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2005年5月

2005-05-31

カウスリップ、ポット上げ

相変らず、一滴も降ってくれずカラカラ天気もいいところ。

月末とあって、銀行の用事やなにやかやを片付けに午後から車で走る。暑いには暑いが、空気が乾燥していて、まるで秋のようだ。影がいやに濃い日だね。こういう日は何故か子供時代の夏休みを思い出すよ。信号待ちで、南に目を遣ると、徳島の矢筈山が阿讃山脈の奥にくっきりと見えていた。

ここのところ立て続けに外出したので、家でいる時間が嬉しい。

そうそう、昨日開花したのがほんとにリシリヒナゲシなのかどうか確かめるためにネットで検索したが、大きい画像がなかなか見つからない。二年前に苗を購入してうちで咲かせたリシリヒナゲシ画像が、CDRのどれかに入っているはずだが、管理が悪いのか見つからない。

ふと思いついて、フォトハイウエイのアルバムを探したら3枚だけアップしていたよ。

dsc00546 これは今日撮影したもの。

risiri こちらは2003年に咲いたの撮影したほうだよ。

去年秋に種まきしたパッシーノの株は一枚だけラベルがついているが、葉っぱの繁り具合が、どうやらリシリヒナゲシとは少し違うから、今咲いているのはやはりリシリヒナゲシと思っていいだろう。

 

dsc00553 こちらも昨日開花したばかりのホクシアだよ。

ホクシアはこの2.3年気になる花で、うまく冬越しが出来ないのに、やはり毎年購入せずにはおれない。

これは冬の処分株を安く購入したものだけど、こんな可愛い花が咲いてくれた。

dsc00580 夕方にはこの前から気にかかっていたカウスリップのポットあげをようやく済ませた。

このカウスリップも二年程前から咲かせたくてたまらなかった花だ。

種を二回取り寄せて、そうだね、種まきは3,4度は試みただろうか?去年秋に播いたものが、ようやく早春に発芽したものだよ。

やっと大きくなったので、本格的な夏が来る前にポットに上げた訳。

さて,来年の春は咲いてくれるかな?

2005-05-30

リシリヒナゲシ開花

この前から蕾が上がっていて何時咲くかと楽しみにしていたリシリヒナゲシが咲いた。

昨日の夕方、蕾が割れそうだったので、もう直ぐとは思っていたけど、朝、水遣りに出たら既に開花していたよ。

dsc00536 このリシリヒナゲシ、初めて花を見たのは二年前の早春にHCで株を買い求めたのが初めてだった。

草丈10センチほどの可愛い株に花径は精々3センチというところ。

花が咲いた後は、直ぐに蒸し暑い梅雨になってしまって、呆気なく枯れてしまった。

しかし、種がこぼれていたと見え、去年3月にこぼれ種からの発芽が10本ほどあった。嬉しくて、その小さい目を何とかポット上げしたけど、小苗では咲くべくもなく、花も見ないままあえなく枯れた。

今回のは 去年のsystemさんから種をいただいたもの。種を購入したポピー・パッシーノも同じく種まきして、両方が同じような成長の仕方をした。

パッシーノとリシリヒナゲシはどちらも株だけを見ている限り、ほぼ同じだね。

見分けがつかない。

2種類あわせて今は10株近くが育っているが、蕾がついているのはこの一株だけ。

私としてはリシリヒナゲシが咲いていると思いたい。

2005-05-29

種からの花二種

去年の秋に種を播いた花たち、それも野草っぽい小さな花たちが咲き始めた。

dsc00908 10日前に咲き始めたイトシャジンを皮切りに、4,5日前にはワーレンベルギア・メルトンバードが咲き始めたよ。

種はインターネットなどで気が向いたときに発注することも多いけど、このワーレンベルギアは去年初秋にサカタに注文したもの。去年の新種だったので、種袋には画像は入っていなかった。

今の時期、道路の中央分離帯や芝生の植え込みの中などで、よく見かけるヒナギキョウの園芸種だという。

花は花径が1センチほどの小さい花だけど、細い茎が微妙にカーブしてうなだれたうなじのような茎の先にキキョウに良く似た形の淡い紫の花をつける。

釣鐘にんじんやソバナが好きな私としては、かなり好みの花だね。

dsc00502 こちらも青い花、デルフィニューム・シネンシス。デルフィニュームは去年、primroseさんからも種をいただいたデルフィニューム・グランrヒフローラムというのを種まきしている。発芽もしていた。それが秋にも自分で購入したデルフィニューム・シネンシスの種を播いたのがあって、ラベル落ちしてしまい、どちらが咲いているのかはっきりしない。

しかし、種袋の画像をよく見ると、シネンシスのほうかなぁ。

どうも種まき後の管理が杜撰になってしまって、こういうときは困る。

どちらにせよ、デルフィニュームを種から開花までこぎつけたのは初めてなので、とても嬉しい。どうもデルフィニュームとは相性が悪いのか、発芽させられなかったり、発芽しても開花までいたらないことばかりだったから。

