素晴らしい展望の中津明神山、その3、ノリウツギ
中津明神山は急坂の登山道を少し登っては車道を横断することを何度か繰り返しながら山頂に着くようです。
中津明神山は急坂の登山道を少し登っては車道を横断することを何度か繰り返しながら山頂に着くようです。
登山口に至る前に、すでにキツリフネが咲いていて、このキツリフネが高知の山には珍しいそうで、早速、撮影会でした。
東赤石のロングコースを歩いた翌週はどこへ行きましょうか?とPさんと相談しました。いつもの山友達のRさんは残念ながら、この週末は予定があって参加できないようです。
週末の天気は当初はぱっとしなかったのですが、6月28日、日曜日は高知方面の天気がまずまずらしいです。では、去年はガスの中、なんとかワタナベソウは見られたけど、展望が得られなかった中津明神山に今年も行きましょうと言うことになりました。
前日の27日午前中、二ツ岳でお会いした岡山のYさんから、たまたまササユリのことでメールをいただいたのです。山仲間のエントツ山さんの掲示板で少しやり取りさせていただいた後、岡山の山の花情報を何度か教えていただいたりしていたのです。やり取りの中で私たちは翌日に中津明神に登ることをお話していたのですが、夕方になって、Yさんから連絡があって、Yさんご夫婦も中津明神に登りたいということでした。
Yさんには、Pさんと私の待ち合わせ場所である大野原の某所に6時半に来ていただくことになりました。岡山からはちょっと遠いですが、この時刻なら何とかなるでしょう。
トラバース道のタカネバラも皆で、思い思いに撮影します。
トラバース道まで再び帰ってきたら、今度は東へと歩き始めます。
東赤石から権現越へ向かうには山頂からそのまま稜線を下るか、このトラバース道を歩くかの2通りですが、シャクナゲの終わったこの時期には稜線は花が少ないのでトラバース道歩きがお勧めです。
同行のRさんはトラバース道はまだ歩いたことがないそうで、「楽しみ~」と早くも期待しているようです。
私が山頂に着いたときは、八巻山が綺麗に見えていました。
やっとトラバース道に出てきてやれやれなので、お茶休憩でもということで、5分ぐらいの立ち休憩を取ります。
不思議なことに、トラバース道まで登ってくると、シライトソウがわんさか咲いているんですよね。
橄欖岩がごろごろした登り難い道を登って行くと、再び、タカネバラが綺麗に咲く場所があります。
花の時期には両側がバラの道となって、素晴らしいところです。
瀬場谷は気持ちの良い谷で、今まで東赤石には20回以上は登ってると思いますが、ここで休憩しなかったことは一度もないですね。
汗をたくさんかいたときは、沢の水で顔を洗ったりもしますが、この日は梅雨時にしては涼しい方で、思ったよりは汗もかきません。
東赤石にタカネバラを見に行くようになって、10年近くになると思います。
キレンゲショウマを見ない年はあっても、タカネバラを見ない年はありませんでした。
それほど私にとっては思い入れのある花です。
今年はどの花も開花が早く、東赤石のタカネバラも6月半ばにはすでに咲いているという情報があったのですが、やはり1輪2輪といわず、たくさん咲いているのを見たい・・・・そうなると6月下旬が良いですね。
去年も一緒にタカネバラを見に来たPさん、そして数年前に一緒に東赤石~西赤石を縦走したRさんも一緒に来れるようです。
この前の週に寒風山でばったりお会いしたAさん、Kさんもお別れするとき、「次は東赤石ですかね?」と仰っていたので、私たちは21日に登ることになったとお伝えしました。
6月は野草の端境期ともいえる季節ですが、山に行けば、それなりに花も咲いています。
まずはカキランが綺麗でした。
野草散策、あるいは花を見ながらの山歩きを始めてからほぼ14年が経ちました。
どこか違う地域に行けば別ですが、四国内の山では、もう初見の花を見る機会も少なくなりました。
ところがこの日は3種類も、初めての花を見られたのです。
いちばん綺麗だったのは、何と言ってもシタキソウでした。
下る途中に、もちろん、岩場のお花のチエックも欠かせません。
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