3年ぶりの北アルプスへ、その10、双六岳に向かう
軽く食べ終わったら、双六と三俣蓮華岳に向かってピストンに出かけます。
Rさんはサブザックを持参していましたが、私は今回はサブザックも持参していません。縦走用のザックから要らない食料や着替えを出すだけですが、それでもかなり軽くなりました。
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軽く食べ終わったら、双六と三俣蓮華岳に向かってピストンに出かけます。
Rさんはサブザックを持参していましたが、私は今回はサブザックも持参していません。縦走用のザックから要らない食料や着替えを出すだけですが、それでもかなり軽くなりました。
この日は安定した晴天のようで、槍が隠れる心配なく歩けます。
今まではいつ、雲に隠れるかとひやひやしながら歩いていたのですが、朝からずっと見えているというのも有難味が薄くなりますね、って贅沢でしょうか?(^_^;
弓折乗越を目指して、後一登りと言うところで、足元に白い花が咲いているのに気付きました。
27日の朝は4時前には目覚めました。
トイレに行くついでに、外へ出てみたら星がかなり瞬いていました。
予報でもこの日は晴れになっていましたが、素晴らしい一日になりそうです。
4時になったのでRさんを起こし、身支度を整えます。小屋の朝食は頼んでないので、お弁当をもらい、小屋の方が用意してくださっているお湯でインスタントコーヒーを入れ、ナッツや簡単に食べられるもので朝食を軽く済ませました。
今度こそ、あの高みを越えたら鏡池みたいね・・・と言いながら登り着いたら、予想通り、そこは鏡池でした。
イタドリヶ原には11時過ぎに着きましたが、道沿いにザックを下ろして少し休憩しました。
毎回、この辺りの登りが暑くて苦労します。最初に登った時には同行の後輩がこの少し上から熱中症になり途方にくれたことがありましたし、私が熱中症もどきになって、この辺りで20分ほど昼寝をしたこともあります。
今回は体調はまずまずですが、カメラのレンズが曇ってしまい、これから先の撮影がどうなるだろう?とちょっと不安です。
11時20分、水分補給を済ませてから、再び登り始めます。
秩父沢の水はその上の雪渓が解けて流れた水ですから冷たくておいしいのです。
このコースは、秩父沢のちょっと上にも確か小秩父沢というのがあって、水場には困りません。なので、新穂高を歩き始めるときには水分はあまり持ちませんでした。この日は凍らせたアクエリのパウチを2つ+凍らせたポカリ+お茶1本です。そのうちのポカリ1本をすでに飲んでしまったので、代わりに沢の水を詰めました。何しろ、このコースを10年前に午後から登ったことがあるのですが、同行していた後輩がポカリを飲まずお茶だけ飲んでいたら熱中症になって歩けなくなったという苦い思い出があるのです。
それ以来、夏場の山登りは必ず早めにポカリを飲みます。
幾度となく歩いた新穂高からワサビ平への道ですが、四国の山仲間と歩くのはこれが初めてです、
蒲田川は濁流となって囂々と流れており、2011年に単独で同じコースを歩いた時には登りでも下りでも雨のため、同じ濁流を見ながら歩いたものでした。ついついその時のことを思い出してしまいます。
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