画像では濃いブルーがうまく出てないけど、ほんとに目の醒めるような鮮やかなブルーで、花びらの先端のほうに赤い斑点があるのがアクセントになっていて可愛い。

dsc00910 ついでなので、苗を購入して植えておいたデルフィニュームも貼ってみた。

デルフィニュームは種がたくさん採れるのか、園芸店などでは100円前後の求めやすい値段で出回っている。

こんな綺麗な見ごたえのある花をつけるんだから、この値段はほんとにお値打ちだね。

だけど、種から育てた花とは愛着と言うか可愛さがまるで違うのは仕方がないかなぁ。

来年こそはこのタイプのデルフィニュームを種から開花させたいもの。

dsc00903 こちらはおまけ画像で、10日前から開花しているイトシャジンその後続けて2株が開花したが、一株は友人にあげた。

細長い茎を四方八方に伸ばしてあちらこちらで花を咲かせているが、これも色といい形と言い、端正な花だね。

2005-05-26

オンツツジの尾根道

仕事や用事も一段落ついて、今日は午後から一人で山に。

二週間前は尾根道で蕾だったオンツツジが今日は咲き誇っているに違いない。

朝食用に大量に作ったサンドイッチが余っていたので、お昼は緑の中でコーヒーとサンドイッチだね。

dsc00626 家を出てしばらくは車内に冷房を入れていたけど、山道に入る前にすでに冷房は必要なくなった。窓から入る風はひんやりしてとても心地よい。

しばらくは強いていると白い花がたくさん咲いている。ウツギの花だね。これは普通のウツギより花が小さいからマルバウツギかな?

花も普通のウツギより可愛いよ。

卯の花とはよく言ったもので、5月になるといろいろなウツギが山では見られる。今日、見たのは、全部で4種類のウツギ。

dsc00841 この赤いのはヤブウツギ。

普通、ウツギは白い花が多いけど、これは渋い赤の花だ。

また色が咲き進むウツギもあって、ハコネウツギというらしい。

このハコネウツギは以前、うちの庭にもあったけど、何時の間にかなくなった。

主人に切られたのだったかな?

今では代わりに、隣りに生えていたトベラが大きくなっているようだ。

dsc00632 このイチゴは私が山ではいちばん美味しいと思っているナガバノモミジイチゴの実だね。

この前まで花が咲いていたと思っていたけど、もうおんなにおいしそうな実がなっている。

口に入れてみると、程よい酸味と甘味で、市販のイチゴよりも美味しいくらいだね。

dsc00666 この前まで咲いていたヤマルリソウはもう花は終っていて、種らしきものをつけている。

道の傍らになにやらラショウモンカズラ?と思ったら、よく見るとオカタツナミソウだった。

5月6月はタツナミソウの季節でもあるね。

このオカタツナミソウは群生はしてないが草丈が25センチほどあって、綺麗な花だよ。

四国の山で見かけるタツナミソウは3種類ぐらいかなぁ。

辺りは静かだけど、時折カッコーの鳴き声やホトトギスの「トッキョキョカキョク」という鳴き声が聞こえる。

そして、今年初めて聞くセミの鳴き声も。

あれは二年前に西赤石山で聞いたエゾハルゼミの鳴き声だろうか?

6362518649qz5 因みに二年前に見かけたエゾハルゼミはこれ。

6月に西赤石山に向かう稜線沿いの山道の傍らに羽化したばかりにいたエゾハルゼミだよ。

dsc00837 いつものように8合目に車を置いて、山靴に履き替えて登り始める。ここからは尾根道で実に感じのいい新緑の道になっている。

取り付きにすぐ、クロモジの木があった。

この前トラックバックでこのクロモジの葉っぱがお茶になるというので、帰りに少し葉っぱをいただくことにしょう。

クロモジの名のとおり、幹が黒っぽいね。

葉っぱはこんな風に枝の先端に4枚ついている。

dsc00764 尾根道の新緑越しにオンツツジの朱色の色がすごく綺麗だね。

因みにツツジの手前に3裂した葉っぱがシロモジの葉っぱ。

逆光で黒く写っているけど、実際はとても綺麗な緑色だよ。

dsc00770 5月はじめにはホウチャクソウがたくさん咲いていた場所はフタリシズカがひっそりと咲いている。

ヤブレガサも花をつけるのだろうか?茎らしきものが立ち上がろうとしている。

緑陰はすっかり濃くなっていて、道はまるでツツジと新緑のトンネルだね。

帽子なんて全然要らない。

dsc00801 この前来た時は、途中で蛇がいて、回れ右をして別のルートを歩いたけど、今日は無事、この木陰の遊歩道を進む。

両側はヤブレガサの群生。ところどころでラショウモンカズラやナベワリの花が咲いている。

5月初めに、この道沿いでハナイカダを見かけたのに、今日は何故か見つからない。

もう花が終ったのだろうか?

