6年ぶりにイズモコバイモを見に行く、その3、登山口からいろいろな花が
結局、途中で3度の寄り道をしたので、飯谷登山口に着いたのは9時7分のことでした。
過去2回の大江高山訪問は飯谷側から登っているのですが、今回も飯谷から登り山田へ下山する予定です。飯谷からの登山道はものずごい急登なのですが、山頂まで早く行けるのと、急登を下るのも気が進まないので、今回も登りに使いました。
今までは登山口すぐ近くに駐車場所があったのですが、今回は工事中なのか大きなトラックがとまっていたので、路肩の広い場所に駐車しました。
準備が終わって、歩き始めたのは9時20分でした。
過去2回の登りでは、登山口に至るまでにあちこちで花を見ては車を停めるのを繰り返したので、登山口出発が11時過ぎになっていました。
今回は2時間も早いので、今年こそは早目に下山できそうと、このときは思ったのですが、これは甘い考えでした(^_^;
飯谷バス停すぐ近くが登山口になっています。
Eさんが登山口にある看板を眺めていますが…・こんな看板は以前はなかったですね。
看板にはギフチョウやイズモコバイモ、ミスミソウも写真付きで紹介されていて、町おこし?の一環として宣伝されているのかもしれません。
この登山口の標高も書いてあって、ここは標高251mです。
山頂は808mですから、今から標高差550mを登るわけです。
登山口からの眺めのほうは8年前や6年前とちっとも変わりません。
良い山ですね。
因みに2011年の記録はこちら、2009年尾記録はこちらです。
いつもはこの桜の木の下が路肩が広いので、ここに駐車していましたが、先ほどまで大きなトラックが停まっていたので、ここには駐車しなかったのです。
のどかな景色を楽しみながら、大江高山に向かって歩いていきます。
歩きだしてすぐに、一段高い畦のような場所にイチリンソウが咲いていました。
以前は咲いてなかったと思うけど、時期が少し違うので咲いてなかっただけかな?
タチツボスミレもいっぱい咲いてるけど、タチツボスミレは今年に入って何度か見てるのですぐには撮影せずに通過していたら、オオタチツボスミレが出てきたのでこれは撮影しないわけにはいきません。
豪雪地帯に多いスミレで花も葉もタチツボスミレより大きいです。
距が白いのも特徴で、いろいろな特徴からすぐに同定できるスミレです。
雪のあまり積もらない四国では見たことがなく、毎年、伯州山など岡山の山で見ていますが、今年は島根での初見となりました。
これはオオバタネツケバナ?
普通に見かけるタネツケバナに比べるとかなり大きいです。
頂小葉が大きいことからも区別できます。
食用になるそうで、今度見かけたら少し採取してきたいですね。
ウマノアシガタもこの辺りでは普通に咲いているんですね。
香川の山裾では咲く場所は少なくなっていると思います。
道路の上に咲いているヤマザクラもちょうど見ごろです。
イズモコバイモのお花見は、ちょうど桜のお花見にもなります。
えらく大型のがっしりした花が出てきました。
画像で見たことがあるオカオグルマのようですね。
ここ大江高山で見たのは初めてですが、この日見たのはここだけでした。
最終民家の横を通っていると菜の花の黄色に桜のピンクが見えて、まさに春爛漫の彩りでした。
ウマノアシガタの花弁が強い日差しにピカピカと輝いています。
木陰になった場所ではカテンソウやカキドオシが咲いていました。
この辺りは四国の山裾と変わらないのですが・・・・
真っ青なヤマエンゴサクが出てきました。
この真っ青なヤマエンゴサクは四国では見られないものです。
ヤマルリソウも島根のものは真っ青ですね。
やや淡い紫色のヤマエンゴサクとオオイヌノフグリのブルーのツーショットも良い感じです。
こちらはミヤマカタバミとヤマエンゴサクのツーショットです。
車道歩きでもすでにいろいろな花を見ることができてルンルンですね。
そろそろ鳥居が出てきて、神社も近いようです。
登山道は神社裏手からついています。
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