エゴの木は最近では庭植えによくされているので、庭木としてみたほうが早かったのですが、四国の山でも良く見かける木です。
いつものフィールドでよく行く山にも実はエゴが多く、でも結構大きな木が多いので、車道に真っ白に落ちている落花で、そこにエゴノキがあると知ることが多いです。
6月に入ると、花の開花に合わせて、歩く山もだんだん高山に移っていきます。標高1500m以上に登ることがほとんでですが、それでもたまには標高1000m以下を散策します。
私のいつものフィールドへと向かっていたら、道から10mほど離れたところに真っ白い花が咲いています。それも木全体に花がびっしりとついて、見事です。何だろうと思い、近付くと、それはなんとバイカウツギでした。
この日は午後からの天気を少し心配していたのですが、結局、午後からも曇ることもガスることもなく、終始、展望が良くて最高でした。
ツツジの花などはガスの中で咲いているのも雰囲気があっていいのですが、稜線歩きではやはり展望があるのとないのとでは、歩く楽しさが全然違いますね。
東山付近からすでにミツバツツジがあちらこちらで咲いているのですが、この付近から西赤石の山頂まではツツジの木がとても多くて、代表的なものはアケボノツツジです、しかし、私は人の多い山は嫌いなので、敢えてアケボノの時期の西赤石は外して登っています。アケボノツツジ以外にもアカイシミツバツツジ、ドウダン、コメツツジ、コヨウラクツツジなど、枚挙に暇がないほどです。
銅山越え直後の樹林帯を抜けると、そこは標高1500m近い快適な稜線歩きとなります。登るにつれて石鎚から東に伸びる山系の山々が姿を現し始めて、ついこの前にその稜線を歩いたばかりの私にとっては、なおのこと親しみ深く見えてきます。
またツガザクラもこの東山付近で大群生しています。花の保護のために登山道沿いにはロープが張られていますが、バックの雄大な山々とあいまってここで咲くツガザクラはどこよりも素敵です。
最近のコメント