花がなければただの葉っぱだから、気付かないのも無理はないかな。

dsc00828 大川神社のすぐ下まで出た後、キンポウゲやフタリスズカの群生を楽しむ。

下りは迷った末、やっぱり尾根道を下ることにした。

山頂直下から見た尾根道はこんな風にオンツツジが見頃だね。

だけど、花がこれだけ咲いてるとちょっとうるさすぎるかなぁ。

私は新緑からちらっと覗くぐらいのツツジが好きだな。

dsc00835 この山にもやっぱりヒメシャラやシャラの木が時折生えていて、今日は葉っぱがかなり展開していたよ。

樹肌が特徴的で直ぐに見分けられる木だね。

dsc00868 帰宅してから、山でいただいてきたクロモジの葉っぱをお茶にしてみたよ。

生葉をさっと水洗いして、ポットに入れて熱湯を注ぐ。

時たま畑のミントやカモミールなどの生葉を摘んできて、ハーブティを入れるけど、よく似た味と香り。

お茶受けは生憎と和菓子がなくて、チョコレートビスケットだったけど、なかなかいけました。

2005-05-23

紫尽くし

dsc00515今日、デジカメで撮影した花をチエックしたら、偶然にも紫色の花ばかりだったよ。

午後からは用事で高松に行ったのだけど、1ヶ月前にはそれほど見かけなかったけど、道路の両側は見事なばかりのナヨクサフジ。

このナヨクサフジ、勿論、私の子供時代には見かけなかった帰化植物。

5年ほど前から気付いたが、年々、増えているようだ。

道端に咲いていると、車を運転していてもつい目が行ってしまうほど、綺麗な色だね。

dsc00513 これは白っぽく見えるけど、淡い紫色のセンダンの木の花。

これも高松に向かう途中にある小さい山に生えているのだけど、この山は全山がこのセンダンの木に覆われている。

私の家の敷地内にも勝手に生えてきたことがあるけど、ずいぶん強い木で、切ってもも切っても新芽を出すのには困ったものだった。

dsc00523 こちらも今日行った高松の某所で撮影したもの。

この季節には必ずどこかのアスファルトの隙間から顔を覗かせるヒナキキョウソウだよ。

可憐な姿に似合わず、強靭な生命力の持ち主だ。

マクロ撮影でも充分鑑賞に耐えるほど、綺麗な花だけど、今日は風が強くて、遠景で捉えてみた。

dsc00511

こちらは園芸種で、チリアヤメというらしい。

二年前にネット花友さんが送ってきてくれた苗から、昨日になってようやく花が咲いた。二年以上も咲かなかったので、もう半ば花は諦めていたんだけど、こんな可愛い花が咲いてくれたよ。

どうやら一日花らしいけど、種が採取できるらしい。楽しみだね。

dsc00531 こちらも園芸種で4年程前に購入したクレマチス。どうやらインテグリフォリア系らしいけど、細かい銘まではわからない。

ツルではなく、立性のクレマチスで、早春までは地上部は消えてなくなる。

今年は何が良かったのか、思いの他、大きい綺麗な花を咲かせた。

dsc00547 この淡い紫色のはたぶんカラフトハナシノブだと思う。

去年、systemさんに種をいただいたものがあの猛暑の最中に花を咲かせた。その花から採取した種を育てたものだよ。

今年はそれほど暑くならないうちに咲いてくれてほっとしている。

それにしてもハナシノブの仲間はよく種をつけるね。

今年は3種類のハナシノブが計30ポットも育ってしまったので、うちでは地植えにしました。

2005-05-20

笹ヶ峰・・新緑のブナ林を歩く

お天気もよさそうだし、私の予定もそれほどないので、山歩きにした。

昨日のうちに友人Yさんに携帯メール、Yさんの友人のNさんも同行するという。

集合は7時にした。家族の朝食を作って、洗濯物を干したら出発。

夕べは結局2時に就寝だから、睡眠時間は4時間ほど。

dsc00384 7時丁度に集合場所に着く。高速のSAのガソリンスタンドは早朝は遣ってないかもしれないので、高速に乗る前にガソリンを満タンに。

その後、すぐの高速松山道を西に向かう。

天気予報は晴れになっていたが、薄曇かな?

結局ノンストップで西条インターまで走る。一般道に下りたら、コンビニに。昼ごはんと飲み物の調達。そして、夕べ主人に払い込みを頼まれていることがある。コンビニで聞いたら、3分ほど引き返すと銀行があるらしいので、ここで払い込みを済ませてから出発することに。9時でないと銀行が開かないが、仕方ない。3時までに山を下れるかどうかはわからないから・・。

結局、これで時間を30分ほどロスしてしまった。

9時ジャストに用件を済ませたら、後は加茂川に沿って、走る。20分も走れば、笹ヶ峰登山口に向かう分岐に。

dsc00410 路はすぐに曲がりくねった山道になる。格別細くもないけど、大型車同士では対向できないような山道だ。緑の木の葉っぱや草の葉っぱがほんとになんともいえない瑞々しい色。

先ほどからウツギやノリウツギがあちこちに咲いている。

コンロンソウヤホウチャクソウもあちこちで見かける。2,3度車を降りては撮影したり、散策したりする。

フタリシズカも咲いている。

そのうち路は未舗装のがたがた

dsc00512 路になる。そういえば、この前に来たときもそうだったかな。

11時前にようやく登山口に到着。

靴を履き替えてすぐに出発する。

しばらくは沢沿いの急な登りだ。だけど、すぐにイチリンソウやナツトウダイが見えて、気持ちが和む。

Yさんが可愛いギンランも見つけてくれた。

他にもエンレイソウやマムシ草の仲間も時折見かける。

エンレイソウはもう種をつけているが、私が今まで見ていたエンレイソウとは少し違うようだね。調べてみなければ。

沢沿いの道から、路は右手に折れて、杉の植林に入る。手入れがよく行き届いた杉林で、日光も適度に差して、下草にはシロモジなどが生えている。

日を遮ってくれるので、涼しくて快適だ。

dsc00440 宿という昔の集落跡があるはずでそこで休憩するつもりだったけど、ちょっと早めに休憩する。というのも、Yさんが少し苦しそうだから。こんな平日に山歩きする人なんていないだろうと思ってたけど、2人連れの男の人にすれ違った。

