庭の四季を綴る

シュウメイギクは私の庭では最古参の山野草かも知れません。

それより以前から勝手に生えていたミズヒキなどもありますが、それは私が植えたのではないので、私が植えた一番古い山野草というのが正しいかも知れません。

20年ほど前に主人の叔母にいただいた株です。

植え場所も変えたりしながら、この20年間、毎年、花を見せてくれます。

数年前に、どこかで買い求めてきたハマトラノオの花が数年ぶりで咲き始めました。

親株は多分消えたのですが、こぼれ種からの苗が数株育っていました。

でも、去年も咲いてくれず、発芽から３年目ぐらいの開花だと思います。

先日の九州行きで、阿蘇のやまなみハイウエイを走っていたら、「山野草とお食事」という看板が見えました。

立ち寄ってみたところ、カリガネソウのもうすぐ咲きそうな鉢植えがたくさん置いてあったので、買って帰りました。あれから一週間たって、蕾だった花が咲き始めています。

この前から花芽が上がっていたサギソウが、今朝、咲きました。

何度見ても、綺麗な花ですね。

去年はフウチソウがとても綺麗に繁っていたのでした。

ところが、今年は、置き場所が悪かったか、直射日光に当ててしまって、油断していたら葉が焼けてしまいました。

我が家の畑に5年ほど前からはびこっているキンミズヒキが、今年はずいぶん遅く、今頃になって咲き始めています。早い年だと、ミズヒキもキンミズヒキも7月から花を見ることもありますが、本来は今頃咲くものでしょうかね。

山歩きをしていると8月にあちこちで見かけるせいで、どうもその頃の花というイメージを持ってしまっています。

なぜかしら、去年から、庭にダンドボロギクが咲くようになりました。

二年ほど前、花友達からの鉢にくっついてきたか、ゲンノショウコが芽生えました。

最初は何かわからず、ゲラニウムの仲間かな～？と思っていたのです。ところが白い小さな花が咲いて、ゲンノショウコだったとわかりました。ゲンノショウコもゲラニウムの一種なので、私が植えた覚えがないものは、花が咲いてみないと正体がわからないということがよくわります。

去年の記事はこちらです。

そして、こちらが昨日咲いていたゲンノショウコ。

秋になったら咲き始めるツル性の花が3種類、それぞれ花芽をつけてきました。

一種類目はタカネハンショウヅルです。

シオンは山野草に入れるべきか園芸種に入れるべきか、迷いました。

山で自生のシオンはまだ見たことがないのですが、私の図鑑には九州などにまれに野生のシオンがあると書いてあったので、一応、山野草にしました。