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2014-04-09

エヒメアヤメのお花見で2座周回、その1、アプローチ

4月の第1週末はどこかに登りましょうと、山友達のRさんと話していました。

週末のお天気はイマイチのようですが、6日の日曜日は何とか天気も回復しそうな感じです。

花もそろそろ咲いていることだろうし、行先は皿ヶ嶺、豊受山、梶ヶ森などいくつか候補に上がりました。3月にご一緒したMさんの奥様のPさんにも連絡したところ、Pさんも日曜日ならOKとのことで、女3人でかしましく登れそうです。

前日の天気予報では6日は最高気温も10℃ちょっとのこと。高山だと猶更厳しいでしょうね。そこで、この時期エヒメアヤメとイヨスミレの咲いていそうな腰折山も候補の一つとして考えました。腰折山は瀬戸内海沿いの標高200m程度の低山なので、最悪、傘を差してでも登れるからです。

Pさんとの待ち合わせ場所は豊浜SAなので、前夜は行先は決定せず、条件が良ければ高山も視野に入れようということで、一応アイゼンやガスコンロも用意して集合することにしました。

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↑はコバノミツバツツジのピンクを背景に撮影してみたエヒメアヤメです。

草丈10センチ程度の小さなアヤメです。

エヒメアヤメを見るのはこれが初めてではなくて、2010年4月に九州にドライブに行った際、由布岳の山すそで幸運にも見たことがあり、その時の記録はこちらです。しかしながら、四国の山に咲くエヒメアヤメもやはり見ておきたいものです。何しろエヒメアヤメという名がついているぐらいですから・・・。

当日は、朝6時にまず、いつもの場所で高松から来られるRさんと私が集合します。その後Rさんの車でPさんが待つ豊浜SAへ。予定通り、6時半には3人の顔が揃いました。それにしても豊浜SAで待ち合わせできるなんて便利ですね。これからは府中PAなどの待ち合わせも検討してみる価値ありですね。

前夜に腰折山の地図などの情報をPさんがわざわざカラーコピーしてくださっていて、ありがたかったです。高山に登る考えはこの時点で、きれいさっぱりなくなりました(^_^;

実際、新居浜付近から眺める法皇山系は霧氷で真っ白で、5日に降った雨が山ではかなり積もったようです。これでは、里山に登るほうが、安全で快適ですね。

P4066144
高速沿いはどこも桜が見事で、中にはちらほらと桜の下にミツバツツジも見えています。車で走るだけでお花見ができて、この季節ならではですね。

↑石鎚SAでもあまりの桜の見事さに、車を停めてしまいました。

腰折山のある北条には松山インターで下りるよりも今治から行ったほうが一本道でわかりやすいということで、小松ジャンクションから今治方面へと向かいます。今治には10年以上も行ったことがなく、どこまで高速が伸びているのか知らなかったのですが、今治湯ノ浦インターまでしか高速はついていませんでした。距離にするとわずか13kmです。

後は瀬戸内海沿いに国道196号を西へと走ります。

この日は春の交通安全週間が始まったばかりとあって、あちこちでパトカーを見かけました。

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8時過ぎには腰折山から近い道の駅ふわりに到着です。

恐らく8時オープンでしょうから良い時刻に到着したものです。

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ここで、お昼ご飯を調達するつもりだったのですが、美味しそうな鯛めしを売っていて3人とも早速getします。それだけでなく3人とも主婦の本性が出てしまい、Rさんは伊予かんをPさんは美味しそうなタケノコとフキを、私もワラビやタラの芽など買ってしまいました。まるで買い出しドライブです(^_^;

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Pさんが言っていた通り「鎌大師」という標識のところを左折してしばらくすると車窓から腰折山が見えてきました。

尾根伝いに連なる山が恵良山のようです。

鎌大師と思われるお寺まで車で入りましたが、その先が車では行けそうもないので、少し引き返して池の土手の邪魔にならないところに駐車します。

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車を駐車した近くでマメグンバイナズナが1株咲いていたので撮影します。

これは帰化植物ですが、普通のナズナより花が可愛いです。

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車を駐車した場所から眺める腰折山方面です。

P4066159鎌大師のすぐ近くの↑のような説明板が立っています。

道は左に行っても右に行ってもエヒメアヤメ自生地に生けるようなのですが、恵良山にも行こうということで、ここは左側つまり西側の道を辿ることにします。

Rさん、Pさん、お二人とも歩く気満々とお見受けしました。(^_^;

P4066161↑イヨスミレの解説です。

今までゲンジスミレ=イヨスミレと思っていたのですがゲンジスミレには大陸系統のものと朝鮮半島系統ものがあるんですね。

イヨスミレは朝鮮半島系統のゲンジスミレということらしいです。

それにしても昭和56年の山火事でイヨスミレが再び発見されたとは初めて知りました。

植物の世界はやっぱり奥が深いです。

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