45年ぶりに苗場山へ、その11、槍や穂高も見えた
山頂から下っている際に、遠くに横一直線に見えた峰々ですが、特徴的な形をしていて、それが槍ヶ岳や穂高であることはすぐにわかりました。
同行の広島のご夫婦に「槍と穂高が見えてますよ」と伝えると、驚かれましたが、感動されてました。

山頂から下っている際に、遠くに横一直線に見えた峰々ですが、特徴的な形をしていて、それが槍ヶ岳や穂高であることはすぐにわかりました。
同行の広島のご夫婦に「槍と穂高が見えてますよ」と伝えると、驚かれましたが、感動されてました。

木道を歩いていると、行く手にうまい具合に単独の男性が下ってこられました。

五合目辺りはぬかるみがひどくて、とても地べたには座れないので、乾いていそうな石や木を探してその上に腰掛けて休憩します。
登りなので汗も少し書いたので、水分補給もしてチョコレートや飴など行動食も摂ります。
私は朝食用に買ってきていたサンドイッチをまだ食べてなかったので、それもここでいただきました。
たまたま同行されることになった広島のご夫婦は、今までにもロープウエイ利用での谷川岳など、どちらかというとあまり歩かなくても良いような山ばかりに登られているそうです。驚いたのは前日の3日は、広島のご夫婦も栂池自然園を散策されたそうで、違うのはご夫婦は前夜は野沢温泉に泊まられたそうですが、こちらは長野市内で泊ったことだけですね(^^;)

山の天候は気まぐれです。
ちょっと前まであれほどガスに覆われていた稜線が、なんだか晴れてきそうな雰囲気です。

ロープウエイ駅で降りると、まずは栂池自然園のビジターセンターというところを目指すらしいです。
ビジターセンターまでは5分~10分というところでしょうか。

ブログ仲間のぶちょうほう様からカシバードによる山座同定のメールをいただきましたので、アップさせていただく思います。
まずは栂池のゴンドラ乗り場付近からの眺めです。

特徴的な稜線は不帰の嶮だったのですね。
大学4年の夏合宿で針ノ木から入り白馬~朝日と縦走しているので、この辺りは歩いているはずですが、台風前で展望に恵まれず、どのような山を歩いているのかさっぱりわからなかったという山域です。ここ15年ほどで歩きなおした鹿島槍付近と白馬近辺は山をこの目でしっかり見えているので、まだ記憶に新しいです。

万年雪が残っていたのは唐松岳直下の唐松沢だったようです。
ゴンドラから眺めた山々は白馬三山だったようです。
白馬杓子は白馬岳から2009年に眺めていますが、稜線上から眺める姿と山麓から眺める姿とでは、また違うものですね。
山に登れなくなったら、山麓から山々を見上げてみたいものです。
山の名前や雪渓の場所がわかり、すっきりとしました。
ぶちょうほう様、ありがとうございました。
その後はひたすら北陸道を北上しました。
時間が時間なので、この日は栂池自然園に行き紅葉を楽しむことにしました。
親不知海岸なども大学2年の夏合宿で、私たちの山岳会は一斉に北アルプスに入った後、下山後に親不知海岸で集中し、テントを張ってキャンプファイヤーなどした思い出があるので、懐かしいところですが、ぐっと我慢します。
結局、糸魚川インターを下りたのは9時半ぐらいだったでしょうか。糸魚川を車で通過するのは初めてです。2009年に蓮華温泉から白馬に登った時は松本で後輩を拾った後、平岩駅まで北上してきましたが、今回は糸魚川から南下します。

花を見つけては車を停めてうろうろするので、なかなか東屋に行きつきません。
おまけにススキが風に揺れる様子が素晴らしくて、足を止めてしまいます。

山荘には立ち寄らず、そのまま車道を下りますが、意外にもAさんはここの車道歩きは初めてなのだそうです。花が多いから車道でも退屈しませんよとお勧めします。

山頂は暑くもなく、寒くもなく、ちょうど気持ちの良い気温です。
ただ、この日はホットコーヒーかな?と思い、ポットにお湯をたっぷり持参しましたが、まだホットコーヒーを飲む気にはなれませんでした。
歩いているとまだ暑いかな?と思い、私自身もシャインマスカットとパイナップルという果物2種類を持参しましたが、ほかの方たちからもミカン、スイカ、ナシと出てくださって、あらゆる種類の果物を食べられるというなんともリッチな一日です。事前に相談したわけでもないのに、たまたま持参した果物の種類が一つもかぶらないという、素晴らしさです。特にミカンとスイカが同時に食べられるなんて、さすがに高知は素晴らしいですね。

東屋ではKさんの知人のご夫婦も休憩されていて、山の話で盛り上がりました。
ご夫婦はこれから、奥の院経由で車道へ出て車で山頂へ向かわれるとか・・・
歩いて登る私たちとはここでお別れです。

もう下ってしまったのかと思っていたこの日のメンバーの方たちが、西側の展望所のほうで休憩中でした。

石室越から先は、一度歩いている私がトップを歩くようになりました。
AさんもKさんも石室越から先を歩かれてないとのことで、意外でした。
石室越からは少し下りますが、少し下ると真っ白なあの花が咲いているはず・・・

標高の低いところでは株が大きかったタカネバラもさすがに稜線で咲いているものはそれほど大きな株はありません。
その代わり、ここ東赤石のトレードマークである茶色っぽい橄欖岩をバックに撮影することができるのです。

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