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2005年6月

2005-06-14

採り播きの種、早くも発芽

昨日は青空が広がって気温がぐんぐんと上がって真夏日になったが、今日は昼前から曇っていたので、少しましだった。

午後からは仕事だったので、夕方帰宅して買い物を済ませてから、ちょこっと作業を片付けた。先ずは気になっていたニコチアナ・ライムグリーンの植え広げ。流石に夏の花だけあって、発芽後はぐんぐん大きくなっているので、芽と芽が混み合ってきた。

ポットに上げるには数が多いし、面倒くさいので、育苗箱に大きくなった芽だけを植え替えた。ついでにバーバスカムも植え替えを。

ジャーマンダーセージとサルビア・プラテンシスもポットから鉢に植え替えた。これは用土は培養土を多めにする。

購入したのと自家採取のと2種のゲラニウムの種まき、そしてネット友達からいただいたソシンンロウバイの大きな種も半分ほど播いた。

プリムラシネンシスの種を播いた場所から一芽発芽しているが、これはほんとにシネンシスだろうか?サクラソウの仲間にしては早いような気がする。

一週間ほど前に播いた種二種類がわっと発芽してきた。

dsc00749 これはセイヨウハナシノブの発芽。

ハナシノブの仲間は花をつけるとすぐさま結実するし、種まきすると今度は発芽率がすごくいい。

そのわりに園芸店などであまり見かけないのはなぜだろう?

dsc00750 こちらはコリダリス センパービレンス・アルバの発芽。

これも種をつけやすく発芽も容易。ただ、今からの暑さにはどうなんだろう?初めてなので未知数だ。

dsc00731

この前から咲いているカンパニュラ・ボノニエンシス。systemさんから去年冬に小さな苗をいただいて、冬の間はまったくといっていいほど大きくならなかったけど、春からめきめきと伸びだして、花まで咲いた。美しい花だね。

2005-06-12

待望の雨

一昨日深夜から昨日の朝にかけて、待ちわびていた雨がようやく降ってくれた。

今年の春はほんとに雨が少なかった。雨が少なくてよかったことは、草花が倒れずに育ってくれて、傷みが少なかったことだろう。薬剤はほとんど使わない私のところでは、雨が多いとナメクジの発生がひどくて大変なんだよ。

畑は水道を引いていないので、大事なものや今から花が咲くものは必死で水遣りしたが、ほぼ花が終わりそうなものはそのままにしたので、からからにひからびたものも多いよ。

雨が降っていちばんにやったことは矢車草とオオキンケイギクを抜くこと。毎年、花がほぼ咲き終わったところで抜くことにしている。ほんとはあまり種をつけないうちに抜いたほうがこぼれ種発芽が少なくていいんだよね。雨が少ないので草もそれほど生えてなくて、矢車草を抜いたらさっぱりとした。2,3年前からカメムシの発生がひどいので、この際、見つけたものは捕殺する。

畑用に夏の花、マリーゴールドと段菊、千日紅は育てているが、このぐらいの雨だと植え付け後の水遣りが大変なので、もっと振りそうなときに植え替えることにする。

今日の作業は水仙の球根掘り上げ第二弾。ずっと前から植えっぱなしにしていて、花も咲かなくなっているものを掘り上げた。日本水仙も混みすぎてきているので、100球ほど掘り上げ。

