« 高知花紀行、その6、サネカズラとツワブキ | メイン | 高知花紀行、その8、ツメレンゲ »

2007-12-21

高知花紀行その7、自生のサザンカなど

通り抜けてきた大堂トンネルを再び通り抜け、R321へと向かいます。

綺麗な道ですが、観光客などはほとんど通りません。海岸ですから、メインはやはり夏場ということなんでしょうね。

Nさんがサザンカらしい白い花が見えたというので、またまた車をとめます。

Pc130725_2

白いサザンカの木が3,4株見えています。しかし、道沿いにあるので、もしかしたら自生種のサザンカを植栽してあるという可能性もあります。

Pc130728 ツヤツヤとした葉っぱはいかにも海岸に自生する植物と言う感じですね。

後方で黄色くぼけているのは勿論ツワブキです。

実はこの自生のサザンカについて確かめたいことがありました。

というのはうちの庭に昔から植わっているサザンカがあるのですが、このサザンカが自生のサザンカによく似ているのです。

Pc140935 こちらが我が家のサザンカです。サザンカは品種がすごく多いそうで、厳密には野生のサザンカではないかもしれませんが、それでも、我が家の庭のサザンカが自生種のものに近いと言うのがわかって嬉しかったです。

庭のサザンカは恐らく庭が作られた頃に植えられたもので、庭は造られてから100年ほど経っていると思うのです。

赤やピンクのサザンカはよく見かけますが、一重の真っ白な花はなんとも上品で、以前からお気に入りだったのですが、これが野生のサザンカと同じ品種かもしれないと思うと、一層、大事な木になりそうです。

Pc130729 高知で見たサザンカの株元には真っ赤に紅葉したフユイチゴの葉っぱがありました。

やはり南国だからか、フユイチゴの実はあまり見かけませんでしたが、熟するのも、香川よりは遅いのだと思います。

Pc130734 車道沿いにはゴンズイの実もありました。

ゴンズイは香川の里山にもあるのですが、今年の秋はまぜか真っ赤な実に出会えませんでした。

ミツバウツギ科の木本で、あまり役には立たない木とあります。

実際、実がなっているとき以外は、ほとんど目立たない木らしくて、私は花はまだ見たことがないです。しかし、実となると、ずいぶん派手な実で、これは否応なく目にとまります。

Pc130735 ゴンズイの直ぐそばには、ツル性植物のムベの葉が見えています。

そして良く見ると実もまだなっているのでした。

実の好きなTさんとNさんはムベの実がどうしても採れないところにあるので、ひどく残念がっていました。(^。^;)

Pc130738 往路で見かけた赤い実も確かこの辺りだったはずと思って、道沿いをしばらく歩きます。

遠目にはてっきりサネカズラだと思っていたら、近づくとサルトリイバラだったのです。

Pc130741 それにしてもこのサルトリイバラもずいぶん実の付き方がいいですね。

サルトリイバラの実はさすがに食べられませんが、赤くてとても美味しそうに見えます。

香川でも山に登るとよく見かけますが、さすがに車道沿いでこんなに見かけることはないです。

サネカズラと言い、サルトリイバラといい、オオイタビといい、高知にはツル性植物が多く、しかも豪勢な実がついていると私が思ったのも、おわかりいただけると思います。

Pc130749marubahujibakama 木の実もたっぷりと見られたことだし、満足して車に引返す途中で、こんな花を見つけました。

白い花で我が家の庭に植えているユーパトリウム・チョコレートの花とそっくりです。しかし、葉っぱは銅葉ではありません。

Pc130747 もしユーパトリウムの仲間だとしたら、フジバカマの仲間ということですから、帰って調べればわかるはずです。

名前のわからない花はとにかく何枚も撮影するに限りますので、葉っぱの写真、全体の姿など撮影します。葉っぱには切れ込みがありません。

帰宅して山渓ハンディ図鑑で調べたらやはりフジバカマと同じページに載っていました。マルバフジバカマという帰化植物です。

北アメリカ原産の多年草で昭和初期に箱根で初めて見つかり、その後は各地に広まっているとありました。しかし、私はこれが初見です。

もし、自宅にユーパトリウム・チョコレートを植えていなかったら、何の花か調べるのに手間取ったかも知れませんね。

因みに私のもう一つのブログ、「庭の式を綴る」のブログではこの記事で紹介しています。しかし我が家の花は11月末で終わってしまいましたが、さすがに南国高知です。まだ綺麗に咲いていますね。

さて、そんな具合で、たっぷりと野草を観察した大堂海岸付近とはこれでお別れです。時刻はすでに13時50分ですが、まだカツオのタタキにはありつけません(^。^;)

コメント

ケイさん
こんにちは。
やっぱし、ケイさんの行動力やブログから伝わるパワーの原点は「ヤマ好き」なんだろうか。
でね、触発されるってのは良いことですね。
ボクはもう、ケイさんとこを読むたびにコーフンしちゃいます。

この写真のサザンカって、自然種(原種)なんだろか、サザンカって自然種があるんだろか・・・だとしたら、実が成るよね(^^)(^^)(^^)
富士の裾野を歩いていると、時々ハッとするような赤い実が現れます。
富士山の場合は確定しています「マムシグサ」。

マルバフジバカマでしたか。
初見です。考えたら今回一日で物凄くたくさん見たんですよね。それも初見のが沢山。わくわくしましたよ。
帰化植物図鑑お持ちですか?じゃなかったらフジバカマ検索からはいりました?
毎日PCあけるのを楽しみにしています。

山渓反し図鑑?帰化植物も混在?
平凡社の日本の野生植物Ⅲには掲載されていないんですよ。

あゆさん、こんばんは。
私の行動力といっても、日帰りで高知の最西端に行っただけですから、そんなすごいことじゃないですよ。
無人島に何日も泊り込みで行くとなれば、それはすごいと思いますけどね。
朝の早発ちも山登りしていると普通のことだし、ただただ、いろいろなところに行って、見たことのない植物を見てみたい、それだけなんですよ。
サザンカは日本原産の常緑小高木だそうで、四国のほかに九州や南西諸島などでも自生しているそうですよ。
足摺岬付近はヤブツバキが有名で、私もそれは前から知っていたけど、サザンカが自生していると言うのはつい最近知ったばかりでした。
お茶の木なども高知では自生しているのを見たことがありますよ。山チャと言うらしいですね。サザンカの実は私はみたことないですけど、実るそうですよ。
「ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、ツバキ、サザンカ、チャは温帯に適応した珍しい種であり、日本は自生地としては北限である。」wikipediaからの引用です(^。^;)

流れ星さん、こんばんは。
実は帰宅してから山渓ハンディ図鑑の「野に咲く花」、「レッドデータプランツ」など植物関係の本をごそっと買い込んだのです。いただきものに、図書カードをたくさんいただいたもので・・(^。^;)「日本のノギク」も欲しかったのですが、置いてなくて・・。
で、「野に咲く花」のフジバカマを索引で引き、そのページを見たら、すぐ下にマルバフジバカマが載ってました。一発です。
「山に咲く花」だけは7年前から持っていたんですが、その後改定されたみたいですね。見やすくなっているようです。私は、だいたい、一冊の図鑑をぼろぼろになるまで使うので、装丁の悪い本だと、直ぐにばらばらになるんです。でも、山渓ハンディ図鑑だけは作りがしっかりしてて、今もちゃんとしてますよ。
平凡社は百科事典は持ってますけど、植物関係は持ってないです。
子供の頃、百科事典を眺めて過ごしましたけど・・(^。^;)

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