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↑こちらは大山の天狗ヶ峰へのやばい稜線で咲いているダイセンキスミレ。

よくもまぁ、こんな石クズの中で咲いていますね。

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多少のアップダウンはありますが、行きは何と言っても登りになります。

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目の前に、ユートピアからの支尾根を登ってくる男性が見えました。

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たぶん、ここは経って登れないほどのやばいところなんでしょう、手をついて登ってます。

7年前にYさんにここを歩く?と誘われましたが、お断りしたことがありましたが・・・

今では到底歩けないところになってしまったようです。

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振り返ると、Aさんはまだダイセンキスミレのところで粘っているようです。

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一方、私の前にはツガザクラが出てきました。

このやばい稜線で咲いていたツガザクラは後にも先にもここだけでした。

こういう場所で咲く花に限って、とてつもなく美しく見えますよね。

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↑ジュニアさんと左に見えるのは剣ヶ峰。

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エントツ山さんがやばいところに差し掛かったようです。

7年前に、一か所だけ幅が20センチほどの場所があって、そこだけはちょっと怖かったのです。

その難所が広がっているからと聞いたので、歩く気になりましたが、さて?

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左下を見ると、やっぱり7年前同様切れ落ちていますが、足を置く場所が少し広くなっていて、今回は怖いと思わずに済みました。

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難所を乗り切ると、あとは天狗ヶ峰へと一気に登ります。

お二人の右手には日本海も見えて、これぞ絶景・・・

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天狗ヶ峰には11時22分に着きました。

ヘルメットをかぶった男性が休憩されてますが、ユートピアから来られたのかしらん??

この日はメットをかぶった方も何人かお見かけしました。

今では、槍周辺もメット着用を推奨してますね。

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振り返れば槍ヶ峰から歩いてきた稜線の道

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前方には今から向かう剣ヶ峰

エントツ山さんはもう剣ヶ峰に向かって歩き出されています。

ここからは私としては初めての道。

そうです、7年前は天狗ヶ峰までしか来てないのでした。

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天狗ヶ峰からちょっと歩いたところに、オダマキが咲いていました。

これも草丈は15センチほどで、花も1輪だけ。

全体に比較して花が異様に大きく、高山植物の趣ですね。

ヤマオダマキそのものは、南アルプスの山麓などでよく見かけますが、草丈も50センチほどあって特に高山植物という雰囲気はない植物なんですが、この場所ではこういう姿で咲かざるを得ないのでしょう。

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直ぐ横ではイワカガミも咲いていて、その下は落ちたらアウトの深い谷です。

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私とAさんが撮影している間に、ジュニアさんはかなり前方を歩かれていますが、ここがまた難所のようです。

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エントツ山さんはすでに右側が草つきになっている場所を通過中です。

草つきだとちょっとだけ気が抜けます。

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向こうからすれ違う人たちがやってきました。

すれ違いの場所もよく考えて待機しないと、場所によっては到底すれ違えない場所も多々あります。

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足元を見ると、こんなところにもダイセンキスミレが・・・・

エントツ山さんはきっと気付いてないんでしょうね。

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何も知らずに、前を歩かれるエントツ山さんとジュニアさん

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右は草つきと言ったって、左はこんな感じですから・・・・

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剣ヶ峰まであと半分という頃、右手にサンカヨウが咲いているのが見えました。

と言っても、稜線のすぐ横ではなく、3mほど下です。

私は望遠でズームして撮影したのですが・・・・・

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Aさんはあっという間に下に降りて、ちゃんと花の正面から撮影されています。

後ろには小さな残雪。

サンカヨウは雪が解けた後に、いち早く咲く花なのです。

それにしてもAさん、手術してまだ間がないとはとても思えません。(^^;)

エントツ山さんとジュニアさんはサンカヨウにも気づかれてないようだったので、後ろで大きな声でお知らせしたのですが、やっぱり見てなかったようですね(^^;)

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コメント

天狗が峰手前の稜線は数年前に比べると広くなってます。数年前同行した方がここから落ちました・・・無事でしたが、かなりびっくりしました。私も今は道になっているサンカヨウのところが以前は道がなくて、写真を撮りに行って滑り落ちました。その時は大きな雪渓が残っていて、もし落ちてもそこで止まりそう、と思って下りたら、思ってた通り落ちました・・・行くたびに道が変わってますが、好きなところなので気を付けていきたいと思います。
ユートピア側からは登りは大丈夫です。

どんぐりさん、こんばんは。

やはり天狗ヶ峰の手前は広くなっていましたか。
7年前は一か所、極端に狭いところがありましたよね。


ええ??あそこから落ちた方がいらっしゃるんですか??
よくまぁ御無事で・・・そういう私も大学時代に荒沢岳という痩せ尾根の山の
痩せ尾根で転落したのですが、木の枝にキスリングが引っかかって、すぐに止まり
ケガも全くしませんでしたが、後ろにいた人は相当びっくりしたらしいです。
あっという間ですから、どうしようもないのです。
サンカヨウのところだって、無理したら下りられますが、サンカヨウは春にいっぱい
見たので、私はもう下りるまでもないと思いました。
雪渓は今年はほんとに小さかったですね。

ユートピアからも登りは大丈夫なんですか・・・
でも、私はもうあそこの稜線を歩くことはないと思います。
行きたいのはやっぱり北アルプスですね。

おはようございます。スミレはこちらでは絶対と言っていいくらい見ることはできません。
美ヶ原で見たことがありますが何十年も前のことです。

おみやさん、こんばんは。

そちらで絶対にご覧になれないスミレというのはキスミレのことでしょうか?
関東だと、ちょっと高い山に登らないと無理なのかもしれませんね。
北アルプスだとクモマスミレとかキバナノコマノツメが良く咲いてますけどね。

四国では東赤石山という山で6月にキバナノコマノツメを見ましたよ。
沢山咲いてました。

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