種まきでは昨日の夕方、播き残したものを整理するために播いた。その他、プリムラ、ジギタリス・アプリコット色など、全部で7種類ほど播種。

今日はバーベナハスタータ、ヒゴスミレの幼苗、みーこママさんからいただいたニュージーランド土産のナスタチウムのポット上げを。

dsc00949 ほとんどの花を抜いた後、ホリホックだけが畑で目立っている。

こちらは後から咲き始めたアプリコット色。

dsc00968 黒のホリホックのほうはすでに2m近くになって、天高くそびえていると言う感じだね。

DSC00973himawari そして、本来ならもっと背が高くなるはずのシロタエヒマワリは雨不足で草丈50センチこんな年も珍しいね。

dsc00971 ナデシコ類も乾燥には強いので、あまり水遣りをしないにもかかわらず、4種類が畑で咲いている。

ダイアンサス・フォトンホワイト、ダイアンサス・ミーティア、ヒゲナデシコ・ブラックベア、そしてこのナデシコナッピ。

この黄色いナッピは去年咲いたものの種を自家採取したものからの実生株。ずいぶん強い性質なので、地植えにしておくと、ほとんど水遣りしなくても済む。

今年は苗をHCでも見かけたが、花はそれほどボリュームがないので切花には不向きかも知れない。

2005-06-10

カシワバアジサイ

カシワバアジサイの白い花穂が綺麗に咲きあがってきた。

このカシワバアジサイは一昨年に購入したものだが、さて、一体どこの園芸店もしくはHCで購入したのだろう?鉢花についてはたいていはどこのお店で購入したものか、ほぼ覚えているけど、これだけは記憶がない。

去年はこのアジサイをずいぶん粗雑に扱ってしまった。というのも、アジサイは日陰がいいと思っておいた場所がたまたま雨どいがもれている場所で、大雨が降った際に、洪水の如く、このカシワバアジサイの鉢の上からまともに落ちてきたのだ。翌朝、鉢土がほとんど跳ね飛ばされて、根っこが露出してしまったアジサイはとうとう花を咲かせなかった。

それなのに、その後もたまに水を遣るだけの雑な手入れにもかかわらず、アジサイはしっかりと冬を越して、春には新しい葉っぱを展開し始めた。現金な私は早速、鉢もひと回り大き目のに植え替えて、肥料もたっぷりとやった。

dsc00899 そうしたら、ちゃんと花芽をつけて、こんなに綺麗に咲いてくれた。

けなげとはこういうことを言うのかなぁ。

2005-06-09

思い出のシュウカイドウ

3週間ほど前に、中庭にシュウカイドウの葉っぱが出ているのを確認した。

シュウカイドウは思い入れのある花で、以前から庭に咲かせたいと思っていた。

ところが人に聞いた話では、街中では暑さが厳しいので、なかなか育たないという。

思い切ってサカタから株を取り寄せたのが2003年の秋だったか?

大事に鉢に植えた株は2004年秋になって可愛い花を咲かせた。

それからしばらく経った秋の一日、友人と山方面にドライブした。人里から少し奥に入った山道の傍らに、一軒の家が・・。周囲には見事なばかりのシュウカイドウの花。私が鉢でこじんまりと咲かせているのとは違い、草丈1mはあろうか。そのほかにも家の周囲には趣のある花々が咲いている。あまりに綺麗なので、車をとめて、デジカメで撮影させてもらっていたら、家の中から老夫婦が出てこられた。

dsc00034 「何をしているんですか?」と尋ねられて「シュウカイドウがあまりに見事なので写真に撮らせてください」と言ったら、「これは幾らでも増えて困っているから、好きなだけ持っていきなさい」と仰る。最初は辞退したけど、あまりに勧められて、少しいただくことにした。

その山里の老夫婦の家に咲いていたシュウカイドウがこの画像。

「幾らでも増える花だから、言ってくれれば、差し上げるんだけど、中には黙ってとっていく人もいて、それは気分が悪いですよ」とも。

いただいたシュウカイドウは帰宅後すぐに中庭の木陰に植えつけた。

なんとか活着してくれて、秋中、中庭をい彩ってくれた。

dsc00854 冬の間は地上部がすっかり消えて、春にまた出てきてくれるか心配だったが、何のことはない、居年よりもまだ株が増えて、10本あまりの芽が出てきたよ。

ムカゴで増えるというから落ちたムカゴか種が発芽したのかな?

