青春18きっぷで熊山のツツジ街道を歩く、その8、下山そして駅まで
その後は吉井川を常に左に見ながらの下りでした。
ミツバツツジが吉井川の眺めに色を添えてくれました。

その後は吉井川を常に左に見ながらの下りでした。
ミツバツツジが吉井川の眺めに色を添えてくれました。

万富までの道はまだ歩いたことがないので、ここからはYさんにトップを歩いていただきました。
全体的にみれば、3年前に私が下った熊山駅まで下る道よりも長いと思いましたが、展望が素晴らしくツツジも綺麗でツツジの時期にはお勧めのコースです。

駐車場からは3年前に歩いているので、勝手知ったる道になります。

宮山からはいったん車道へ下るそうです。
この日のコースは一度熊山に登っている私よりも初めてのPさんのほうがちゃんと予習をしていてよく知っていました。私は?といえば、あまり前もって調べることはしないんですよね。
前回、熊山に登ったのは2018年9月のことですが、このとき的も単独で行き当たりばったり的に登ったのですが沢に沿って車道を北へと辿ったので、今回とは少しずれています。

熊山縦走のとっかかりとなる医王山には旧山陽道を西に少し歩き、医王山南麓の墓地が登山口になっています。
途中に綺麗な無料休憩所が確かあって、そこに熊山の詳細な地図があったことを思い出し、立ち寄ることにしました。
↓これがその地図です。

馬頭観音は2年前にも興味津々で眺めた記憶が残っていました。

岩屋の大桜に着いたのが15時17分。この後の歩きも結構距離があるので気が急きますが、見事な桜の巨木に一同圧倒されまくりで、時間が経つのもしばし忘れていました。

この日は桜がどこも満開だったせいか、鬼ノ城を歩く人は2年前より少なめだと思いました。
展望台から、思いっきり眺めを楽しんだら、北門に向かって歩くことにします。何しろ午後からの歩きなので、あまりゆっくりもしておれません。

途中の岩場からは遠望の利く日は讃岐富士まで見えるそうですが、この日は春とあってさすがに四国の山までは見えませんでした。
ですが、まずまずの展望で、しばし足を停めて眺めを楽しみます。

お腹もいっぱいになったところで、そろそろ下山開始です。
今は静かな山頂もあと1月もすればカタクリの花を見に来る人でにぎわうことでしょう。
そういう私も山歩き再開して最初にカタクリを見に来たのは赤星山でした。
もう15年以上も前のことになりました。
そういえば、山頂でお会いした方に峨蔵越までここから歩けませんか?と尋ねられましたが、メンバーの誰も歩いたことがなかったので「たぶん、日帰りは無理なのでは?」ということでお茶を濁しておきました。いつだったか二ツ岳から眺めた赤星が印象に残っているので、いつの日か私も歩きたいものですが・・・。

ジグザグを切った緩やかな道を登り始め、しばらく経ったとき、マンサクの黄色が見えてきました。
良かった・・・・・咲いてました。

フクジュソウのお花見の次の週末はどこに行こうか?とラインで打ち合わせになり、今度こそ赤星にマンサクを見に行きましょうと言うことになりました。
2年前にPさんと二人で赤星に行った日は、たまたま天候もよく朝方は冷え込んだせいで山頂付近では霧氷がきれいだったのです。おまけにその年はマンサクも花つきがよく、青空にレモンイエローの花が見られ、おまけにマンサクの花に霧氷がついているという超珍しい光景まで見ることができ、その翌年の年賀状の写真は青空にマンサクの花についた霧氷に・・・。
赤星行きの日は3月25日と決まりましたが、そのちょっと前に山仲間のエントツ山さんが赤星に登られたというので、「マンサクは咲いてましたか?」とお尋ねしたのです。ところが、「マンサクなんて咲いてるとも思わず、よくわかりません」とのお返事。山仲間の間でも赤星のマンサクはあまり知られてないようです。
そういう私も今は亡き山友達のTさんと2010年に赤星に3月の末に登った時に、初めてマンサクを見つけ、ここでマンサクが咲くことを知ったのでした。それ以来、ある年は徳島の山に見に行ったり、また次の年は赤星に見に来たり、いろいろです。
今年は3月25日にいつもの山仲間のRさん、岡山の山仲間Yさん、そして高知の山仲間のKさんの5人がそろって歩けることになりました。Kさんは意外にも赤星山に南側から登られたことがないというので急遽お誘いしました。

帰りには気温もかなり上がって、早朝の冷え込みが嘘のようにポカポカ陽気です。

広場のようになったところからは牛ノ背などがばっちり見えていて、思わず見入ってしまいました。

いつの間にやらスモモ畑を抜け出して、再び、作業道のような道を通ります。
かと思ったら先頭のYさんがまたまた登って行かれたので、あとをついていきます。

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