休憩場所から10分ほど先に行ったところが結局、宿だった。この宿には小さな沢が流れているが、ここから上はブナやかえでの自然林に囲まれた道だ。

若葉の緑が目を楽しませてくれる。

こんな中でいるとほんとに寿命が5年は延びそうな気がするよ。

ここのブナは皿ヶ嶺のブナより大きくて、立派な木が多いみたいだね。

道の両側にはやはりエンレイソウやツクバネソウが多い。そして、二年前の秋にはアサマリンドウが咲いていた辺りに、ショウジョウバカマの咲き終わった株がいくつも見える。

dsc00471 新緑を楽しみながら登るうちに丸山荘に着いた。赤屋根は私が泊まった中一の頃も変わらないような気さえする。あの頃から何十年も経っているのが嘘のようだ。

ベンチに座って休憩を入れる。

ベンチの下になにやら野草らしきもの。よく見るとマイヅルソウだった。

よく見ると植えられたものだが、シャクナゲも咲いてる。

山頂方面と丸山荘をバックにシャクナゲを撮影してみた。

なんだか初夏らしい画像になったね。

dsc00482 この咲きどうするか迷ったが、時間もあまりないので、いけるところまで行くことにする。

ピークまではちょっときつそうかな?

丸山荘より先は、私も中一以来だからほとんど初めてのようなものだ。今までとは違いダケカンバなども生えている。やはり高山に来たなと感じるね。

ワチガイソウも咲いていたので撮影してみた。

dsc00479もうすぐで樹林帯を抜けて、笹原に入ると思うが、曇ってきたことだし、帰りの時間も心配なので、お昼にして下ることにする。

もう跡30分も登ればピークだったかなぁ。

まぁ、山は逃げないしね~。

途中まで下って見上げた笹ヶ峰はとっても綺麗だったよ~。

左は久しぶりで見たダケカンバ。

この木を見ると昔の八ヶ岳だの北アルプスだのを思い出すよね。

2005-05-19

カンパニュラの仲間が開花

dsc00245 5月はオダマキに続いて、カンパニュラの仲間が次々と開花 し始める季節だね。

去年育てた桃葉キキョウは花後に株分けしたのが先日から咲いてくれている。

冬に苗を購入した白花の桃葉キキョウも2,3日送れて開花し始めた。真っ白な花が清楚でこれも定番になってくれそうだ。

だけど、なんと言っても一番心待ちにしていた開花は、このイトシャジン(カンパニュラ・ロツンデフォリア)だ。

去年の秋の種まきだけど、こんなに早く咲いてくれるとは思わなかった。

細い花茎が立ち上がってきて、その先に色といい形といい申し分なく綺麗な花。

この種、去年だか一昨年だけにも播いた筈だが、その時は発芽しなかった。

いや、その頃はまだ山野草系統を育ててなかったので、なかなか発芽しないと思って、播き床を棄てたのかも知れないね。

dsc00241 こちらはカンパニュラ・涼姫という新種。

確かサカ○から去年の秋に種が出て、私も種を購入したのに、発芽させるtことが出来なかった。(種の数も少なかったけど)

冬に近くのHCで苗を見かけて、購入。それを芝生花壇に春先に植え付けたら、この前から咲き始めたよ。

色も綺麗だし、何より蕾がびっしりつくのがすごいね。

花茎はくねることなく、しゃんと背筋を伸ばして立っているのが気持ちいい。

後ろの赤いのはうち中にはびこっているといってもいいニコチアナ。(^^;)

dsc00655

こちらは畑で咲いているツリガネソウ。(カンパニュラ・メディウム)

これも去年秋の種まきから開花したもの。

ツリガネソウを種から育てるのはやはり8年ぶりぐらいになると思う。以前の品種は秋播きでは開花しなかったけど、最近のは秋に播いても開花するらしい。

花が大きくて見ごたえがあるのでこの辺りの人は仏花用によく育てている。

色も私好みかなぁ。

種を一袋播いたら、とんでもなくたくさんの苗が育ったよ~。

そのほかにもカンパニュラ・ポシャルスキアナや桃葉キキョウのブルーと白が開花中。

ホタルブクロの仲間のサラストロももうじき咲きそうだよ。

2005-05-15

琴平山散策

今日はYさんと金比羅さんの表書院で講演会とシンポジウムに行く予定の日だ。

講演会は午後1時開演なので、午前中に出かけて、昼までは琴平山を散策しようという手筈に。

9時にYさんが車で迎えに来てくれた。途中、コーヒーだけは買い込む。

琴平までは20分ちょっとの道のりだ。車は大きい旅館の駐車場に入れる。参拝客用に一回700円で入れさせてくれる。旅館から少し裏手に回れば裏参堂なんだけど、少し間違えたら、去年、車を停めた辺りに出てしまった。そこからも確か裏参道に合流すると聞いた覚えがあったので、入ってみる。道の最初だけは鎌倉の切り通しみたいな道だが、すぐに明るく開けた場所に出たのでなんだろうと思ったら、金刀比羅神宮(金比羅さんのことだね)の御神田だった。ここでどうやら、神様に奉納するお米を作っているらしい。

