うんと久しぶりの山、西門山へ、その2、山頂へ
道標を右に進んでからも、記憶がさっぱり蘇ってきません。
PさんやRさんもかなり以前に登っているそうですが、西門山の記憶が飛んでいるそうです。
そういう私も先ほどの白花アケボノツツジの場所まで来たのは記憶に残っているのですが、それ以後の道が記憶にないので、これは山頂を踏んでないのかも・・・
自然林の山にはいろいろな木々があって、行く手に見覚えのあるアオハダの木が見えてきました。
アオハダと言えば、秋の真っ赤な果実が可愛くていちばん最初に覚えたのは稲叢山でしたから、西門山に会っても不思議ではないですね。秋の果実は目立つので何度も撮影してますが、実はアオハダの花を見たことがありません。すると、アオハダの木の辺りに白い花が咲いてるではないですか。これだ・・・そう思って何とか撮影してきた花を、ついさっきモニターで確認していたら、全然違います。
↑なんとコミネカエデの花をアオハダの花と間違って撮影していました。
でもアオハダの木はこの近くで見ていますから、近くでコミネカエデの花がたくさん咲いていたので、ついアオハダの花と思い込んでしまったようです。アオハダの花はまた宿題で残ってしまいました。
ほかにもヒメシャラの木やシロモジも多いです。
ヒメシャラやナツツバキは今頃が花期かと思うのですが、残念ながら花は見られませんでした。
しばらくして、オオヤマレンゲの木がもう1株ありました。
これは花つきがあまりよくなくて、咲いていたのは一輪だけ。
相当プラス補正しています。
今度はなんともすごい樹形のゴヨウツツジ??
ドウダンだけは木はかなり見かけましたが、今年は裏年なのか、花がほとんど咲いていません。
大きな木の株もとで、バイケイソウの小群落。
花はまだ蕾です。
そのうちに大きな岩場にケイビアヤメが着いている場所にやってきました。
ん?
この岩と岩の間をすり抜けて登っていくのは何となく記憶にあるような?
PさんやRさんも「ここは記憶にある」と口々に言っています。
後で自宅に帰って自分のブログで「西門山」で検索かけたら、なんと二度も登ってました。
最初は2005年4月のことで、記録はこちら。
この時は山頂で写真を撮らなかったらしく、ほかの画像もパソコンが壊れた際に消えたので、ブログにアップした以外はもう残っていません。
次に登ったのは2007年6月でこの時は西門山のオオヤマレンゲも見ていました。
この後2010年に白花のアケボノを見に行ってますが、この時は山頂まではいかなかったようです。
山頂を二度も踏んでいるのに、そのことは忘れ、白花アケボノを見たことしか覚えてないとは、私の頭の程度もお粗末ですね。
岩と岩の谷間は足を滑らせるとやばいので、慎重にゆっくりと登ります。
やっとやり過ごしたかと思うと・・・
今度はこんな木の根っこ道を下ります。
折角登ったのに・・・
その直後、私の携帯に友人から電話が入ったので、二人には先に行ってもらいました。
携帯ではなしているうちに、後ろからIさんご夫婦が来られたので、そのあとはIさんたちと話しながら歩きます。
ギンリョウソウはその後も、あちこちで、ちらほらと咲いていました。
Iさんに教えていただいたブナに着生していヤシャビシャク。
花はとっくに終わっていて、果実もかなり大きくなっているようです。
Iさんご夫婦は5月末にも西門山に来られたそうですが、そのときはシャクナゲが見事だったそうです。
そういわれてみると、登山道の後半はシャクナゲが多く、しかも咲き跡をつけてシャクナゲが多かったです。西門山は意外と隠れた花の名山なのかも・・・
山頂が近付いてくると、ほとんどアップダウンのない平坦な道で助かりました。
目の前にツリバナの花?
と思いましたが、花はもう終わっていて,ガクだったようです。
ツリバナの辺りを過ぎると、Pさんの「ヤッホー」と言う声が聞こえてきました。
どうやら山頂ももうすぐのようです。
山頂直前とは思えないほとんど傾斜のない道を歩いたところで、山頂に到着しました。
山頂着は10時56分です。
途中で下山されている2組の方にお会いしましたが、この時は山頂はどなたもおらず、貸し切りでした。
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