9月~10月の散策から、16年ぶりに見たツクバネの果実
10月の第2週末は山歩きがお休みとなったので、一年ぶりに阿讃山脈に散策に出かけました。
見たかったのはセンブリとアサマリンドウでした。
ところがセンブリは10年以上前に咲いていた場所では1株も見ることができず、その代わり、その近くにあったツクバネの木を確認に行ったところ、なんと16年ぶりでツクバネの果実を確認しました。
« 2021年9月 | メイン | 2021年11月 »
10月の第2週末は山歩きがお休みとなったので、一年ぶりに阿讃山脈に散策に出かけました。
見たかったのはセンブリとアサマリンドウでした。
ところがセンブリは10年以上前に咲いていた場所では1株も見ることができず、その代わり、その近くにあったツクバネの木を確認に行ったところ、なんと16年ぶりでツクバネの果実を確認しました。
週に2~3度ぐらいの割合で、実家の畑に畑仕事に行っています。
秋になると日暮れが早く、ちょうど帰宅途中に素晴らしい夕景に出合える時があります。
それが先日の10月10日のことでした。
畑仕事に行くときはさすがに一眼カメラは持っていかないことが多いのですが、その日はたまたま畑に咲いているコスモスを撮影しようかなと持参していました。帰路は2つのルートがあって、国道経由では海は見えません。ですが、浜街道経由だと海辺の道なので、うまく時間帯が合えば素晴らしい光景に出合えます。
岩場の花もいろいろと見られたので、6月にも登った裏寒風からの最後の登りを気合を入れて登ります。
あのときはオオヤマレンゲを見に来た人たちで裏寒風が賑わっていましたが、この日はひっそりと静かなものです。そういえば、登山口で一足先に出発されたGさんたちとは結局、お会いできてないのですが、別コースを歩かれてるんでしょうか?
秋の寒風山を訪れたもう一つの目的は、イワギクを見ることでした。
イワギクは2013年にここ寒風山に一人で来ていたとき、たまたま出会った高知の山仲間の方に案内していただき、初めて見ることができた花でした。でもその後、この時期に寒風山に来ることがなかったのか来ていたとしても、イワギクの咲く場所がいまいちわからなかったのか、この7年間は見ていませんでした。
寒風山にはオオヤマレンゲの時期にはたくさんの方が来られていましたが、意外にも秋には訪れる人も少ないのですね。
もう15回は登っていると思われる寒風山ですが、最初に登ったのも9月上旬ごろで秋のことでした。
四国の山で初めてダイモンジソウを見たのはここ寒風山の岩場でした。
梶ヶ森に登ったのは9月19日のことでしたが、その場で話がまとまって、4日後の23日に寒風山に登ることになりました。というのも、梶ヶ森行きを希望していた山仲間のKさんが、都合で19日は参加できなかったので、次の山行にはお誘いすることになっていたのです。そこで梶ヶ森の駐車場に下山した時にKさんに23日の都合を伺うとOKとのことです。
23日は天気も良さそうだし、この季節の寒風山には岩場が多い寒風山ならではの秋の花も咲きだしているはずです。
そんな訳で、私たちには珍しく、中3日での登山となりました。
今回はPさんが参加されないので、丸亀某所に6時集合としました。車出しはRさんが引き受けてくださいました。高知の山仲間のAさんは今回も参加してくださることになっていて、林道大座礼線入り口の駐車場に8時に待ち合わせという手はずになっています。
この時の梶ヶ森はまだまだ花がいっぱい咲いていて、木の実はぼつぼつという感じでしたが、それでも真っ赤なガマズミの実を見つけました。
山荘は営業しているのかな?などと皆で言いながら下ってきたのですが、営業中になっていました。
秋の連休に営業せずにいつ営業するの?って感じでしょうか。
いつも梶ヶ森に来ると名水コーヒーをいただいているので、ちょっと飲みに立ち寄りたい気もしましたが、下りでもまだまだ花散策が続くので、ここはぐっと我慢して素通りしました(^^;)
山頂では今まで来た時のどの時よりも展望が良くて驚きました。
雲一つない快晴と云う訳ではないのですが、遠望が利くというのでしょうか。今まで山頂から海を見たことが一度もなかったのに、この日は海が見えました。もちろん太平洋です。
天狗の鼻から海が見えたのにも驚きましたが、今まで梶ヶ森山頂には10回以上来ているのに、初めてなのでした。同行の香川からの山仲間も皆さんびっくりしています。
ここ梶ヶ森はほぼ山頂まで車道が通っていて、歩かずとも簡単に山頂に来ることができます。
おまけに山頂のちょっと下にはキャンプ場まであって、キャンプができるのですが、今までテントを張っているのを見たことなんて、あまりありませんでした。
ところが今回は、天狗の鼻について見下ろすと、テントがいっぱい張ってありました。
2018年以来の梶ヶ森ですが、その間にコロナが流行ってアウトドアブームが到来したのです。
眞名井の滝も、今年はものすごい水量で迫力がありました。
最近のコメント