5月5日の里山散策にて、その他の草花
例年は5月に入ると、里山にはあまり登らなくなってしまうのですが、今年はコロナのおかげで高山に行き難いので里山に登ることになりました。
里山には里山ならではの花も咲いていて、決して珍しい花ではないけれど、ありふれた花の記録もたまにはいいのではないかと思います。
例年は5月に入ると、里山にはあまり登らなくなってしまうのですが、今年はコロナのおかげで高山に行き難いので里山に登ることになりました。
里山には里山ならではの花も咲いていて、決して珍しい花ではないけれど、ありふれた花の記録もたまにはいいのではないかと思います。
アケビの花というと、春早くに見られる花というイメージがあります。
実際、自分のブログ内を検索すると3月末とか4月初めに記録しているのです。
ところが、この日の里山ではアケビとミツバアケビがまだ綺麗に咲いていました。
実を言うと、この春はまだアケビを撮影しておらず、これが初見で最後の花だったかも・・・
初夏に咲く樹木の花はなぜか白い花が多いです。
我が家に私が植えてある木でも、ヤマボウシ、エゴ、ブンタン、バイカウツギ、コバノズイナ、オオヤマレンゲ等、白い花が圧倒的に多いです。
山でも白い花をたくさん見かけますね。
この日はちょっと久しぶりでシナアブラギリを見ましたが、数年前から比べるとシナアブラギリが随分増えていて驚きました。
ホタルカズラの花は瀬戸内海沿いの里山には多く、たいていは紫雲出山で見ることが多かったのですが、今年は紫雲出山がコロナのため登山禁止となりました。
私の地元の飯野山にもホタルカズラは良く咲いていますが、いつも見に行く花が咲き終わった頃に咲きだします。
つい4月上旬のドライブでも見事に群生で咲くホタルカズラがあったのですが、主人の運転だったので車を停めずに走り去りました(^^;)残念。
この日の散策ではびっくりしたことがいくつかあって、そのうちの一つがオンツツジをたくさん見られたことでした。
オンツツジ自体は毎年のように見ているので、珍しくはないのですが、香川では県境当たりの少し高い山でいつも見ていたので、標高の低い里山で咲くとはあまり思ってなかったのです。
高山ならともかく、5月に入ると里山では普通はスミレの仲間はもう見られません。ツボスミレが比較的遅く咲くスミレですが、どういう訳か今年はまだツボスミレを見てないのです。
だのに、この日の散策ではなんとニオイタチツボスミレを見ました。
シロバナハンショウヅルはこの日、運が良ければ見られるかもしれないとは思っていました。
というのも数年前にはよく見ていたからです。
でも季節的にはシロバナハンショウヅルを見るには少し遅かったので、もう花が終わってるかも知れないとです。
するとこれも以前見たのとは全く別の場所で見ました。
以前見た場所は標高が低いのですが、今回見たのは標高も高めです。なのでまだ咲き残っていたのでしょうね。普通は4月半ばに見ることが多いです。
4月25日に皿ヶ嶺に行ったあと、前代未聞の不要不急の外出を控えなさいというGWが始まりました。
私たちのように毎日が日曜日という人はいつでもお出かけできるので良いのですが、働いている人や子供たちには酷なことだったですね。私自身も折角、一度落ちた筋肉がついたのに、山にご無沙汰しているばかりでは筋肉がまた落ちてしまいます。この時期、庭仕事や衣替え、畑仕事もずいぶん忙しく、山に行くのも億劫になりそうですが、見ておきたい花もあるので、5日午後に里山を登ってきました。
是非見ておきたい花は二種類あったのですが、残念ながら一種類は見ることができず、もう一種類も綺麗な状態ではなかったです。
でも、その代わりというか、今までこの山ではみたことがなかった花も見られました。
シコクカッコソウは意外と早く咲くものですね。
この派手な花はよく目立つので、すぐに盗掘されそうです。
でも、何とか咲いていてくれましたよ。
上林峠からはこの日の朝には歩かなかった山道を下ります。
いつもは登る道を下るのですが、何年か前の大雨で道が崩れているところがあって、一応、通行止めということになっているので、自己責任で下ります。
十字峠と竜神平の間の道も、記憶が飛んでいて、こんな道だったかな?と思いながら下ります。
シロバナネコノメなどを撮影するのに夢中になっていたのですが、ふと見上げるとなんと見たかったサイコクサバノオが咲いてるではありませんか。
登山道が緩やかに登り勾配になってくると、天狗の庭も終わってそろそろ車道に出るはずです。
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