エヒメアヤメのお花見で2座周回、その7、桜がお出迎え
下りは天気もすっかり回復して、それこそ鼻歌交じりのルンルン歩きです。
下りは天気もすっかり回復して、それこそ鼻歌交じりのルンルン歩きです。
今から山頂へ上がろうというときに、これほどすっきりと晴れあがるなんて、なんと運が良いんでしょう。
一旦、鉄塔巡視路を下って、恵良山の登山道を麓から登っても良いかなと思いましたが、Pさんはそのまま鞍部方面に下りましょうと・・・。もしかしたら尾根伝いに道がついてる可能性もあるかも知れないかなと思い、私もそのまま鞍部に向かって下りました。
周辺は竹林になっていて、すぐに鞍部まで下りましたが、意外や意外、その後は道が恵良山の北側を巻くようについています。後でPさんから携帯メールをいただいたのですが、下りきったところに南側方向への分岐があったそうです。と言っても道標や赤テープがあれば見落とすことはないので、たぶん道らしきものがあったのではないかと思います。
Pさんのコピーした地図では恵良山の南側を巻いた道を辿るはずなので、今から辿る道は地図の道ではないと了解したうえで辿って行きます。
腰折山の山頂付近にはホタルカズラが咲いていたようで、私が山頂に着いたときにはトップを歩いていたRさんは早くもホタルカズラを激写中でした。
ホタルカズラは香川の里山でもお馴染みの花で、これは瀬戸内沿いの山ではごく普通に見かけます。
私は荘内半島ですでに見ていたので、今季2度目です。
エヒメアヤメはネット情報などで、すでに腰折山に咲いているのはわかっていたのですが、問題はイヨスミレです。イヨスミレは私もまだ見たことがなく、見られればラッキーなんだけどと思っていたのですが、登山道のすぐそばに何か白いスミレが見えたのでした。
標高わずか200mの低山に登るということで、私はたまたまカメラなどを入れて来たナップサックがあったので、それにお湯を入れたテルモスと行動食だけを入れて歩き始めたのです。足元も里山ということで簡単なトレッキングシューズです。傘も雨具も入れなかったのですが、後で後悔する羽目に・・・・。
PさんとRさんは、ちゃんとした山用のザックを背負われましたが、Rさんは足元は登山靴ではなくスニーカーです。
今思えば、Pさんだけは装備も抜かりなく出発されたので、いちばん気合が入っていたようです。
目の前には今から登る腰折山が見えています。
4月の第1週末はどこかに登りましょうと、山友達のRさんと話していました。
週末のお天気はイマイチのようですが、6日の日曜日は何とか天気も回復しそうな感じです。
花もそろそろ咲いていることだろうし、行先は皿ヶ嶺、豊受山、梶ヶ森などいくつか候補に上がりました。3月にご一緒したMさんの奥様のPさんにも連絡したところ、Pさんも日曜日ならOKとのことで、女3人でかしましく登れそうです。
前日の天気予報では6日は最高気温も10℃ちょっとのこと。高山だと猶更厳しいでしょうね。そこで、この時期エヒメアヤメとイヨスミレの咲いていそうな腰折山も候補の一つとして考えました。腰折山は瀬戸内海沿いの標高200m程度の低山なので、最悪、傘を差してでも登れるからです。
Pさんとの待ち合わせ場所は豊浜SAなので、前夜は行先は決定せず、条件が良ければ高山も視野に入れようということで、一応アイゼンやガスコンロも用意して集合することにしました。
桜が咲くころには、地際では小さなスミレがたくさん咲きだします。
スミレを見るなら、桜が咲くころに、ですね。
そしてスミレだけでなく、野山には小さな花々が一斉に咲きだすのです。
里山に山桜が咲くのと同じころ、林床をピンクや紫に染めるのがミツバツツジの仲間です。
種類はいろいろあるらしく、コバノミツバツツジが一般的らしいですが、ほかにもあるようで、私などには詳しい見分けはつきません。
今年は4月1日に紫雲出山の桜を眺めてきました。
ここ7年ほど毎春、1度や2度は行ってますが、今年は初めて母を連れて行きました。
思い起こせば、主人と来たこともあるし、いろいろな友人とも来たことがあります。もちろん一人で来たこともあって、折々の思い出が残っています。
もと来た道を引き返すと、ものの5分も下らないうちに例の祠を通過します。
下りのコースは初めての道だし、少し危ない場所もあるとのことで、祠に「無事下山」を祈ってお詣りしました。
シャクナゲ尾根を登っていると、それまでの暑さはどこへやら、尾根の北側を歩くところは吹く風が結構冷たいです。標高も1300を超えてきていると思われ、そのせいもあるでしょうね、
こんなものが視界に飛び込んできました。
鉄塔のすぐそばにはアセビの花も咲いています。
高知ではドライブ散策の折りに、すでに見ていたアセビですが、山登りの途中で見る姿は格別です。
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