初めての薬研谷でアケボノを見る、その8、四国のみちを歩いて下山
考えたら最初に岩場でお昼を食べてから、一度も休憩を取っていませんでした。
この日は気温も高くて水分補給が必要でもあるので、車道に出て尾根道を登る前に休憩です。
丁度ベンチもあってもってこいの場所ですね。
考えたら最初に岩場でお昼を食べてから、一度も休憩を取っていませんでした。
この日は気温も高くて水分補給が必要でもあるので、車道に出て尾根道を登る前に休憩です。
丁度ベンチもあってもってこいの場所ですね。
林道歩きは、気持ちの良い自然林の中を歩くところが多く、山野草もいろいろ見られて良かったです。
こんなきれいなカエデの仲間の芽吹いたばかりの葉が見られました。
こちら側の岩場から眺める眺めはさきほどお昼休憩の時にあちらの岩場から眺めた景色よりずっと素敵です。
なので、皆さん、どちらの岩場へも足を運ぶんですね。なるほど・・・・。
午前とか午後とか、光の加減もあるかもしれない・・・
次にどこへ行くかと思いきや、どうやら下に下るようです。
ところが、この薬研谷界隈は道標もなければちゃんとした道もなく、踏み跡程度の道がついているだけです。
最初のアケボノを見た後、ほんの少し下ったところに岩場がありました。
そこにはアケボノがいっぱい咲いていて、思わず歓声が上がりましたが、これはまだ序章でした。
どんどん下っていたら、今度はエイザンスミレのようなスミレが出てきました。
でも、ここから近い大河原高原のスミレはアカバナスミレと言われているので、ここのものもアカバナスミレかな~?などということが頭をかすめます。
鳥居の横を通過したあと登り返しているとたあと、足元にカタクリの花が見えました。
豊受山からの帰り道、次の週はどこに行きましょうかと話していました。
高松のRさんはまだ週末は用事続きでお山には行けそうもないということで、Pさん、岡山のYさん、私の3人で行先を考えます。そろそろアケボノツツジも咲いているだろうし、工石山か薬研谷はどうかな?とラインで話したりしていました。私もPさんも薬研谷へは行ったことがないのですが、岡山のYさんご夫妻が2度ほど行かれているそうで案内してくださるそうです。岡山の方に四国の私たちが徳島の山を案内してもらうのも情けない話ですが、何しろYさんご夫妻は徳島や愛媛のマイナーな山をよくご存じなのです。今まで瀬戸大橋の通行代にどれだけ投資したかわからないほどだと言います(^^;)
問題は待ち合わせ場所ですが、当初は府中湖PAはどうかなと言っていたのです。PAで私たちが待つことができれば岡山から高速で来られたYさんに拾っていただくのがいちば時間もかからないし、わかりやすいですね。ところが府中湖PAはETC出口などありますが、どういう仕組みになっているのか、今まで使用したことがないのでわかりません。前日にたまたま帰省していた横浜の友人を誘って府中湖PAまで偵察に行ってみました。ところが、まず高速の下の駐車場が7台しかなくおまけにウエルカムゲートが下り車線にはなさそうです。帰りにPAで下してもらうことができるかどうかも不明なので、PAでの待ち合わせは諦めて、いつも私たちが本州方面に行くときに集合している坂出の某所で集合となりました。
歩いている途中に登山道から緑の葉がもさもさと繁っているのが見えました。
こんな季節にあんなに繁ってるってなんだろう?と思い、近づきました。
もしかしたら・・・・と思いましたが、やはり的中してヒメニラでした。
ヒメニラはニラの香りがしますね。
葉っぱはよく見かけますが、このヒメニラ、葉っぱは見つかっても花を見つけるのが難しいのです。
花はマッチ棒の先っぽぐらいの大きさしかなく、愛媛の別の山でもなかなか花を見ることができず、私はまだ2度ぐらいしか見たことがありません。
それが、ここはすごく明るくて葉がよく繁っているので、すぐに花が見つかりました。
鋸山のカタクリは山頂から少し西に群生で咲く場所があって、私たちも当然、その場所で大撮影会となると思っていたのですが、それよりも早くカタクリが出てきました。
13時19分、七々木山の展望台に着きました。
展望は相変わらず、それほどぱっとしないのですが、先ほどよりはまだましになっているようです。
あ、それから山には関係ないのですが、このブログへのコメントが10000件になりました。半分は私の返信ですが、それでもコメントを5000いただいたということになるんですね。
話は元に戻りますが、七々木山に着いて画像を撮っていたら、どうもモニター画面が嫌に暗いのです。見てみたら露出がマイナス3にもなっていました。ダイヤルが手に触れて勝手に動いたようです。ということは七々木山のすぐ手前でカタクリを撮影したのも、失敗しているということです、慌てて、もう一度そのあたりの花を撮影し直しに戻りました。
三度ヶ崖では食事をした後、コーヒーまで飲んでゆっくりのんびりと時間を過ごします。
そういえば去年の秋にPさんと二人で紅葉を見に来た時も、ここでゆっくりとコーヒーを飲んだものでした。
カタクリの満開の時期は人が入れ替わり立ち替わりやってくるので、のんびりともできませんが一足早めに来たおかげで会う人もほとんどいません…と思っていたら、私たちもそろそろ出発しようかというときになって、若い単独男性が一人やってこられました。鋸から来られたそうで、寒かったせいか往路で見かけたカタクリはまだ閉じていたそうです。カタクリが開くには日差しと温度がある程度必要ですからというと、時間つぶしに赤星まで行ってきますと・・・。で、その方が途中でアケボノの咲いている株を1株だけ見たとおっしゃるので、俄然、やる気が出てきました。(^^;)
稜線南側に道がついている場所で、一休みすることにしました。
私たちには珍しく、1時間以上も飲まず食わずで歩いてきました。
目の前にはこんな花が咲いています。
この日の駐車地点の標高はおおよそ780m、豊受山の標高が1247mですから、この日登る標高差は500m足らずです。久しぶりの山歩きになるYさんのご主人にはちょうど良いぐらいの足慣らしになりそうです。とはいえ、最初の登りは結構きついですね。
やがて、行く手に淡いピンクが見えてきました。
やった~、下界の桜はとっくに終わったけど、山の桜はまだ咲いていてくれたんですね。
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