道はその田んぼの横を通って、登っているが、道の傍には黄色の可愛いツルキンバイやニワゼキショウ、そして早くもアザミもたくさん咲いている。5分も登るとまた鬱蒼とした樹林に入る。スミレも花はほとんど終わって葉っぱだけが見える。

それにしても標高は100mほどなのに、金比羅さんの山だから、時々びっくりするような大木がある。去年の台風のときはこの道もたぶん水の流れ道になったのだろう。あたり一体は土砂が流れた跡が生々しい。裏参道はそれでも修復されつつあるようだが、こちらの道までは手が回らないのだろう。倒木などを回って避けながら進む。中に五葉松なのだろうか、樹高20m近くの立派なのが数本生えている。楠なども大木だ。

9n0sh0056 ところどころで、カンアオイの仲間の葉っぱが見える。そういえば、去年、野草友達と散策したときも、ここはカンアオイの仲間やテンナンショウの仲間が多かったけ。

デジカメにまたしてもメモリーを入れ忘れたので、仕方なく携帯で撮影。

葉っぱと葉っぱの間に地味~な花。

Yさんは「これが花?」といって驚いてる。

私も実際に花を見るのはまだ2,3回目だ。

f03sh0017 こちらも携帯画像で恐縮だけど、トウゴクシソバタツナミソウというらしい。

普通のタツナミソウより、花が少し大きめで何より葉っぱに白い模様が入って、とても綺麗だ。

葉っぱだけは大麻山や讃岐富士でも良く見かけるけど花を見るのはこれが初めてなので、ちょっと感激だ。

他にもフタリシズカもあちこちで見かけた。

タツナミソウはオカタツナミソウも見かけたよ。

道が途中であやふやになっていたので、時間制限もあることだし、途中で引き返す。

山道から出てくると、そこはすぐに琴平の住宅街。

綺麗に手入れされた畑が目に付いた。植えている花を見ると、よほど花好きの人と見える。そのすぐ近くの家の前にも綺麗な山野草が鉢にいくつも並んでいる。Yさんと見せてもらっているところへ、植えられている方が現れた。私たちより少し年配の女性。

花の名前を伺う。ラショウモンカズラ、マイズルソウ、ユキザサ、フッキソウ、他にも20種類ほどの山の花。そして畑のほうにもヤツシロソウや石楠花など、私の好きな花があちこちに・・。その方はやはり山道を歩かれるそうで、しばし、花談義に話が弾んだ。

ちょうど近くで山野草展が開かれているそうで、早速、歩いて5分の山野草展に。

私は濃いピンクが愛らしいフウロソウとシロカネソウを。Yさんは私が薦めたニオイハンゲやユキモチソウ、ウグイスカグラの斑入りなどを、買い求める。

そうこうするうちに講演会の時間も迫ったので、近くのうどん屋で急いでお昼を済ませる。

今度は表参道の石段を上がって表書院だ。急いだので汗が吹き出たよ~。

時間はちょうどというところで、私たちが入って5分も経たないうちに講演会が始まった。

大原美術館の館長さんだの、いろいろな方の講演を聴いて、鈍った頭にカツを入れたが、何より素晴らしかったのは、丸山応挙の虎の間でこの講演が聴けたこと。

古い建物だから、風通しも素晴らしく、目を外に遣ると桜の若葉がまぶしいほど。

帰りには裏参道を歩いたが、思いがけず、踊子草の可愛いピンクの花に会えたよ。

そして、トキワ露草の白い花も見つけることができた。

う~~ん、なかなか充実した一日だったね。

2005-05-14

花畑満開

dsc00596 山に行くのも忙しいけど、5月に入って、あれよあれよという間に畑が花で埋まった。

まずはヤクルマソウが咲き始め、ついでアグロステンマ、カスミソウ、ビスカリア・・そしてジャーマンアイリス、ジギタリス、テンニンギクなどなど・・。

この中で今年お初なのが、アプリコット色のジギタリスかなぁ。

去年の初夏に種を播いたものだ。

ジギタリスはごく普通のをもう10年ほど前に種まきして育てたことがあるけど、当時は珍しかったので、ご近所の人に「何を植えてるんですか?」と珍しがられたものだ。

今だって、この辺ではまだまだ珍しい花になると思うよ。

赤いのは4月から咲き始めたニコチアナで、これは去年秋から宿根したもの。

ピンクの小花はビスカリア・チェリーブロッサムだよ。これも10年近く前に「BISE]という雑誌に載っていたのが気に入って、それがもとで通販で種を取り寄せ始めたのだったかな。

