今年も三辻~工石でアケボノツツジを楽しむ、その4、三辻山頂で石鎚が見えた
黒滝峰からはまたまた素晴らしい展望でした。

黒滝峰からはまたまた素晴らしい展望でした。

見晴しの良い岩場には、去年同様、ヒカゲツツジが咲いていました。
嬉しいことに、空がすっきりと晴れ渡り、去年より展望が良いですね。

まだ桜が咲いているぐらいなので、スミレ類もいろいろ咲いていて、スミレ好きには楽しい山なのですが、たぶん去年は見てないと思う、ナガバノスミレサイシンが咲いていました。

4月の第2週末に行き先の候補として上がっていた三辻山~工石山周回コースですが、アケボノも見ごろになっただろうということで、4月第3週末の行先となりました。
山行は16日の土曜日に決定しました。
私も去年の4月に三辻山にはPさんに連れて行ってもらったのですが、Rさんは去年は都合がつかず、三辻山にまだ行かれてないのです。こんな良い山はRさんにもぜひ行ってもらわないとね、ということで、すぐに決まったのでした。

小田深山から再び下ってきて、今度は久万高原を通過し上林峠経由で皿ヶ嶺を目指しました。
この間のドライブが素晴らしかったです。
内子ではすっかり葉桜になっていた桜が、久万高原など標高の高い場所を通るおかげで、満開の桜並木を楽しむことが出来たのでした。
花を堪能しながら、皿ヶ嶺の登山口である水ノ元についたのは14時半頃でした。
ここでいったん車を下りて、咲いている花を見てみました。

今はウオーキングセンターと言う名前になっているらしいのですが、ここまで来ると車でやってきた人たちで賑わっています。ここ鬼ノ城山には8割以上の方たちはビジターセンターまで車でやってきてその後歩かれるようです。
でもそうすると、ほとんど山登りとは言えませんね。

大桜は驚くような大木でした。
醍醐桜やその他の有名な一本桜と比べれば、それほどでもないかもしれませんが、私は一本桜を見に行くことがあまりないので、タムシバを見られた上にこれだけの山桜を見られただけで大満足でした。

展望台では果物を食べたり撮影を楽しんだりして、かなり長い間、休憩を取りましたが、この日は下山後にカタクリの花も見に行くので、そろそろ歩き始めないとやばいですね。
次なる目的地は北門なので、北門目指して歩き始めたのが10時50分ぐらいだったでしょうか。

奥坂休憩所には山登りの格好をしているのは私たちだけで、他には男の人の自転車に乗られるグループがおられました。
桜の季節なので、もしかしたら駐車場も賑やかなのでは?と思いましたが、そんなことはありませんでした。この日、通して歩いて感じたのは、ここ鬼ノ城山はビジターセンター周辺や西門周辺は人が多いですが、それ以外の場所は比較的静かですね。

タムシバの群落を初めて見たのは、娘が大学に入学した年のことでしたから、もう15年も前のことになります。娘の大学入学手続きや住む部屋を探しに行くため、車を運転して山陽道を走りました。その頃は、まだ多度津~福山フェリーがありました。福山東インターから高速に乗りしばらく車を走らせていたら、海側の低山に何やら白い花が咲いている木が群落をつくっています。あれは何?
その頃にはすでにインターネットを繋いでいたので、必死で調べ回り、それがタムシバの木で白いのはタムシバの花だということをようやく調べたのです。
早春の靄に煙った山肌を白く染めたタムシバの美しさは忘れられない光景となりました。
その後、2011年に山友達の方と大江高山に行く途中でも福山周辺でタムシバの群落を見ています。一度は、その辺りにタムシバの群落を見に行きたいと、長い間ずーっと思い続けてきました。
それが、この3月初めに岡山の山仲間の方に誘われて総社の鬼ノ城山に登った時、タムシバの木があちこちにあり、しかも花芽がずいぶんたくさんついているのを目の当たりに見てきたのでした。どうやら今年はタムシバの当たり年のようです。タムシバ満開の頃に、もう一度、鬼ノ城山に登らねばと思っていたら、岡山のYさんご夫婦が下見をして下さり、どうやら4月最初の週末が見ごろのようです。
そんな訳で、いつものメンバーPさん、Rさん、私、そして岡山のYさんご夫婦で4月2日にタムシバのお花見に行くkとになりました。

3月下旬ともなると、野山の花も咲きだしているので、山登りのついでに楽しんで帰りました。

こちらの周回コースは、この日は一人も歩いてないようでした。
2人だけでのんびりとコーヒーを楽しんだら、やっと最後の下山にかかりました。
休憩した場所にもマンサクがかなり見られました。

着いたときには海は見えず、山頂から北側はガスで真っ白だし二ツ岳方面も見えなかったのですが、そのうち晴れて来るはずとお昼を食べながら晴れるのを待つことにしました。
すると案の定、そのうちに二ツ岳が見え始めたのです。

赤星の尾根はたぶん普段でもガスが出やすいところなんだと思いますが、登っていると、「あれ?ここにもマンサクの花が落ちている」
こんなところにも咲くんですね。
この場所はカタクリなど見に来るとタムシバが咲き残っていたり、向こうの方にアケボノツツジが見える場所なんですが・・・。

アテツマンサクの花は良く見ると斜面の上にも下にも見えていますが、見る角度によって見え方がずいぶん違います。
そして、少しでも晴れ間が出たらと、シャッターチャンスを狙います。

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