dsc00843 そして、これは一週間ほど前に気がついたんだけど、水色のオダマキのポットにもシュウアイドウの芽が出てきたよ。

そういえば、去年の秋にシュウカイドウの種だかムカゴだかをこのポットにばら撒いたような記憶が・・。

それにしても人様にいただいた花はこうして芽が出るたび、花が咲くたびに、その人を偲ぶものだね~。

枇杷

中庭の枇杷の実が鮮やかに色づいてきた。

ほんとは脚立を持ってきてもぐといいのだけど、生憎と中庭にはたくさんの花たちが植わっているので、脚立を立てられない。仕方なく高枝切りばさみで葉っぱごとチョキン。

dsc00886 一つ皮をむいで食べてみる。

甘味も酸味も強くて、お店で売っているのとは違う味がする。

そういえば、今、神戸で学生生活を送っている息子が小学生の頃、近所のやんちゃな友達が遊びに来て、この枇杷をもいで思いっきり食べて帰ってことがあったっけ。

私が東京で学生生活をしていた頃、母が送ってくれる荷物の中には実家の庭で実ったネーブルの実が入っていたものだ。

私自身はそれほど果物大好き人間ではないが、庭で実る果物は、何故か昔を思い出させてくれる。

種まきホクシアについての考察

昨日、アップした、ホクシア、フシーディア・レッド&ホワイトだけど、去年秋のサカタのカタログが見つかった。

dsc00856 これはカタログ画像をそのままデジカメで撮影したもの。

カタログではやはり枝垂れて咲いているように見える。

dsc00857 こちらが種についての記載とマクロ画像。

dsc00859 そしてこれは実際に、今、うちで咲いているのを撮影したもの。

今のところ枝垂れてくる気配はないね。

そのうち枝垂れてくるのかな?

dsc00872 しかし、冬に処分株を購入したこの株は最初から枝垂れて咲いているようだね。

やっぱり、こちらのほうがいかにもホクシアらしいよね。

種採取の日々

入梅前の乾燥した時期を有効に使おうと、今日は布団干し、客用の座布団干し、様々な洗濯、それに種の採取と大忙しだ。

採取した種は湿っぽそうなものはしばらく乾燥させてからジップつきのナイロンの小袋に。

すでに数人の方に種は発送したよ。

dsc00887 一応、こんな風に種の種類だけ、袋に書いておく。

今年は20種類以上の種を採取したろうか?

原種チューリップ、レシージェーンなんてのも種をたくさんつけてるが、さて、採取したほうがいいかな?

2005-06-08

種からのホクシア

まだ開花までに2日ぐらいかかるかな?と思っていたホクシアが咲いてくれた。

このホクシアはただのホクシアではない・・というのは大袈裟だけど、これは去年の秋に種を播いて育てたものなんだよ。

ホクシアの種は実はもう数回は播いているだろう。発芽しなかったり、しても幼苗のうちに消えたりと、失敗続きだった。dsc00816

これはサカタの種でフクシア・フシーディア・レッド&ホワイトとなっている。

しかし、インターネットで調べるとフシーディアレッド&ホワイトは枝垂れ咲きタイプのようだ。う~~ん、困った。ラベル落ちばかりさせているので、品種が同定できない。

しかし、去年の秋にサカタから取り寄せた種の明細書を見る限りでは取り寄せたホクシアの種はこれ1種類だけ。

2004年の秋カタログには載ってないから、たぶん会員向の小冊子に載っていたものかな?

ほんとは枝垂れ咲きがいいけど、種からと思えば、これもまたよし。

2005-06-07

今年最終のゲラニウム?

この前から蕾が膨らんでいたゲラニウム、プラテンセ・サマースカイズが開花した。

早春におぎはらから取り寄せたものだ。アネモネ・シルベストリスが欲しくて取り寄せる際に一緒に頼んだのがこのゲラニウムと、シミシフーガだった。シミシフーガはどうやらサラシナショウマの仲間らしいので、咲いたとしても8月か9月だろうな。

ゲラニウムの苗を買うのは初めてだけど、いっぱいあって目移りするので、ぱっと目にとまった八重咲きのを選んだんだよ。

dsc00741 実物は花径二cmほどの小さ目の花だけど八重咲きでボリュームがあるので、なかなか見ごたえがある。それに蕾も20個ほどつけているので、楽しみだね。バックの紫色の花はカエノリナムだけど、4月からずっと咲いてくれていて有り難い。

この種もそういえば、今朝、結実しているのがわかったので、採取してみた。来年はこのぶんなら種はあまり買う必要がなさそうだね。

DSC00765asarina こちらは去年から冬越ししたアサリナ。このアサリなの種はもともと3年前にお隣りの奥さんにもらったもの。その種を播いて、翌年、少しだけ種が採取できた。ところがその年はうちでは苗が病気になったか、全然育たず、私が種を差し上げた花友のおばあちゃんのところから苗でバックしてもらったものだ。

去年は大き目の鉢に3株ほど寄せ植えしたのが良く咲いてくれて種採取もしたが、どうやら種を播く必要もないみたいだね。

今年は別の友達に種がもらわれていったが、さて、発芽しただろうか?