赤と黄色のわっかの模様はテンニンギク。これももう7,8年前に種まきしたのが毎年どこかからこぼれ種で出てくるよ。勿論宿根もするよ。

dsc00367 左画像の花はニオイバンマツリ。

15年程前に義妹から鉢植えの小さい株をもらったのを地植えにしたら、場所が合っていたのか、今ではかなり大きくなっている。

全体像は5月の庭の花というアルバムにアップしたので見てください。

このはなは紫色で咲き始めて、咲き進むと白くなる。

香りがとてもよくて、特に夕方など、畑に出るとすごくいいにおいがたちこめている。

dsc00511 この画像は白花の桃葉キキョウ。

青い花は去年とてもよく咲いて、株分けしたら、どれもよく育ってくれて咲いている。

バックは勿論、私のお気に入りのツボサンゴ。

これは和風の庭においてあるけど、こんな和風庭にもよく合う。

綺麗な緑の葉っぱと赤い花が鮮やかでしょう?

他にもたくさん開花してるけど、全部はとても書ききれないので、アルバムで見てね~。

2005-05-13

レオ君、逝く

レオ君とは3月のブログにも書いたんだけど、うちの飼い犬、キキとララの兄弟犬。

娘と私が3月に会いに行ったときには元気だった。私はそれでも時々、友人の家を訪ねたときにレオには会っていたが、娘はたぶん15年ぶりにレオをみたんじゃないかなぁ。

それもこれも虫の知らせというやつだろうか?

DSC001061siro 昨日・・友人から携帯メールで「レオがさっき亡くなりました」と。

丁度、別の友人とお昼を食べていたところで気付かず、夜になって、メールを開いて知った。

最後の一週間ほどは注射に連れて行ったそうだが、昨日の朝まで、友人がそばを通ると目を開けていたそう。そして昼頃に眠るように死んだそうだ。

もう16歳ぐらいになるから人間なら相当な御爺さんだ。

友人一家に可愛がられて、幸せな一生だったと思う。

それにつけても・・うちのキキやララとのお別れもそう遠くはないのだろうな。

2005-05-12

新緑の大川山

月曜日に訪れた大川山。

デジカメにメモリーを入れ忘れていたのがなんとも口惜しくて、昨日、もう一度行ってきた。

忙しくしていて3ヶ月ほど会えなかった友人とランチをした後だから、出発は午後一時を回っていた。

dsc00370 一目散に車を走らせる。麦秋を迎えた麦畑の黄金色がなんとも綺麗だけど、これも帰路で撮ることにする。R438をいつものように右折してここからは山道だ。10分も登れば樹林帯に入る。少し車をとめて法面に目をやるとなにやら黄色い花。勿論車から降りて撮影。

ぱっと見たときからキンランとはわかっていたけど、それにしても状態がとてもよくて綺麗な花だね~。全体の草姿がとても綺麗だ。まるで、生け花の達人が活けたような姿。

車道わきに咲いているというのに、よくぞ盗掘されなかったものだ。

この辺りは1ヶ月前はスミレが咲いていた場所だと思うが、地面からはもうホトトギスの葉っぱが草丈15センチほどに育っている。

dsc00379 道のわきではところどころでこんな風に新緑の間からオンツツジが見え隠れする。

新緑にこの朱赤の色がぴったりだよ。

dsc00493 こちらも道の法面にびっしりと咲いているヤマルリソウ。この画像は比較的青みの強い花を選んだが、個体によって白っぽいののあるけど、何の関係で色が変わるのだろう?

ヤマルリソウはこの大川山にはずいぶん多くて、春に来ると、この山はヤマルリソウとスミレがやたらと目に付くよ。

dsc00446 いつもの8合目の場所に車をとめて、ここからは散策だ。2日前と違って、だいぶん暖かい。

ギンリョウソウもほぼ同じ姿で残っていてくれた。

そして、尾根道のオンツツジも少し花が開いて、鮮やか。

シロモジの葉っぱの新緑の綺麗さはどうだ?

まだ芽吹き前の裸木ばかりが林立していた頃も見ているから、山の変化に驚くばかりだ。

dsc00403 タニギキョウもところどころで咲いている。

小さくともカンパニュラの仲間だね~。

5月には忘れずに咲くんだね。

誰一人にも会わない散策だったけど、新緑に目が洗われるような山歩きでした。

dsc00505 あ、そうそう、帰り道に撮影した麦秋の風景だよ。

讃岐で生まれ育ったものにはなんだかしみじみする光景だね。

2005-05-10

ギンリョウソウ

連休明けの昨日、友人と県境の大川山に行ってきた。

この前行ったのは4月28日だから、約10日ぶりだね。

いつもと同じく、八合目までは車で登って、その後は尾根道を登る。

琴南に着くまでの風景もずいぶん変わっていて、麦畑はすっかり黄色く色づいてしまっている。麦秋だね~。5月3日に剣山へ向かう道中で眺めたときはまだまだ青々としていたのに・・。よそ様の畑に植えてある花もジャーマンアイリスやアグロステンマが目立って、すっかり5月の眺めになっている。

9mwpjbsh0025_i 山道に入ってからも、この前までたくさん咲いていたスミレはすっかり少なくなり、木々の新緑が青々としていて気持ちがいい。ヤマルリソウも3合目辺りで咲いていたのは花が終っていて、花盛りなのは7合目以上だね。先日見かけたアワコバイモはやっぱり種をつけたまま。左画像がそうだよ。

