冬の石鎚へ、その5、二ノ鎖小屋
なんとも素晴らしい眺めに、立ち止まってゆっくり撮影を楽しみたいところですが、逆に石鎚の姿を目の当たりに見てしまったことで、山頂に立ちたい気持ちがふつふつと湧いてきました。私は決してピークハンターではないと思っていますし、どちらかと言う歩きの過程を楽しむタイプですが、このときの気持ちはちょっと今まで感じたことのない気持ちでした。
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なんとも素晴らしい眺めに、立ち止まってゆっくり撮影を楽しみたいところですが、逆に石鎚の姿を目の当たりに見てしまったことで、山頂に立ちたい気持ちがふつふつと湧いてきました。私は決してピークハンターではないと思っていますし、どちらかと言う歩きの過程を楽しむタイプですが、このときの気持ちはちょっと今まで感じたことのない気持ちでした。
前社ヶ森に着く前に単独の男性とすれ違いました。まだ若い方ですが、もう下山されてるのかと思ったら、夜明峠より前で引き返されたそうです。「自信がないので」と仰っていましたが、体調でも悪かったのでしょうか。こんな素晴らしい天候なのに、引き返すのは残念ですが、山での判断はその日の体調、天候、装備・・・いろいろなものに左右されます。
成就社を出発したのが10時10分です。ここからはいよいよ本格的な山道になります。一旦、緩い勾配の坂道を下っていきます。「これを帰りには登り返すんだから勿体無いね」とTさん。
でも、緩やかな坂道なので、このぐらいならたいしたことはないでしょう。
ロープウエイで下の駅から上の山頂駅までは7分ほどかかります。
駅に着くと、素晴らしい眺めが広がっていますが、その前にまずはアイゼンを着けなければいけません。駅には「成就社付近は凍っているのでアイゼン使用のこと」とあります。
駅舎の中で、アイゼンをつけるのですが、久しぶりに着けるので、ちょっともたもたしてしまいました。
去年の暮れは12月12日に天狗塚に登った後、年末の大掃除やらお正月を迎える準備などのため、山歩きは自粛していました。
6日に実家近くの里山を今まで歩いたことのないコースから2~3時間で歩いてきましたが、これが今年初の足慣らしみたいなものでしょうか。その後、山友達のTさんから連休初日の8日にどこかに登りませんかと言うお誘いがありました。
もちろん、今年初の山らしい山に登りたいと思っていたところなので、すぐにOKです。行き先は最初は三嶺なども候補に挙がりましたが、この冬はどの山も雪が多いらしいので、手軽に雪が楽しめる寒風山か伊予富士にでも、ということになりました。高松の山友達reikoさんもお誘いしたのですが、都合で8日は無理みたいです。そんなわけで8日は私たち二人だけでとりあえず桑瀬峠まで登り、その後はトレースなどの状況を見て、寒風山か伊予富士にでも登りましょうという手はずになりました。
県境の山にはクロモジも多いですが、沢筋に多いのがアブラチャンの木です。
野草を見始めて日が浅かった頃、クロモジ、シロモジ、アブラチャン、ダンコウバイの区別がつかずに困ったのも今は懐かしい思い出です。
このクスノキ科の花たちはどれも愛らしい花芽をしています。
お正月の散策で毎回楽しみにしているのが、ユキワリイチゲの状態です。早いときはすでに咲いているときがあったり、もうちょっとで開花というときもあります。
でも、今回はなんとなく花が遅いのではないのかな?という気持ちがありました。というのは、我が家の水仙やツバキなども今年は花が遅れ気味なのです。早春の花といっても、根っこなどは猛暑や旱魃でやはりダメージが大きいのでしょう。
年末から帰省している娘夫婦の予定がよくわからないので、こちらの予定もなかなか立てられないでいましたが、今日は娘たちも朝から出かけていて夕食もいらないというので、絶好の散策日和となりました。
天気だけが気がかりでしたが、曇りとなっているものの、薄日も射しているし風もありません。大晦日に降った雪が県境方面ではかなり積もっていそうなので、装備だけはしっかりと整えて出かけます。といっても、毛糸の帽子と手袋、ダウンジャケット、それにきちんとした登山靴に登山用の純毛の靴下だけですが・・。
300ml入りのポットにコーヒーを詰め、行動食一式と元日のお茶菓子の残りのイチゴ大福を詰めたらさぁ、出発です。
年末からの寒波到来で、今年は冬らしいきりっとした寒さの中、新年を迎えました。
思い起こせば、結婚当初の頃はお正月といえば、洗濯物を干す手がかじかむほど寒いのが当たり前でしたが、ここ数年、暖冬のお正月が多かったようです。私としては、少々寒いぐらいが身が引き締まって、お正月らしくて好きです。
12月は山に登ったのは前半まででした。後半はぼつぼつと大掃除などをこなしていったので、山歩きはしていません。
主婦なのでそれで良いと思っています。
12月上旬は香川の山仲間と、実家に近い里山を初めて歩いたのですが、予想していたよりもはるかに瀬戸内海の眺めが素晴らしく、感動すら覚えました。
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