DSC00775karahutohanasinobu こちらはセイヨウハナシノブよりも少し送れて咲き始めたカラフトハナシノブ。芝生花壇に地植えしたものは、もうそろそろ種をつけ始めたが、これはプランターに植え込んだもの。あっという間に種をつけ始めるので撮影のタイミングが難しいね。ほかにもポットのままの株もまだあるよ(^^;) どうしよう?

2005-06-06

樹木の花

昨日、ここに貼った白い樹木の花、早速、名前がわかりました。

ネットの野草仲間として、親しくお付き合いさせていただいてるヨックモックさんが早くも調べてくださいました。

オオバアサガラ・・エゴノキ科だそうです。お忙しい中、ほんとに有難うございました。

それにしても、いつも思うんですが、桜でもそうですが、花が咲いてないと樹木にはなかなか目がいきませんね。

dsc00758 あらためてご覧下さい。

オオバアサガラの花です。花穂は15センチほどもあって、緑の中でひときわ目を引く花だね。

検索したサイトに書いてあったとおり、沢沿いに生えていたよ。

dsc01006 しかし例外もあって、このビワの花などは咲いていても一向に気付かないような地味な花だね。うちの庭にも私が嫁いできた時から植わっているビワの木があるけど、この地味な花に気がついたのはようやく7,8年前のことだよ。

dsc00267 今は丁度こんな風に美味しい実がなっていて、こちらのほうがよほど目立つね。一体に、実のなる木の花は地味系が多いかな?

あ、私の友人でビワにオレンジ色の袋掛けをしているのを見て「あの綺麗な花は何?」とのたもうた人もいるにはいたけど(^^;)

dsc00670 この花も樹木の花だけど、これはまたずいぶん派手な花だね。

むこれもうちの庭に昔から植わっている、キンシバイです。

この造詣の妙としかいいようのないシベを見るたび、ため息が出てしまうね。

あ、そうそう、明日は裏庭のタイサンボクの画像を撮らなきゃ~。

野いちご摘み

末っ子が珍しく部活がお休みだったので、一緒に山にドライブしてきた。

いつもの山。今日はシュームリームのデザートまで買い込んだよ。

山道に入ってまずはこの前に目をつけていたイチゴの穴場で車を停める。

美味しいナガバノモミジイチゴがこの前よりももっとたくさんなっている。

末っ子は小学生の頃から私と一緒に山歩きをしていたので、このイチゴが美味しいことは既に学習済み(^^;) いそいそとイチゴをもぐ姿はやはり半分は子供かな?

dsc00736 今日はこのクサイチゴも赤い実をあちこちでつけている。末っ子はこちらのほうが美味しいと言う。

私は甘みと酸味が適度に合わさったナガバノモミジイチゴのほうが好みだな。

dsc00734 近くにはこんな風に山椒も生えている。香りに敏感な末っ子に嗅がせたら、「何?このハーブは?」と言う。うちは山椒はあまり使わないので、末っ子は山椒の香りは未経験らしい。(私は香辛料大好き人間だが)

dsc00746 可愛いマルバウツギの花はもう終わっていたけど、ウツギはあちこちでまだ咲いている。こうして写すとこの花も捨てたもんじゃないね。

dsc00787 こんな風に赤いヤブウツギと真っ白なコガクウツギが一緒に咲いている場所もある。とにかく5月6月の山はどこに行ってもウツギの花で一杯だね。

dsc00759 道端では時折、サワギクが咲いている。この黄色い花も6月の山歩きではすっかり御馴染みになってしまったね。ほの暗い場所で黄色いこの花がよく映える。

dsc00754 いつも車を停めて観察する場所に、なにやら団体さんが現れる。手に手にごみ袋を持っていて、どうやらクリーンハイクらしい。そういえば大学時代に私も毎年、丹沢でクリーンハイクをしたものだっけな。

道の傍らに真っ白な綺麗な花が目に飛び込んだ。見たこともない花だけど、木から垂れ下がるように長い穂を下げて咲く姿はとても美しい。クリーンハイクの方とも「綺麗ですね~」などと話しながら画像を数枚撮った。

その方も携帯で撮影している。

dsc00757 これがその花のマクロ画像。

ずいぶんとしべの長い花だね。

dsc00751 葉っぱはこんな感じ。樹高は5mくらいだろうか?

