3年ぶりの遠くの山は、その4、飯豊が見えた
ロープウエイ上の駅から茶臼岳には1時間もかからず行けるそうですが、奥様のOさんはちょっとしんどそうです。MさんがペースのゆっくりしたOさんにトップを歩くようにと言っています。
後で聞いてびっくりしたのですが、Oさんは私たちと一緒に早池峰山を歩いて以来の山登りだったそうです。早池峰山と言えば2012年に登っているので、9年ぶりの山歩き?そりゃ、しんどいはずです。
ロープウエイ上の駅から茶臼岳には1時間もかからず行けるそうですが、奥様のOさんはちょっとしんどそうです。MさんがペースのゆっくりしたOさんにトップを歩くようにと言っています。
後で聞いてびっくりしたのですが、Oさんは私たちと一緒に早池峰山を歩いて以来の山登りだったそうです。早池峰山と言えば2012年に登っているので、9年ぶりの山歩き?そりゃ、しんどいはずです。
翌朝は3時半起床で4時出発ということでしたので、スマホのアラームを3時半にセットします。
ところが起きて見ると、なんだか気分が悪い・・・・どうやら久しぶりにたくさん飲んだせいで、二日酔いかな?困った困った。
那須に登れなかったらどうしよう?
二日酔いで登れないなんて前代未聞です(私としては)
駅にはご主人の方の先輩であるMさんが迎えに来て下さいました。
御夫婦とも私の学生時代の2期上の先輩です。
一昨年の今頃は入院していました。
去年も9月に手術の予定があったので、その2か月前から県外への移動は病院から禁止されいてました。
まぁ、コロナが勃発した年でもあって、様子もわからなかったので県外への泊りがけでの山歩きはとてもかないそうもなかったですが・・・
今年は春から順調に山歩きができていました。からだも3度の手術ですっかり元気になった気がします。テントも買ったことだし、いざとなるとテント泊もできるし・・・なんて。
ほんとに行きたいのは北アルプスの水晶岳ですが、これは3泊ぐらいしないと行けません。小屋の様子もわからないので、北アルプスは泣く泣く行先から外しました。で、以前から那須に登りに来てその後、うちで飲み会でもしようやと言ってくれていた昔の山仲間の言葉を思い出しました。那須と言えば、数か月前に見ていたTVで三斗小屋温泉という温泉を見て「いいところだな~」と思ったのです。温泉ならあまり山に登れない友人たちでも行けるかも?
期間は7月20日前後が私自身も体が空くし、梅雨明けもそろそろしてるのでは?
行きそうな友人や先輩もいて、ほんとは東京の友人と行く予定になってました。ところが、その友人から電話があって、コロナのことで出かける自信がなくなったと言います。予定が白紙に戻り、一から考え直しです。それでは栂池にでも行き、帰りに白山に登ろうかと思いつきました。白山と言えば、愛知の花友さんが白山に毎年のように登られていて良くご存じのはず。日帰りは可能なのか?泊まるならどこがおすすめなのか?思い立って、すぐに彼女・・・Nさんに電話してみました。
で、今回の山行の目的だった花・・・シコクイチゲですが、幸運にも見ることができました。
見た時はエントツ山さんと喜び合いました。
私の方は以前見たという山仲間の方にあらかたの場所を教わっていたのですから、見られて当然と言えば当然ですが、それが今も残っているかどうかはわかりませんから、やはりこの目で見るまでは心配でした。
お昼を食べていると、ガスが晴れ始めました。
すぐそばの日本石の岩場がさっきまで全然見えなかったのが見え始めたので、行ってみる気になりました。「エントツ山さ~~ん」と叫んでも返事もないので、行った方が早いかな?
ザックとストックは岩の上に置いて、空身で登ります。
この日歩くのは日本石という岩場までだそうです。
所要時間は約1時間と聞いていますが、それはエントツ山さんの足で歩けばということで、私の足ならもう少しかかるでしょう。
権現山では10分ほどの休憩を取りました。この日は朝から暑かったので、首に播いた汗拭きタオルが早くもぐしょぐしょです。相当汗をかいているので、水分補給もしっかりしないといけません。
22番鉄塔からは対岸の山なみが見えました。
けれどもここから眺めるのは初めてのことで、見えているのがどの山なのか?
あれは大座礼かな?え?あれが冠山ですか?などとエントツ山さんと二人でトンチンカンな山座同定をしました。
場所がちょっと違うと見える山の形も変わって、山座同定に苦しみますね。
四国電力の保線路を歩くのはこれが二度目です。
道の様子はすっかり忘れていましたが、稜線直下の鉄塔だけは記憶に残っていました。
分岐から5分後の7時48分、グレーチングの橋を渡りますが、この橋は結構長いです。
床鍋谷という谷のようで、登山道のほうはこの沢の上流を渡渉しています。
つい一昨日の7月14日のことですが、今年に入って初めて赤石山系に行ってきました。
例年ですとタカネバラの時期には必ず行くのですが、今年は裏寒風のオオヤマレンゲや蒜山のササユリを優先させてしまいました。そのうちまた行けると思っていたら、息子一家が帰省して来たり、その後は天気が悪かったり、ワクチン接種があったりで、そうこうするうちにタカネバラが終わってしまいました。
7月も第3週に入り、遠征を控えたRさんも私も少しは歩いておかねばと思い、Rさんも平日に休みを取るそうなので東赤石に一緒に行きましょうと言ってたのです。山仲間のAさんやエントツ山さんにもお誘いを入れておいたところ、Rさんが休みが取れなくなりました。一人で行っても良かったのですが、エントツ山さんが東赤石に行かれるとのこと。それも権現越から東に稜線伝いに日本石方面へ行かれるとのことで、そちら方面へは行ったことがなかったので、同行させてくださいとお願いしました。何といってもシコクイチゲを探す山歩きだそうで、私もそのシコクイチゲを見てみたかったのです。この際、コイチヨウランよりシコクイチゲを優先しようと思いました。
当初の予定では床鍋から鉄塔保線路経由で権現越の少し東の稜線に出てそこから日本石迄ピストン、エントツ山さんはその後東赤石に登り瀬場へ下られるということですが、私の方はそこまで歩けるかどうかわからないので、権現越から床鍋へ下山もありということで出かけました。
上蒜山の下りもまずまず長いのですが、ササユリが咲いていれば、それも気になりません。
鎖のある辺りは急坂になっていて、鎖に頼るほどではないですが、なかなかの急登となります。
紅葉の時期に縦走した時はたくさんの人とすれ違いましたが、
ササユリの時期は意外と人が少ないようで、この日は特に天気が今一つだったせいか誰にもすれ違うことなく登れました。
中蒜山から上蒜山へと縦走していると、途中の鞍部までかなり下っていて、天気が良いとあそこまで下るのかとちょっと身構えるのですが、ガスがかかっていると展望もない代わりに、どれだけ下るのかもさっぱりわからないだけに、かえって気楽なようなところもあります。
それに加えて今回は鞍部辺りのイブキトラノオが見事で、感嘆しました。
去年は青空の下、快適な稜線歩きだったのですが、今年は曇り空です。
それでも梅雨の最中なので、雨が降ってないだけ良しとせねばなりませんね。
五合目では何か軽く食べておかないと、これからまだまだ登りが待っています。
Rさんも私も山に来たらしっかり食べる方ですから、ここで水分補給とともに、エネルギー補給もしました。
五合目周辺はヤマボウシが多いです。
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