地籍調査登山で見かけた花
10月8日は息子が軽井沢で結婚式を挙げるというので、その直前はバタバタしていたというのに、主人の親から受け継いだ山の地籍調査があるというので、10月4日と6日に役場の人や他の地権者の方などと一緒に、里山登山をする羽目になりました。
山に行くとたまにピンクのリボンが木の枝にぶら下がっていたり杭を打ったりしているのを見かけますが、あれですね。
今年は10月初めと言っても夏のような暑さで汗だくになりながら里山に登りましたが、おかげで花を少し見ることができました。
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10月8日は息子が軽井沢で結婚式を挙げるというので、その直前はバタバタしていたというのに、主人の親から受け継いだ山の地籍調査があるというので、10月4日と6日に役場の人や他の地権者の方などと一緒に、里山登山をする羽目になりました。
山に行くとたまにピンクのリボンが木の枝にぶら下がっていたり杭を打ったりしているのを見かけますが、あれですね。
今年は10月初めと言っても夏のような暑さで汗だくになりながら里山に登りましたが、おかげで花を少し見ることができました。
この日は山裾の集落界隈も含めて10キロあまりを歩きましたので、山の植物以外の者も見かけることができました。
まずは、バナナの花と思い込んでいた花です。
この秋は雨の日がまことに多く、そのためにキノコの仲間はどの山に行っても多かったですね。
根日も例外ではありませんでした。
この日は約11キロの行程を歩きましたので、いろいろな植物を見ることができました。
いちばん驚いたのは標高わずか200mほどの高さだというのに、ヤマジノホトトギスを何度も見かけたことでした。
香川では少なくとも標高500m以上の山でしか見たことがないと思いました。
ヒメジソとイヌコウジュの見分けは私としては何年も前から気になっていることの一つです。
今回はラッキーなことに、同じ道の同じような場所で、その両者が咲いていてくれたので、比較することができました。
たぶん、別々の機会に見たのでは、今でもなかなか区別がつかなかったろうと思います。
ミゾソバは高知の里山で見たものはとてもよく開いていて綺麗でした。
高知には早春にはバイカオウレンやトザミズキなどを、そして晩秋にはムラサキセンブリやアシズリノジギク、野生のサザンカなどを見に行くのですが、今まで秋の初めの里山には行ったことがありませんでした。
標高が大して高くもないのに、畦や道端には可憐な野の花が咲き乱れ、棚田や山間部の集落が郷愁を誘います。高知の魅力をまた再発見したように思います。
その中で今回は似たような花を何組か見かけたので、それを取り上げます。
まずは最初に見て、なんだかわからなかった花です。
もう数年も前から、花仲間の方たちに高知にジョウロウホトトギスを見に行きましょうと誘われていたのですが、その頃になると何か用事ができてしまい、見に行けないまま5年近くが経ってしまいました。
今年も10月上旬に息子の結婚式があったので、今年もダメだろうなと思っていたのですが、運が良い時というのはとんとんと話が進むものですね。
10月2日にひょんなことから見に行くことができました。
この日見たかった花は2種類、タカネハンショウヅルともう一種類はアサマリンドウだったのです。
四国内でも香川では見られず、ほかの県の山に行かな変えればならない花もありますが、アサマリンドウだけは嬉しいことに県内の山でも咲いてくれるんです。
しかも私の大好きな花なのです。
県境の秋の散策で楽しみなの一つなのがテイショウソウです。
綺麗な斑入りの葉は春にも目を楽しませてくれますが、白い花が咲くのは9月ごろですね。
阿讃山脈にもタカネハンショウヅルが咲く場所があって、高知や愛媛の山へ見に行けない年は手近に阿讃山脈で見ることにしています。
その場所にあることはずっと前から知っていたのに、花の時期にはなかなか来られず、去年初めてタカネハンショウヅルを見に来ました。花の色は紫色ですが、高知や愛媛では白い花やピンクの花も見られます。
このときの散策は歩きと車が半々だったのですが、ツルニンジンは車で走っていても今年はずいぶん多くて驚きました。
もともと、阿讃山脈にはツルニンジンは多いのですが、今年は例年の倍ほど見かけました。
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