高知でムラサキセンブリ散策そして南嶺を歩く、その6、皿ヶ峰
そのまま歩けば鷲尾山に向かうのですが、道標の立っている分岐からは上へ登っていきます。
皿ヶ峰は標高200mもないそうですから、登りと言ったって、大した登りではないはずです。

そのまま歩けば鷲尾山に向かうのですが、道標の立っている分岐からは上へ登っていきます。
皿ヶ峰は標高200mもないそうですから、登りと言ったって、大した登りではないはずです。

筆山から下りてきた場所は墓地の入口です。
そして、墓地の入口が南嶺の登山口にもなっているようです。
車の駐車場所をここにしようかと迷った末に、結局、筆山山頂直下の第二駐車場にしたわけですが・・・。

ムラサキセンブリを堪能した後は南嶺を歩くことになりました。
南嶺は高知市民の方たちが気軽に散策する山だとは聞いていたのですが、私はまだ登ったことがなくて、一度は歩いて見たかったのです。
工石山なども候補の一つに挙がってましたが、工石にはさすがに今の季節は何も咲いてないだろうし、移動にもちょっと時間がかかりそうだし、ここはお手軽に歩ける南嶺がぴったりですね。
Pさんは南嶺も一度歩いているそうで、車には高知の分県ガイドを積んであって、コンビニでカラーコピーまで取ってくれるという手際の良さ。
ただし、街中を走るのは慣れてないとかで、ちょっと道を間違えながらも登山口の筆山公園にたどり着いたのは11時過ぎのことでした。

ヤッコソウが自生しているのはどの辺りだったかしらん?とPさんと話しながら登っていきます。
Kさんは鈴ヶ峰には初めていらしたそうで、それもそのはず、高知にはヤッコソウの自生地は何か所かあるのですから、わざわざ徳島まで見に来ることはないでしょうね。けれどもお寺の境内などで生えているのと違い、山登りで見るヤッコソウは歩いた分だけ感動が違いますね。
気温はずいぶん上がっているようで、20℃はあろうかと言う中、登っていると汗だくになります。
前回の砥石権現では冷たい風の中を歩いたので、寒かったのですが、その後の山歩きでまたまた汗だくになろうとは思いもしませんでした(^_^;
そろそろヤッコソウの自生地なのでは?などと言いながら歩いていくと、先行者の方がおられました。車道の広くなった場所に駐車してあった車の方のようです。よく見ると、なんと大きなカメラを持参されています。こんなカメラを持っていらっしゃるとは、もしかしたらTV局のカメラマン??

毎年、11月になると、そろそろナカガワノギクの季節だな~と思います。
本州ではそろそろ咲いている花も少なくなる季節でしょうが、この時期の四国は徳島や高知まで足を伸ばせば、まだまだ花が見られるのです。
ただ、ナカガワノギクだけではもったいないので、他の花をセットで見に行くことになりますが、今年は3年ぶりに鈴ヶ峰のヤッコソウを見るのも良いかなと思っていました。
いつも一緒に山に行っているPさん、そして高知の花散策では時々ご一緒させてもらっているKさんもナカガワノギクはまだご覧になってないそうで、参加してくださることになりました。
週末に訪れることが出来ればベストなのですが、生憎と週末は天気が悪そうなので、11月12日の木曜日に決行することになりました。

ファガスの森では、少し中に入れていただいて、地下足袋王子さんが撮影された素晴らしい写真を拝見しました。
この辺りを南つるぎと言うんですね。知りませんでしたが、確かにこれだけの自然はなかなか見られませんね。
その後、Pさんが徳島のへそなる場所に行きませんか?と言うので、連れて行っていただくことにしました。徳島のど真ん中ということ?

再び砥石権現山頂へ戻ってきたら、今度こそ待望のお昼です。
時刻は11時50分。
早朝5時前には家を出ているので、これでも遅いお昼ですね。

まだちょっとお昼には早すぎるし、ここまで来たら鹿舞ダキ山にも登りましょうとPさん。
なんか聞いたことある山名ですが、砥石権現から15分ほどで行けるようなので、それなら行かねば・・・。

あまりの気持ち良さに、うきうき気分で歩きます。
ただ一つ、困ったのは、お腹も空いてきたのですが、まだまだ山頂に着くまではお昼にできませんしね。

歩き始めてから1時間ほど経った頃、陽射しが出てきて、空も青空に変わりました。
そこへ、シロモジの黄葉した株が現れたので、さながら黄金のように輝いています。

Pさんの話では最初の登りがきついらしいです。
なるほど、しょっぱなから登っています。
アオキレス腱が伸びそー・・・。

10月の第3週末は秋祭りのために山には行けませんでした。
第4週末は特に予定もなかったので、徳島の山に紅葉を見に行こうかなと考えていました。なぜ徳島なのか?と言うと、剣山の麓に住んでいる山友達のOさんと9月にお会いすることがあって、そのときに、またどこかに一緒に登りましょうかと言う話が出たのです。以前から秋の雲早山も自然林が多いので綺麗だろうなと思っていたのですが、Oさんと雲早にでもと思っていたのです。
それが、10月23日に急遽落合峠へ紅葉見物ドライブに行ってきたのですが、すでに紅葉は標高1000mちょっとまで下りてきていて標高1500mでは終わっていたのです。雲早山は標高1500mあるので、稜線の紅葉は終わっていることでしょう。ならば、標高1000m~1300mの山に行く方が良さそうです。山行の日は勝手ながら私の都合で25日にしてもらい、Oさんと行き先をどこにしようか?と相談したりしていました。Pさんもお母さんの体調が悪い様であまり動きが取れないようですが、今回もだめもとでメールを入れたら参加できるとのことです。Pさんとも電話で行き先を相談したところ、砥石権現が良さそうと言うことです。砥石権現なら標高も1300m台なので途中の紅葉が丁度良さそうですね。私としてはまだ登ったことがない山なので、願ったりかなったりでした。

兜岩ももちろん貸切状態で、私たち二人だけ。
アケボノの時期には兜岩が混雑するというのが、ちょっと想像できないワタクシメです。

岩場を越して、もうすぐ山頂だとばかり思い込んでいたのですが、また登りがありました。
西赤石まではニセピークのような小ポークがいくつもあって、何度来ても騙されます(^_^;

大座礼山や東光森山を眺めながら、休憩していると、何とも言えず爽快感があります。
こんな気持ち良い山を2人占めなんてもったいない話ですね。(^_^;
ふと視線を移すと、先ほどからガスに覆われながら垣間見えていた山のガスが少し取れていました。

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