山歩き

2007-07-26

花と雪渓の北アルプスへ、その15、山旅の終わり

秩父沢の直ぐ近くで咲いていたミネザクラを下りではちょっとだけ丁寧に画像を撮りましたが、あまり気に入った画像が撮れませんでした。

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花と雪渓の北アルプスへ、その14、下山

一日目のまるで悪夢のようだったKさんの突然の絶不調が起こった場所を、3日目の今日はどちらも体調良好で下れることができて、ほんとに良かったです。

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花と雪渓の北アルプスへ、その13、槍穂展望

彼女の言葉に思わず反対側を降り返ると、・・・そこにはあきらめていた槍ヶ岳の姿がありました。

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花と雪渓の北アルプスへ、その12、夜明けと出発

双六小屋では小部屋に通されましたが、夕方近くなって単独の若い女性が一人入ってこられました。今まで南アルプスでは大部屋にしか泊まったことがなかったのですが、前夜の鏡平小屋といい、双六小屋といい、北アルプスはちょっと事情が違うようです。

しkし、一人増えても、まだまだゆっくりと寝ることができます。これがシーズン中は小屋に100人以上が泊まるので、混み合って大変でしょうね。私たちが毎年夏休み前に入山するのは、小屋が混み合わない季節ということもあるのです。

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花と雪渓の北アルプスへ、その11、双六岳山頂へ

三俣蓮華岳への巻き道沿いにしばらく進むとサンカヨウが1株だけ咲いていました。

サンカヨウは雪渓が融けた後に、直ぐ芽だしをして咲き始めるようで、サンカヨウの花が咲いているところは、雪渓が融けて間もないところだな~とわかります。

しかし、この辺りはすでに標高2700近くありますから、ずいぶんと高い場所でも咲くものです。去年の北岳でも確か2800とか2900ぐらいで咲いていましたっけ。

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花と雪渓の北アルプスへ、その10、雷鳥

お腹もいっぱいになり、コーヒーも飲んだので、そろそろ双六岳山頂に向けてピストンです。ピストンというのは山用語で、大きなリュックは置いて、水や行動食、地図など最低必要限のものだけもって、山頂まで往復することを言います。

ほんとはナップザックのようなサブザックがあればいいのですが、私は今回は持参してないので、ウエストポーチに必要なものを詰め、Kさんはウエストポーチも持ってなかったので、リュックの中の要らないものを出して、リュックで出かけます。途中までは夏道を上がって、途中からは雪渓を上がると良いとドクターに聞いていたので、ピッケルが要ると思ったのですが・・・・。

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2007-07-25

花と雪渓の北アルプスへ、その9、双六小屋

お花畑と雪渓の間を縫いながら、双六小屋へと向かう道がまた素晴らしいです。

咲いているのはクロユリ、ハクサンイチゲ、コイワカガミ、ミツバオウレンなどですが、その他にもほかではあまり見なかった花が咲いています。

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花と雪渓の北アルプスへ、その8、キヌガサソウ群落

私が持参していた「山と高原地図」のルートでは鏡平から双六岳方面に行く際には一旦、弓折岳を登り、その後、稜線を北上すると直ぐに花見平に出るように書かれてありますが、登山道に沿って進んでいると、いきなり花見平に出ました。

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2007-07-23

花と雪渓の北アルプスへ、その7、青空

登山道沿いには花が途切れることなく咲いていて、撮影が大変でした。

前回と前々会の仙丈ケ岳や北岳の時にはカメラを持参しなかったKさんですが、今回は息子さんのデジカメを借りてきたそうで、私ほどしょっちゅうは撮りませんが、それでもかなり撮影しているようです。私も去年は以前のデジカメで撮影に時間がかかりましたが、今度のLUMIXはバシャバシャ撮影できるので、あっという間に100枚も200枚も撮影してしまいました。

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2007-07-22

花と雪渓の北アルプスへ、その5、ルート変更

二時ごろに目ざめてからは寝付けなかったので、翌日の行動をどうするか、考えたりしました。前日、小屋の方に、19日は予定としては笠が岳方面に行く予定ですと言ったところ、笠が岳まではルートが雪に覆われたところがとても多くて、アイゼンも12本爪でないと危ない、とのこと。ましてや、同行のKさんの体調が悪いのでは、それ以前の問題です。このまま鏡平の小屋で連泊して双六岳までピストンするか、それとも双六小屋まで歩いて、20日に双六小屋から新穂高まで下るか?いろいろ考えますが、すべては20日のKさんの体調如何です。

やがて夜が明けたらしく、辺りが明るくなり始めました。

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花と雪渓の北アルプスへ、その4、アクシデント

秩父沢は橋がかかっていれば、5分もあれば通過できる場所ですが、雪渓を80mも高巻きしたので、それだけで30分ほどもかかってしまいました。雪渓の融けた場所からはいろいろな植物の芽生えが確認できます。イタドリも芽も確認できるので、イタドリヶ原が近いのかも知れません。通常の登山道に下ってくると直ぐにもうひとつの小さい沢を渡ります。この沢は清冽な流れで、秩父小沢というようです。地図上で水場と表示されているのはここのようですが水分はまだたくさん持っているので、補給はしません。道は再び、石の積まれた道となって、これを登ります。

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花と雪渓の北アルプスへ、その3、雪渓

地図ではわさび平から小池新道の登山口までのコースタイムは20分です。

歩き始めて直ぐにKさんが「わさび平でルートの様子を訊くのを忘れてた」と言います。何でも鏡平の小屋に宿泊予約の電話をした際に、下のわさび平小屋で、コース途中の沢の橋がかかっているかどうかを確認したほうがいいといわれたとか・・。笠が岳付近は雪渓が異常に残っているのは覚悟してましたが、鏡平にいたるまでも、どうやら普通の夏道を通して歩けるわけではなさそうです。

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2007-07-21

花と雪渓の北アルプスへ、その2、わさび平へ

この日の予定は鏡平までです。鏡平まではコースタイムにして5時間半ほど。少しでも早く歩き始める予定だったのに、出だしから大幅な遅れです。

わさび平までは林道歩きで1時間20分、蒲田川沿いの道を歩きます。

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花と雪渓の北アルプスへ、その1、旅立ち

今回の山歩きは、当初予定では二泊三日で新穂高温泉~わさび平~鏡平~弓折岳~笠が岳~笠新道経由で新穂高というものでした。

しかし、一日目に同行した後輩が体調不良、加えて、弓折岳から笠が岳に至る稜線が例年になく雪渓が多く、アイゼンも12本爪のアイゼンが必要といわれ、軽アイゼンしかもっていってなかったこともあり、コースを変更して鏡平~双六岳というゆったりとしたコースに急遽変更しました。

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2007-07-07

タカネバラ咲く東赤石山へ、その7

東赤石ピークから東は、私にとっては未知の領域です。

まだ歩いたことのない道を歩くのはいつになってもわくわくします。

山頂出発は14時20分頃。

やはり樹林を潜り抜けたり岩の上を歩いたりの繰り返しです。岩場歩きは通常の山道と違って足をぐっと上げないといけないので翌日の筋肉痛が怖いね~などと皆で言います。Iさんが「翌日に出てくれるといいけど、月曜に出そうだな~」と言います。私達の年ですとそれもそうですね。

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