ミツマタの花芽
02年の春に一人で赤星山に登ったことがある。
四国では数少ないカタクリの自生地と聞いていたのだ。
でも、いきなり登ってもアプローチや登山口までの道がなかなかわからずに苦労することが多い。
前もって3月末に登山口の確認のために、赤星山周辺をドライブしてきた。
そのときに見た花がミツマタの花。
まるで可愛い黄色のかんざしをいくつもぶら下げたような木は、樹形もこんもりとしていて、いかにも可愛い。
その時からミツマタの木を植えてみたいと思っていた。
それが今年のやっぱり早春、3月半ば頃に高松の陸運局に用意があって出向いた。
陸運局のある辺りは有名な盆栽や植木の町で、園芸店がすごく多い。
高松に出向くことはしょっちゅうあるが、なかなかこちらの道を通ることがないので、帰りにその中の
ひとつの園芸店に立ち寄った。
花の苗なども変わったものがおいてあるけど、裏に回ると広いスペースがあって、そこは植木が仮植えされていた。
あったあった、そこに私の探していたミツマタの木が5,6本も。
好きなのを選び放題である。
係の人に聞いたら、値段も1000円と手頃で、丁度蕾がついていて今から咲くところと言う。
私はホクホクで車になんとかミツマタの木を積み込んで持って帰った。
山で見た黄色い三椏とは違ってアカバナミツマタだが、この色も可愛いよ。
つい先日、畑を見回ったら来年の花の蕾がもう膨らんでいた。
確か、沈丁花の仲間だったとおもうけど、蕾の出来方もちょっと似てるなぁ。
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