10日前には切れに咲いていたショウジョウバカマも花が終って緑色になっている。こんな状態のを見たのは初めてかなぁ。

時折、樹林帯の合間から山肌が見えるけど、その色も緑一色に。

いつもの場所で車をとめてリュックを背負い歩き始める。

シロモジやクロモジの花はすっかり終って、綺麗な緑色をした若葉が展開している。

シロモジの葉っぱは切れ込みがあるんだね~。

樹林帯の中になにやら見える・・あれはどうもギンリョウソウのようだね。

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近付くとやっぱりそうだ。

ギンリョウソウは去年、剣山から一の森に至る山道沿いで見たけど、あれは6月末だったと思う。

ここのは今、土の中から顔を出したばかりなのか、すごく綺麗だ。

よく見ると近くにも地面を持ち上げて顔を出し始めているのが見える。

同行の友人は携帯で熱心に画像を撮っている。

私も大失敗でデジカメにメモリーを入れ忘れて、仕方なく携帯で撮影する。

どうも近場の山に行くときは準備が手抜きになってしまっていけない。

自宅付近も少し肌寒いほどだったが、山の上はなおのことだ。半袖Tシャツの上から長袖シャツ、そして歩き始める前にウインドブレーカーを羽織ったのだが、それでも少々寒いぐらい。

歩き始めて少し経ったところでお昼にする。いつも思うけど、山で食べるのってどうしてこんなに美味しいんだろうね?友人と連休中の出来事などおしゃべりしながら、それもまた楽しいね。

おなかもいっぱいになったところで、再び歩き始める。

尾根道沿いのヤブレガサもすっかり大きくなって、まるでヤブレガサの小道。

10日前に蕾だったホウチャクソウは?と見ると、これがたくさん咲いて、辺りはホウチャクソウの群生だよ。友人はまたもや携帯で熱心に撮影している。丁度咲き始めのホウチャクソウはとても綺麗だ。この山は車で山頂まで登れるのが幸いしてか、尾根道を歩いて登る人はほとんどいなくて、山道はとてもいい感じだよ。

時折、オンツツジの大木が見えるけど、あれが満開になったらどんなに綺麗だろう。

途中で遊歩道の方に入るとここはラショウモンカズラがたくさん生えている。

まだ花には少し早いようだけど、たまに綺麗に咲いているのもあるね。

う~~ん、これはぜひともオンツツジの満開とラショウモンカズラの満開を見にこなくてはなどとひそかに思う。この道はキャンプ場にいたる道だけど、キャンプ場のテントサイトあたりもとても綺麗に整備されていて、新緑が鮮やか。

この後、ニョイスミレなどを見ながら散策。展望台からは薄曇ながらも手前の山なみまでは綺麗に見えた。残念ながら剣山系までは見えないけど。突然、何かが展望台の手すりに飛んできたと思ったら、なんとヤマガラだった。可愛いね~。

帰りは車道沿いに下ったが、はしりどころはもう種をつけ始めていたよ。

イチリンソウも可愛く咲いていた。標高があるから今が花の季節なんだね。

デジカメで撮影できないのがほんとに残念だった。

2005-05-07

五月のバラ

bara五月 この僕が帰る
まばゆい 五月
紅いバラは 思い出のバラは
君の庭に咲くだろうか
(さよなら)
水を花びらにあげて
涙の水を
恋のバラに 悲しみのバラに
君の白い ほほ寄せて
忘れないで 忘れないで
時は流れ過ぎても
むせび泣いて むせび泣いて
別れる君と僕のために

 

(さよなら)
五月 花開きめぐる
二人の 五月
紅いバラを 美しいバラを
僕のもとに 届けておくれ
(さよなら)
dsc00754 花に唇を寄せて
二人の花に
恋の夢を 消えさらぬ夢を
追い求める 一人泣いて
忘れないで 忘れないで
時は流れ過ぎても
むせび泣いて むせび泣いて
別れる君と僕のために

 

忘れないで 忘れないで
時は流れ過ぎても
むせび泣いて むせび泣いて
別れる君と僕のために
独身時代にFM放送からエアチエックした曲で、ブレンダ・リーが歌ってた。
5月になって爽やかな青空が広がるといつも思い出して口ずさんでしまう歌だね。

2005-05-05

剣山、大賑わい

去年の9月以来、7ヶ月ぶりで剣山に登ってきた。

パートナーはこれも小学校の時以来の末っ子。上の息子の山靴がちょうどいいかと思ったら、きついと言うので、仕方なく通学用の運動靴で登ってきた。

7時には自宅を出発するつもりが、末っ子がなかなか起きず、結局8時過ぎに出発。天気は上々過ぎるくらい。

dsc00532 途中で通る山里では早くも田植えが始まっている。

末っ子はよく寝ているはずなのに、車の後ろでまた寝ているよ(^^;)