どなたかお分かりの方がいたら、ぜひ、教えてください。

dsc00766 この時期は花が少ない時期で、今日見かけた貴重な花、オカタツナミソウ。 このオカタツナミソウだけはあちこちでちらほらと咲いて、目を楽しませてくれたね。

dsc00772 お昼は末っ子の要望で、8合目にある展望台で食べた。展望台の近くはヒメシャラやリョウブ、シロモジ、オンツツジの木が生えている。

エゴノキも白い花を咲かせているのが見えたよ。

そしてこれは実をつけていたシロモジ。

確か雄花と雌花があるそうだけど、そういえば、実もつけているのとそうでない木があるね~。

dsc00774 こちらはリョウブの葉っぱかな?

どうやらもうすぐ花を咲かせそうだった。

dsc00785 この小さい花はたぶんコツクバネウツギだと思う。これは少し高いところでないと咲いてないようだ。

一年ぶりの再会だね。

2005-06-05

リシリヒナゲシ二番花

昨日の夕方、蕾がほころびそうだったリシリヒナゲシ二番花が、案の定、朝、庭に出たら咲いていたよ。

dsc00667

dsc00669 後ろに写っているのが早くも子房の膨らんでいる一番花。

種が採れるといいなぁ。

2005-06-04

ホクシアの魅力

今日はまた暑い一日だったが、それでも吹く風が爽やかで、いろいろな用事がはかどった。

園芸が趣味だと、ポットだの鉢だの、用土だのが溜まるので、それを片付けたりだね。

5月初めに種を播いたクロバナオダマキだのバーバスカムだの、オーリキュラだのの芽がたくさん発芽している。ポット上げのことを思うと気が少し重い。夏の畑用の花はマリーゴールドの変わり咲き、千日紅、段菊、ゴジカ、クレオメの種を播いただけ。それが良く育っているようだ。

dsc00650 これがゴジカの発芽してきた芽だよ。

ゴジカは一番最初に種を播いたのはもう4年ほど前だろうか?

朱赤のエキゾチックな花が咲く。

我が家ではこぼれ種発芽もするが、今年は種を播いてみた。

dsc00645 カシワバアジサイは二年前に購入した株だけど、去年は咲いてくれなかった。今年も決して手入れを浴したとはいえないけど、それでも株も大きくなって、咲いてくれた。

dsc00643 早春に一目ぼれして購入したクレマチス・ルリオコシはその後、一旦、葉が茶枯れて枯れてしまうかと心配したけど、どうやらわき芽が復活して、二番花まで咲いてくれたよ。心配だから、挿し芽しといたほうがいいかなぁ。

dsc00660 今日のタイトルにしたホクシアをまた貼ってみる。

このイアリングのように垂れ下がる花は、画像にすると息を呑むほど美しいね。

私はブルーや白の花がほんとは大好きなんだけれど、このホクシアのカメラ写りの良さには毎年脱帽だね。

2005-06-03

種採取の時期だね

3月からこっち、庭と畑で咲いてくれた花たちが、1ヶ月ほど前から次々と種をつけている。

おかげで、この時期は種の採取が結構忙しいよ。ビオラやパンジーはすでに5月の初め頃に採取した。種をつけやすい品種とそうでない品種があって、ソルベYTTなどは直ぐに種が出来るし、今年の花は去年自家採取した種から育てたものだ。

今年は雨が少なくてナメクジも少なかったせいか、今まで採取出来なかった種も採取が出来た。今のところ採取したのは下記の品種。

ビオラ・ソルベYTT、ベビレモンイエロー、パンジー・ラベンダーシェード、フェリシア、ファセリア、ネモフィラ・インシグニスブルー、オダマキ5種、シレネ2種、ウンナンサクラソウ、プリムラ・シネンシス、プリムラキューエンシス、プリムラ・デンティキュラータ、日本サクラソウ3種、リナリア・アルピナ、セツブンソウ、ポレモニウム2種、コリダリス・センパービレンス・アルバなどなど。

