大渇水、一転、豪雨
6月中の空梅雨はどこへやら、7月1日から一転、豪雨の毎日だ。
私の住む市では被害者まで出てしまった。6月全体での総降水量が20ミリちょっとだと言うのに、この3日間での雨量の合計が200ミリ。ちょっと極端過ぎるよ。
だいたいにおいて、讃岐は昔から日照りに喘いできた土地だ。県土が狭く川はどれも小さい。流れる距離が短いから仕方がないが、雨の降らないときは流れる水の量はごく少なく、それがひとたび大雨に見舞われると、今度はあふれそうになる。
大雨の最中に、3株目のリシリヒナゲシが咲いた。高温多湿に弱いので、一番に軒下に避難させといたのだ。3日間降り続いた雨のせいで、気温も下がっているので、今のところ、綺麗に咲いている。
昨日の早朝の豪雨で、駄目になりそうな苗もたくさん出た。一番弱かったのはニコチアナライムグリーンとバーバスカムで、この二種類はどちらも大きな柔らかい葉を持つ。この葉っぱが強い雨に打たれてダメージが大きそうだ。不幸中の幸いだったのは、一箇所ではなく軒下にも分けて置いてあったので、そちらはなんとか助かったこと。発芽して、ようやく本葉が出始めたアプリコット色のジギタリスもやっぱり駄目っぽいよ。だけど、これは親株があるし、何より種がたくさん「採取できているので、また播きなおせばいいね。
雨も十分過ぎるほど降って、畑は地中深くまで潤ったようなので、今日は育苗箱に育った苗を植えつけることにした。夏の間の適度な雨を何とか期待したい。
作業時間が1時間ほどしかなかったので、まずはヤグルマソウ、エキウムなど抜きたくても土がコチコチで抜けなかったものを抜いてしまう。次に、先日、ビオラなどを抜いた後の場所を耕して、化成肥料を入れ、(普段はマグアンプ+化成+堆肥が多いが)ダンギク、センニチコウ、マリーゴールドを植えつける。そして、ゴジカやバーベナハスタータの苗も一部を植えつけた。ダンギクは苗の数が多すぎるのと、まだ十分に育ってない苗が多かったので、半分ほどは、再び、育苗箱に植え替えをした。(夕方、急に実家の母が来たので、この苗は持って帰ってもらった)
画像は早くも花穂があがろうとしているバーベナハスタータだよ。この種はprimroseさんに去年いただいたもの。
こちらはアストランチャの鉢の中から勝手に出てきた、どうやらスカビオサの花らしい。アストランチャは1ヶ月ほど前に行きつけのHCでポット苗を見かけて、連れ帰ってしまった。何度も種まきしているのに、一向に発芽しないので、業を煮やしたというところ。
ところが鉢に植え替える際に、傍らからなにやら出てきてる。小さかったので、そのまま一緒に鉢に植え替えたら、少し大きくなってスカビオサらしいと気づいた。
蕾も持っているから、思わぬ儲け物だね。本体のアストランチャのほうは蕾が出来ていたのに、この暑さのためか蕾が駄目になってしまった。
スカビオサといえば、去年はディープ・クイズ・レッドなど種から育てたものが数本あったんだけど、畑に地植えだったためか、今年は跡形も無く消えた。やはり珍しいものは鉢のほうがいいのかなぁ?
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