南に向かって走るので、朝から暑い。

9時の時点で早くも気温は18度にまで上昇してる。

三頭トンネルを出て少し下った場所からは徳島の山なみが良く見える。

どうやら、今日登る剣山もジロウギュウも見えているよ。

一旦、美馬町に下って、コンビニでお昼ご飯と飲み物を調達。麦茶は家から持参したので、おにぎりとコーヒー、飴などを(行動食だね)

dsc00570

吉野川を渡ったら、再び山道を登り始める。剣山は山が深いので、ここからリフト乗り場までは車で約一時間半ほどかかる。

それでも3年前に初めて登ったときに比べると、車道はずいぶんよくなって、道幅が広がったよ。

どんどん登るが、今日はやたらと車の数が多いのはやはり連休中日だからだろう。

人家が途切れる辺りに今年も咲いていたよ。

ユキモチソウが10株ほど自生している。

そして、私の秘密の野草観察場所が3箇所ばかりあるんだよ。そこではニリンソウ、ルイヨウボタン、ヒトリシズカ、リンドウ、ヤマハコベなどが咲いていた。

ツルカノコソウやラショウモンカズラ、チャルメルソウも咲いている。

dsc00607 標高1200m地点を過ぎると芽吹きが始まったばかりだね。

夫婦池を越えると道はアップダウンがほとんどなくなるが、カーブが多いので対向車がいきなり現れて緊張することもある。

リフト乗り場の見ノ越まで近付いて驚いた。

というのも車がいっぱいで車道わきに駐車している車があるのだ。こんな山奥に来て、よもやこんんなに混んでるなんて。末っ子がぶつぶつ言うが、ともかく進んでみて駐車場所がなかったら、その時に考えようということで前進。

そしたら、警備員の人がおいでおいでしてくれて、リフト乗り場近くに駐車することが出来た。しかし、大型バスも含めてものすごい車。大半が県外・・それも四国外のナンバーかなぁ。

リフトは登りのみ利用することにした。

リフトの前方に見えているのが剣山だね。

dsc00611

リフト終点の西島駅には15分で着く。

すぐにリュックを担いで出発。

末っ子は実に二年近くぶりの山だが、今日はいいペースで歩いている。

中学に入って部活で鍛えているせいか体力がつたのかも。

反対に「お母さん、遅い」とせかされる

やれやれ、花の画像を撮る暇もありゃしない

dsc00629

まだまだ早春の花のクリンユキフデやエンゴサクがたまに咲いているだけ。

ほとんど花画像を撮ることもできず、ピークに着いた。ここで昼休憩。

山頂は人が多いといえば多いが、あの車の量からすればこんなものだろう。

それにしてもこの360度の大展望はいつもながら気持ちがいい。

下りは末っ子は登って来た尾根道(刀掛けの松経由)を下るが私は行場経由で下る。こちらのコースは誰も歩いておらず、静かな山歩きが楽しめた。

花もまだまだ咲いてなくて、トリカブトの若葉が出ているぐらい。去年ここで見かけたシロバナエンレイソウもまだ葉の芽が出たばかりみたい。

dsc00640

西島駅で待つようにと末っ子に言ってあったのに、姿が見えない。仕方ないので、そのまま登山道を下る。西島の直ぐ下からはコミヤマカタバミやスミレの花が楽しめる道になっている。

特にコミヤマカタバミはお天気がいいせいか、花が綺麗に開いていてとても可愛い。

登山口の神社近くではフウロケマンも見ることが出来た。

車まで下ってくると末っ子はとっくに、車の場所まで下って待ってた。

やれやれ、ほっとしたよ。

2005-05-01

Shall we Dance

今日は一週間ぶりの雨で庭の花もそして私も一息つくことができた。

草抜きは晴天の時ではなく今日のような雨降りか曇天の日でないと暑いのと土がコチコチに乾燥していて抜きにくいので、雨に少しぬれながら草抜きした。

syou 最近開花したばかりのオーシャンパールとアグロステンマ桜貝がゆらゆらと揺れて綺麗だ。

最近やたらと山野草が増えたので、大型の花たちは精々10本ぐらいしか育てないことにしているけど、こうして咲いてみるとやっぱりいいなぁ。

風にゆらゆら揺れる風情は格別だ。

ヤグルマソウも幸い、青、ピンク、白、紫とどの色もこぼれて咲いてくれた。

このパステルカラーの淡い色彩もあと二週間もすれば今度は黄色のオオキンケイギクにとって代わられるだろう。

雨なので久しぶりに午後からは映画を観てきた。

子供たちはべつのものを観たけど、私はShall we Danceを。周防監督のオリジナル作品はいまだに劇場ではもちろんのこと、ビデオででも観てない。

勿論、大雑把な配役やあらすじぐらいはなんとなく知っていたけど・・。

リチャード・ギアとジェニファーロペスがなかなかいい味を出していたよ。

私自身は今、山や花に夢中だけど、何かに夢中になれるということはとても幸せなことなんだよね。

帰りにオリジナル版で役所広司と草刈民代がどんな演技(どんな踊り?)をしているのか観たくて、ビデオ屋さんに寄ってみたけど、既にすべて貸し出し中だった。

そういえば、リンク役のあの人・・・そう頭のちょっと薄い・・・(^^;) 何に出てた人だったか、思い出せそうで思い出せなかったけど、今、思い出した。

あの人は「ターミナル」で空港の所長??を演じていた役者さんだったんだね。

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