タムシバの群落を初めて見たのは、娘が大学に入学した年のことでしたから、もう15年も前のことになります。娘の大学入学手続きや住む部屋を探しに行くため、車を運転して山陽道を走りました。その頃は、まだ多度津~福山フェリーがありました。福山東インターから高速に乗りしばらく車を走らせていたら、海側の低山に何やら白い花が咲いている木が群落をつくっています。あれは何?
その頃にはすでにインターネットを繋いでいたので、必死で調べ回り、それがタムシバの木で白いのはタムシバの花だということをようやく調べたのです。
早春の靄に煙った山肌を白く染めたタムシバの美しさは忘れられない光景となりました。
その後、2011年に山友達の方と大江高山に行く途中でも福山周辺でタムシバの群落を見ています。一度は、その辺りにタムシバの群落を見に行きたいと、長い間ずーっと思い続けてきました。
それが、この3月初めに岡山の山仲間の方に誘われて総社の鬼ノ城山に登った時、タムシバの木があちこちにあり、しかも花芽がずいぶんたくさんついているのを目の当たりに見てきたのでした。どうやら今年はタムシバの当たり年のようです。タムシバ満開の頃に、もう一度、鬼ノ城山に登らねばと思っていたら、岡山のYさんご夫婦が下見をして下さり、どうやら4月最初の週末が見ごろのようです。
そんな訳で、いつものメンバーPさん、Rさん、私、そして岡山のYさんご夫婦で4月2日にタムシバのお花見に行くkとになりました。
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