お盆明けにデジタル一眼を修理に出して、その後まだ返ってないので、どうも山歩きに行く気になれず大人しくしていましたが、今日は出かける用事があったので、ついでに足を伸ばして、実家方面の山すそで秋を探してきました。
坊ちゃんスタジアムに行く前に、少しだけ皿ガ嶺に立ち寄り、散策をしました。
皿ガ嶺には、毎年、春には一度や二度は行くことにしていますが、夏に来たのは何年ぶりでしょうか。恐らく、4,5年は経っていると思います。
車で風穴に向かったのはお昼頃でしたが、なぜか、下ってくる車も登っていく車も多いです。
水の元に差しかかってその謎が解けました。
ソウメン流しをしているんですね。
実は私は、石鎚に土小屋コースできちんと登ったのはこれが初めてでした。
いちばん最初に登った8年前は成就社から表参道コースだったし、次は東稜コースだったのです。そして、去年のご来光の滝からの這い上がりコースでは、ロングコースだったので、山頂はパスしてしまい、今年の5月の西ノ冠岳行きでも、山頂を踏むのははカットしてしまいました。
二ノ森への分岐を過ぎると、弥山まではほんの一歩きでした。
雨のほうは歩き始めも大して降ってはいなかったのですが、歩き始めから10分ほどでほぼやんでくれました。おかげで撮影にも支障はそれほどなくて、展望はないものの花散策としてはまずまず恵まれたほうかもしれません。
ミソガワソウやオオマルバノテンニンソウ(トサノミカエリソウ)が群生で咲いているのを実ながら歩いていると、ようやくタマガワホトトギスの花が咲いているのに会えました。
白石小屋でコーヒーを飲みながら、30分ほど四方山話に花を咲かせましたが、雨の様子は着いた時より大降りになるでもなし、かといってやむ気配もありません。それなら、出発しましょうということになり、雨具を上下とも着込んで9時10分に出発します。
8月16日、高松の山友達のreikoさんが毎年、お盆休みには石鎚に行かれているというので、前もって連絡をして、同行させてもらいました。
石鎚には実を言うと、8年前の2001年8月下旬に、当時小4だった末っ子を連れて登っています。それまで25年間も山から遠ざかっていた私でしたが、前年の2000年にインターネットを始めて山のHPなどを見るにつけ、再び山に行きたいという気持ちが強くなって、山歩き再開後に初めて登った山らしい山です。
その後、石鎚山系に登るときは愛媛在住の昔の山仲間と同行することが多く、石鎚本峰よりもその周囲の静かな山を歩くことが多かったのでした。
野山で見かけるクレマチスの仲間としては最もポピュラーなのがセンニンソウとボタンヅルだと思います。夏から秋に掛けて、付近を真っ白に覆うのがセンニンソウ、わずかにクリーム色を帯びているのがボタンヅルです。
一つ前のイワタバコの記事と後先になりますが、8月12日、県内の山に行ってきました。
7月3日にユウスゲを見に行った山です。
ユウスゲはもう花が終わっているかもしれないと思っていましたが、どっこい、まだまだ咲いていました。まだ花芽がありましたので、8月いっぱいは楽しめそうでした。約二ヶ月にも渡って咲くなんて、花期の長い花なんですね。
今年の夏は四国でもほんとうに変なお天気で、梅雨の時期にはちっとも雨が降らず、梅雨明けの発表後は雨の降らぬ日が二日は続かないというぐらい、良く降りました。普通は7月下旬から8月10日頃までが海や山に行くにはいちばん良い、最も天候の安定した時期ですが、皮肉なことに、今年はお盆の今日、ようやく夏空が広がりました。
夏空が広がったら、イワタバコもそろそろ見てこなくてはなりません。
現地に着くと、咲いてます、咲いてます。
8月に入ってから良く降ったせいか、今年のイワタバコはなかなか見ごたえがありました。
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