鉢ヶ森へお手軽紅葉登山に、その5、最後に紅葉を堪能し温泉へ
ちょうど四差路を通過するころ、うまい具合に日差しが出てきました。
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ちょうど四差路を通過するころ、うまい具合に日差しが出てきました。
眺めの良い場所に出てきたので、ちょっと休憩することにしました。
でも、その眺めの良いというのはシカが笹を食べつくしてしまったせいで眺めがよいのです。ちょっと複雑な心境ですね。
ゴトゴト岩付近からはたぶん大ボシ山方面も見えていたのだと思います。
ただ、私はあの辺りの山に全然登ってないので、山の形がわからないので、あれがそうと同定できないのが悔しいですね。
いくら紅葉の綺麗な季節とはいえ、登山口付近には車一台、人一人すら見えず、どうやらこの日の山頂は私たちの貸し切りが予想されますね。
登山口で標高はすでに1100mを超えているのに、鉢ヶ森山頂は標高1270mということは、途中でいったん下るようです。実際松尾峠は標高1100mですから登山口より低いんですね。
歩き始めは標高のせいもあって寒さを感じますが、すぐに体も温まるでしょうからいつもと同じ薄着で歩き始めました。歩き始めは10時25分ごろです。
いつも山にご一緒させてもらっている山仲間のRさん、今年はいろいろと都合があって秋の山歩きから遠ざかっておられました。
11月に入ってようやく山に行けるというので、久々にRさん、Pさん、私の3人でどこかに登りましょういうことになりました。久々の山歩きというRさんのためにPさんが鉢ヶ森を考えてくれました。梶ヶ森の近くにあるらしいとは知っていましたが、もちろん行ったことはありません。
標高1200mちょっとの山ですから、紅葉もちょうど良いのではないでしょうか。
帰りには大荒の滝の紅葉や素敵な温泉も楽しみましょうと、お手軽山行ならではの予定をあれもこれおもと立てます。
山行は11月第二週末でも天気の良さそうな12日土曜日に決行と決まりました。
駐車場に帰ってくると、私の車のすぐ横にマイクロバスがとまっていました。
そして、バスの横ではお年寄りの方たちが楽しそうにゲームをされていました。どうやらどこかの施設の紅葉狩りだったようです。以前来た時も高知から山登りではなく紅葉狩りだけに来られた方がこの駐車場でお昼を楽しそうに食べてらっしゃいました。
落合峠は山に登れない人でも気軽に紅葉を楽しみに来られる場所なのです。そういう私も地番最初に来たのは紅葉見物でした。
マイクロバスの運転手さんに落合峠から祖谷方面に下る道は車を回せる場所があるかどうかお尋ねすると大丈夫とのこと。ならば、車で少し祖谷方面へ下ってみるとしましょうか。
登りで10分ほども撮影したというのに、下りは光の具合がまた違うからと自分に言い訳しつつ、またまた大撮影会でした。
この日は紅葉散策が目的なので、歩きは前烏帽子までです。
それでもPさんは、寒峰へと続く稜線を少し進んでみましょうと・・・。
眺めの良い場所があるらしいです。
いよいよ登り返しが始まったかと思えば、また緩い下りになって、今度こそ本格的に前烏帽子に登りそうな気配です。
山道の東側はこれまたブナの紅葉が素敵でした。
三角点がある場所までやってくると、眺めもまた一味違います。
意外でしたが、この日歩いた中ではここ落禿が標高1683mあって、一番高いんですね。
落合峠がすでに標高1500mもあって軽い登りで来られるので、高さを感じないのかもしれません。
登山としては落合峠出発は遅い時間でしたが、前烏帽子までなので楽勝でしょう。
Pさんはご主人のMさんとともに、夏場に寒峰~落合峠をピストンされているそうで、まだ3か月ほどしか経ってないというのにまたまた同じ子コースを案内してもらうのは気が引けましたが、こちらは展望が素晴らしいコースで展望を楽しむなら矢筈より烏帽子だと思いました。
10月末の週末はほんとなら娘一家がやってくる予定でした。
ところが、孫たちがRSウイルスというのにかかったそうで体調が悪いので帰省は一週遅らせるとのことです。山には行けないと思っていたのに、急に体が空いて気抜けしたのですが、天気予報を見ると30日は絶好の紅葉狩りができそうです。孫たちが来ないなら紅葉でも見に行こうと、山仲間のPさんに連絡したらすぐに話がまとまりました。行き先は国見山か烏帽子山、あまり歩かなくても良い山に行きましょうということに。
この日はセンブリがお目当てだったのですが、数年前に花仲間の方から聞いた言葉を思い出しました。キッコウハグマがあの道沿いに咲いてるよ…という・・・。
見に行ってみると、ほんとに可憐に咲いてましたよ。
これももう2週間前の散策になってしまいましたが、雨が多かった10月も末になって、27日はやっと青空が出てくれました。
その日の朝の用事を片付けたころになって、ちょっと早いけどセンブリが少しは咲いているかも?と思い、一人で出かけても良かったのですけど、山仲間のPさんに連絡したところご一緒してくださることになりました。
センブリが咲く山は香川には多いのですが、今回はちょっと南のほうに走ります。
県境尾根からの下りはかなり急なところが多くて気が抜けませんでしたが、登りもきつそうでした。
けど、われわれぐらいの年代になると、登りよりも下りのほうが緊張するものなので、意外と登ってみると楽なのかもしれませんが・・・。
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