最高の一日に赤石を縦走する、その5、いよいよ岩稜歩き
Pさんが立ち止まって何か撮影していると思ったら、やはり・・・・

Pさんが立ち止まって何か撮影していると思ったら、やはり・・・・

休憩をした渡渉点とトラバース道とのちょうど中間地点辺りに、花つきの良いタカネバラの株がたくさんあって、その辺りの花は特にピンクの色が濃くて鮮やかなのです。

西峰の岩場の上で、今度こそお昼ご飯にします。
もうこれ以上登らなくて良いという場所でお昼というのは嬉しいものです(^^;)

寒峰峠へ下る途中に大ブナがあるはずです。
去年は登りの途中でこの大ブナを見たもので、時間的な余裕や精神的な余裕がなかったのか、大ブナをあまり観察しませんでした。

下ってきた林道にはYさんのご主人の車がデポしてあります。
2年前には車は別場所にデポしてあったので、いったん林道に下ってきたところから寒峰の登り口まで林道歩きをしたのです。でも、今回は車があったので、ついつい車で登山口まで移動することに・・・。
さすがに車で移動すると、移動時間はものの10分でした。

駅から西へと登っている道を歩いていて、ふと上を見上げるとこんな光景が見えました。

土小屋への道は下りですが、アップダウンの少ない道なので歩きよい道となっています。
ブナ林もあれば、山の花もいろいろと咲く道で、夏場には私たち花好きの仲間はお花を見にわざわざこの道を登って石鎚に行くような道なのです。
とはいえ、この時期に歩くのは初めてなので、何が咲いているか楽しみですね。

ヘリが飛んでくる前にあちこちの展望を撮影した画像がありました。

これが最後と思われる鉄の桟道を上がっていると、目の前にイシヅチザクラが咲いていました。
アケボノアケボノと思っていたけど、今の時期はイシヅチザクラも咲くんでした。すっかり忘れて意識から飛んでいたので、見た時はすごくうれしかったです。

石鎚の表参道コースは例年だと冬場に登るので、雪のない石鎚は何か目新しく感じます。
アイゼンを付けた雪道だと早く歩ける場所もある反面、危険な個所もあるので、そういう場所は冬場は手間取ります。雪のない今の季節は、雪の状態はどんなだろうか?とか今年は滑落の心配はなさそうか?とか、そういう心配をしなくて良いので気楽といえば気楽ですね。

前社ヶ森の急登を登りきり、振り返るとそこには瓶ヶ森の姿が見えます。
Iさんは前社の小屋のところで、私を待っていてくださったのですが、すでに十分休憩したので登ってきますと言って、入れ違いで登って行かれました(^^;)
まぁ、歩くペースが違うし、私はゆっくり写真を撮りたいほうなので、それぞれマイペースで登ったほうが良さそうですね。
前社に着いたのは10時27分でした。

最初のアケボノを見た後、ほんの少し下ったところに岩場がありました。
そこにはアケボノがいっぱい咲いていて、思わず歓声が上がりましたが、これはまだ序章でした。

鋸山のカタクリは山頂から少し西に群生で咲く場所があって、私たちも当然、その場所で大撮影会となると思っていたのですが、それよりも早くカタクリが出てきました。

13時19分、七々木山の展望台に着きました。
展望は相変わらず、それほどぱっとしないのですが、先ほどよりはまだましになっているようです。
あ、それから山には関係ないのですが、このブログへのコメントが10000件になりました。半分は私の返信ですが、それでもコメントを5000いただいたということになるんですね。
話は元に戻りますが、七々木山に着いて画像を撮っていたら、どうもモニター画面が嫌に暗いのです。見てみたら露出がマイナス3にもなっていました。ダイヤルが手に触れて勝手に動いたようです。ということは七々木山のすぐ手前でカタクリを撮影したのも、失敗しているということです、慌てて、もう一度そのあたりの花を撮影し直しに戻りました。

三度ヶ崖では食事をした後、コーヒーまで飲んでゆっくりのんびりと時間を過ごします。
そういえば去年の秋にPさんと二人で紅葉を見に来た時も、ここでゆっくりとコーヒーを飲んだものでした。
カタクリの満開の時期は人が入れ替わり立ち替わりやってくるので、のんびりともできませんが一足早めに来たおかげで会う人もほとんどいません…と思っていたら、私たちもそろそろ出発しようかというときになって、若い単独男性が一人やってこられました。鋸から来られたそうで、寒かったせいか往路で見かけたカタクリはまだ閉じていたそうです。カタクリが開くには日差しと温度がある程度必要ですからというと、時間つぶしに赤星まで行ってきますと・・・。で、その方が途中でアケボノの咲いている株を1株だけ見たとおっしゃるので、俄然、やる気が出てきました。(^^;)

最近のコメント