紅葉の西赤石へ、その4、ガマズミの果実
銅山越を過ぎてしばらく登って行くと、展望が開けて、振り返ると眼下に銅山越や西山が見えてきます。
ツガザクラの花の季節には、ここからもう少し登るとツガザクラの群生地があるので、そちらに気を取られますが、秋は何と言っても展望が楽しみですね。

銅山越を過ぎてしばらく登って行くと、展望が開けて、振り返ると眼下に銅山越や西山が見えてきます。
ツガザクラの花の季節には、ここからもう少し登るとツガザクラの群生地があるので、そちらに気を取られますが、秋は何と言っても展望が楽しみですね。

キッコウハグマの撮影でかなり時間をかけたし、その後のダイヤモンド水でも休憩したので、歓喜坑ではもう休まずに登ろうかと思っていましたが、Pさんが休憩を取りましょうと言うので、ここでも少しだけ休みます。時刻は8時54分です。

紅葉以外のこの日のもう一つの目的、それは何と言ってもキッコウハグマの群生でした。
この山にキッコウハグマが咲くということは、もう何年も前に山友達の方に聞いて知っていました。けれども、私はなぜか秋の西赤石に今まで登ったことがなく、西赤石の紅葉を愛していた山友達は8月末に亡くなってしまいました。今年はその友達の分まで登ってこなくては・・・・そんな気持ちもあったのでした。
ただ心配なのが、いつもより早い訪問なのでキッコウハグマが咲いているかどうか?それと、朝が早いので、キッコウハグマは花を閉じているのではないか?ということでした。
現地に着いたら、そんな心配は綺麗に飛んで失せるほど、見事に咲いていてくれました。

今年は9月下旬から涼しくなったので、石鎚の紅葉も例年より1週間は早かったそうで、10月中旬ともなると、すでに石鎚や剣山など高山の紅葉はすでに終わっているようです。
10月の3連休は用事が入っていたり、天気も今一つだったのですが、その次の週末も秋祭りで動きが取れないので、どこかに出かけるとすれば、平日に行くしかありません。
13日は主人がゴルフ&飲み会で、夕食を作らなくても良いので、これは良い機会とばかり私も山に行くことにしました。ダメもとで山友達のPさんにメールでお誘いしておいたところ、Pさんから夜9時を過ぎて、山に行ける旨、電話がありました。電話で少し相談して、行先は西赤石と決定しました。

ガスってきたので、展望画像を撮ることもなく、下山は早いものです。
黙々と下っていたのですが、ふと見たところにセンブリが咲いていました。

岩の上に腰を下ろしますが、お昼を食べる前にも、展望が気になります。
ガスがかかり始めているので、その前に撮影しておくとしましょうか。

三嶺の眺めを楽しんで、もとの登山道へ帰ろうとしていたら、センブリが目につきました。
岩場の傍は笹が薄くなっているので、センブリもなんとか生えることが出来たようです。
ここは標高が高いので、センブリの花はもう終わっているだろうと思い込んでいたので、これは嬉しい誤算でした。

緩やかな笹原の道を登って行くと、行く手には真っ白な雲がぽっかりと浮かんでいます。
真っ青な空だけよりも白い雲が少しあったほうが撮影には雰囲気が出るんですよね、なんて贅沢なことを考えながら歩きます。

稜線に出てからしばらくすると、まず最初に三嶺が見えてきました。
山友達のPさんから塔の丸からは三嶺が素晴らしく良く見えると聞いていたので楽しみにしてましたが、最初に見えるのも三嶺だったのですね。

ソバ畑見物で思いがけず時間を食ったので、その後はノンストップで登山口の夫婦池を目指します。
ところが一宇銀座あたりでは曇っていた空が第一ヘアピン辺りまで来ると、枯れて柄来たではありませんか。登るにつれて天気が良くなる・・・こんなことってあるんですね。
後からラフォーレ剣山の支配人の方らしき人にお聞きした話では、この朝は丸笹や塔の丸からは雲海が綺麗だったそうです。ということは山の上は天気が良かったのですね。
いったん、がっかりしたのが、晴天を見て再びルンルン気分になりました。

9月の中旬までずいぶん忙しかったのですが、10月に入ると一段落して時間ができました。
ところが、9月末の高知花散策で長時間運転したためか、珍しく風邪気味になってしまい、10月最初の週末は自宅で大人しくしていました。山登りよりもある意味疲れたようです(^_^;
とはいえ、大人しくしていたおかげで直ぐに体調が戻ってきて、そうなると天気の良いうちにどこかに登りたくて気もそぞろに。前々から徳島の塔の丸には登ったことがなかったので、10月6日に塔の丸にでも行こうかと言う気分になってきました。
この日はほかの山友達の方もお仕事だったりで、単独で行くことにしましたが、前夜の天気予報を確認するとどうやら7日のほうが天気が良くなってきたようです。一応、目覚ましは5時にセットしたものの、一人で行くとなるとうまく起きられるかな?
案の定、5時にいったん目覚ましで起きたものの、二度寝してしまい、次に目覚めたのは6時20分でした。時間が遅いので、行くかどうかちょっとの間悩みましたが、天気が良さそうなので出かけることに決定。

花散策に時間を取られてしまったので、池の段からは越原越経由でセンターへと下山することにしました。
去年も下った道なので、様子もわかっています。
下山を始めたのは14時20分でした。

ススキが生い茂っている場所は踏み跡がはっきりしないので、そのうちに、適当に歩いて見ます。
もちろん、花の咲いている場所は踏まないように極力気をつけます。
すると、こんな花が・・・・

池の段に着いた時間が比較的遅かったせいか、山頂にいた方たちは全部でも5~6人と言う静かさでした。
5年前のブナの紅葉時には、なんと100人もいたことを考えると、嘘のような静かな山頂ですが、静かな山が大好きな私には嬉しい限りです。
おまけに、東の方角にはなんと大山が見えていました。

立烏帽子の下りにかかったら、後は鞍部まで下って池の段まで登り返すだけですが、登りは大したことないので、あと一息ですね。

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