オダマキなどは採り播きだから、すでに二種類ほどのオダマキが発芽した。

今からも種はどんどん採取する予定だよ。私は種交換はそれほど熱心にするほうではないので、たくさん種をつけるものは、ごく一部を採取するのみだ。

今年は今のところユキモdsc00858syouチソウも実をつけている。種が採取できれば楽しみだね。

 

こちらは今日の開花だよ。

dsc00629syou カンパニュラ・サラストロ。

二年前に購入した株だけど、去年はずいぶん大きくなったが、今年はうちの犬達が植え場所を踏み荒らしたので、ちんまりと咲いてる。

でもこれくらいのほうが可愛いかな。

dsc00621syou こちらは2004年秋の種まきでペンステモン・ショックウエーブ。種袋の画像では素敵なブルーだが実物は少しピンクがかっているかな。それでも、種から育てたペンステモンでは唯一ブルーの花だから嬉しいね。

今まで赤いのは何度か咲かせたけどね。

dsc00631syou こちらは何年か前に種まきしたリクニスだけど丈夫な花で何にもしないのに宿根してくれる。

dsc00635syou そして、この黒い花はホリホック(タチアオイ)

もう10年以上も前になるかなぁ。以前は種から育てたこともあったけど、草丈が2mを超えようという大型の花が10本以上もあると抜くときも大変なので、今年はアプリコット色と二本だけ、苗を購入した。

こんな大型の花が咲くといよいよ夏の幕開けという感じがするね。

2005-06-02

大塚国際美術館

仙台から親友が帰省してきた。

高松に住んでいる彼女のお母さんの様子を見に帰ってきたらしい。

12月の帰省以来半年振りだね。

明日は朝早く京都に向けて発つというので、お昼を一緒に食べて、どこかにドライブでもということに。お天気がよければ、勿論、山に連れて行くんだけど、生憎の雨。

海辺のイタリアンレストランで食事しながら、大塚美術館や東山魁夷美術館などいくつか候補を上げたら、彼女が大塚美術館がいいという。私も話には聞いていたが、今まで行ったことのない美術館なので、たちまち話がまとまる。

高松中央インターで高速に乗る。ここから約一時間のドライブ。今朝になって思いついた予定なので、前もって調べてない。鳴門インターで下りればいいのだろうと思って下りたら大間違い。それらしき標識もなく、コンビニに立ち寄って尋ねたら、鳴門北インターに近いのだった。仕方ない。一般道を走って海際まで行く。

目指す美術館の駐車場はずいぶん離れていて入り口までシャトルバスで送迎してくれるという。

入館料はなんと3000円以上。友人と「高いね~」といいながら入る。

どうやら山の斜面を利用して建っているらしく、東京の地下鉄並みの長いエスカレーターで上がっていくと、そこはシスティーナ礼拝堂の天地創造の壁画のレプリカ。

DSC00599tenntisouzou 本物を見たという友人い言わせると、このレプリカは本物の礼拝堂より大きいようだという。

まぁ、この美術館、どえらく大きくて、この先も見所がたくさんあって驚いた。

DSC00602tennjyouga こちらは天井画のほう。

DSC00603ponpei これはポンペイの遺跡から見つかったという壁画。秘儀の間という部屋の壁画らしい。

鮮やかな赤はポンペイの赤というそう。

DSC00607gerunika こちらはいうまでもなくピカソのゲルニカ。

dsc00609bijyutukann_zenntai こちらはバロックや近代の絵のレプリカが飾られている地下一階。

2,3時間という半端な時間ではとてもゆっくりとは見ることが出来ず、あっという間に閉館時間となってしまった。

考えたらダヴィンチやボッチチエルリなどもあったはずなのに、見られずじまいだったね。

レプリカだけど、原寸大なので、迫力は伝わってくる。帰りには「3000円は決して高くないね」と友人と話した事だよ。

またいつか一日がかりで来てみたいなぁ。

DSC00610kurimuto

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