沢沿いの道を歩いていると、先ほどから何か飛んでいるようです。
春先にはいろいろなチョウが飛び始めますが、この日3月5日は折しも啓蟄でした。
そして、このとき飛んでいたのはテングチョウでした。地味なチョウですが、毎年、春一番で見かけるのはこのテングチョウが多いですね。
しばらく様子を見ていたら、近くでとまってくれたようです。
去年の春は野草の開花がずいぶん遅かったのですが、今年はまずまず順調に咲いているようです。
先月下旬から日帰り旅行に出かけたり、花友達のお宅に出かけたり、そうこうするうちに息子が帰省してくるわ、我が家の花の植え替えもしなければなどと、野の花が気になりつつも野に行けない状態でした。
今日は朝から青空が広がり、時間もなんとか都合がついたので、それとばかり出かけてきました。
取りあえず、高速に乗ってから行先を決めます。フクジュソウもそろそろ咲いていると思うのですが、去年、高知ドライブで見つけたセリバオウレンなら間違いなく咲いているでしょうから、まずはそちらを目指しました。
咲いてましたよ。
アオモジの花を初めて見たのは2005年のことでした。
最初に見たのは徳島の山中でのことで、何という木なのかわからなかったのです。
その頃は、ネット検索をしても、数十件しかヒットしなかったと思います。今から思えば、アオモジそのものがまだあまり知られてない樹木だったと同時に、ネットそのものが充分に普及してなくて、アオモジについて書かれたHPやブログも少なかったですね。
今年は寒さが殊の外厳しいのと、雑用もあったりで、なかなかアオモジの偵察に行けませんでした。
そんな中、2月末頃は小豆島に日帰りハイクで行く予定があったため、2月最後の週末は天気が良かったにもかかわらず、山行の予定を入れませんでした。しかし、そういう時に限って朝から青空が広がりました。
庭仕事や家事も片付けて午後からアオモジの偵察に行ったのは23日のことでした。
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