ダルマギクを見に行く、その5、サンインギク?
角島を後にして、再び下関まで取って返すつもりだったのですが、途中の標識に美祢と出ていました。
地図確認すると、どうやら角島の少し南から435号への分岐があって、これを利用すると美祢インターまで1時間ほどで行けそうです。
下関インターで高速に乗るよりもこのほうが空いていそうだし、道も走りやすそうなので、こちらに入りました。
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角島を後にして、再び下関まで取って返すつもりだったのですが、途中の標識に美祢と出ていました。
地図確認すると、どうやら角島の少し南から435号への分岐があって、これを利用すると美祢インターまで1時間ほどで行けそうです。
下関インターで高速に乗るよりもこのほうが空いていそうだし、道も走りやすそうなので、こちらに入りました。
下関インターから角島までは約40キロと思っていたのに、途中で寄り道したりしていて、角島に着いたのは14時半を回っていました。
九州を出るときからすでに弱い雨が降り始めていたのですが、幸い、北に向かうほど雨は気にならなくなりました。この日は太平洋に近いほど雨が強かったようです。
角島大橋という標識がその前から見えていましたが、私は今回も角島については何の下調べもせずに訪れたのでした。橋のたもとについてみるとびっくりするほど立派な橋が、島に向かって延びています。
三連休とあって、観光目当ての車も多く、次々と橋を渡っていきます。
通行料金など要るのかなと思いましたが、無料のようで、すんなりと渡ります。
角島に入って直ぐに展望所などがあって、そこに島の案内板があります。
それを見ると、ダルマギクは灯台付近に咲くようです。車を灯台に向かって走らせました。
玄界灘散策から帰ってくると、娘が待っていました。
この日は午前10時半に小倉駅で娘がA君と待ち合わせの約束になっています。
早く行かないと送れそうです。直ぐにホテルをチエックアウトして、私の運転で小倉を目指しました。
娘の車のカーナビが指示するとおりに走ります。
小学校や中学で習った北九州の街を通り抜けます。八幡、小倉、若松、戸畑、それに門司。
その5つの市が合併して北九州市になったのは、なんと1963年のことなんですね。
でも、私には小学生のとき習った八幡や若松のほうが、なぜか馴染みが深いのです。
娘を小倉で下ろして、下関に向かって走り始めたら、車の前のランプがなにやら点滅しています。よく見ると「key」という門司が点滅しています。
そうなんです、娘の車はキーがなくてもエンジンがかかるという、あの手の車なのですが、キーは娘が持ったまま、私が運転していたので、キーが近くにないということで、ランプが点滅したのです。
娘の携帯に急いで電話して、小倉駅に取って返し、キーをもらって、やれやれでした。
ホテルに着いたのは夜の9時を回っていたのですが、地図で前もって確認していたところでは、海にまずまず近いようでした。
何しろ3連休とあって、二週間ほど前に宿を探しても、なかなか適当な宿が見当たらず、たまたま宗像という場所のホテルが運良く空いていました。
11月21日からの3日間は、今年最後の3連休だったそうですが、娘が福岡に行く用事があり、私も付き合って行って参りました。
行きは二人で交代で運転して行ったのですが、帰りは娘の都合で私一人でのドライブとなったため、時間の余裕があれば九州の山にでもと思っていたものの、お天気が生憎だったので、急遽、ドライブ散策に変更しました。
11月には山口県の角島というところで、ダルマギクが咲いているということを知り、花の時期には遅かったのですが、立ち寄ってみることにしました。
海岸散策やヤッコソウ散策が終わったら、最後はお待ちかねナカガワノギクを見に行きます。
ナカガワノギクやワジキギクははもう3,4年も前から名前だけは知っていて、いつかは見に行きたいと思っていました。
しかし、県外からいきなり行っても、自生地も知らないでは見ることができるかどうかわからず、今まで実現してなかったのでした。
ナカガワノギクというぐらいですから那賀川流域に咲くのでしょうね。
11月15日、山友達のreikoさんにお誘いいただき、徳島に花散策に行ってきました。
ご案内して下さったのは、数年前とこの春にも案内していただいたKさんご夫妻です。
これまでは春の花を案内していただいたのですが、今回は以前から1度は見てみたかったナカガワノギクなど、晩秋に咲く花に案内していただけるとのことです。
Kさんがその前に見かけたと仰っていたリンドウの花にも案内していただきました。
もう5年ほども前でしょうか、やはり香川の里山でリンドウを見たことがあるのですが、もうその山では見られなくなってしまい、久しぶりに里山のリンドウを見ることができました。
この里山ではヤマラッキョウを良く見かけました。
香川のちょっとした山ではヤマラッキョウを見ることが多いですが、どういうわけか小豆島の山ではヤマラッキョウは見ませんでした。
10月半ばに登った山ではまだヤマラッキョウは咲き始めというところでしたが、今回は11月上旬だったため、今を盛りと咲いていました。
香川の海辺に近い山では、たいてい、シマカンギクかリュウノウギクを見ることができます。
私の知る限りでは西部の山にはシマカンギクが多く、中部ではリュウノウギクが多いように思いますが、勿論、両方一緒に咲いている山もあります。
10月末に登った小豆島の山では、圧倒的にリュウノウギクが多かったのでした。
この日も、登り始めて間もなくぐらいからリュウノウギクが出てきました。
私が普段良く登る山ではどちらかというとシマカンギクのほうが良く見かけるのですが、この山はリュウノウギクのほうがごく普通に咲いているようです。
ムラサキセンブリという花があるということを知ったのは、まだ4,5年前のことでした。
センブリは山歩き復活後直ぐに、近くの里山で見て知っていたし、イヌセンブリもたまたまその一年後に見つけたので、見ていました。
しかし、紫色のセンブリがあるというのはたぶんネットで教えてもらったのが始まりだと思うのです。
私のネットの知人には野草を育てていらっしゃる知人も多くいらっしゃるので、そんな方たちに教えていただいたのだと思います。
その後、一昨年ぐらいに、高知でムラサキセンブリが咲くことを知り、一昨年、昨年と高知まで見に行きました。
しかし、香川の山にもムラサキセンブリが咲くということをつい最近、知りました。
香川の山で咲くムラサキセンブリをなんとしてでも見てみたくて、5日夜はその里山の地図を丹念に目を通し、1度登った方に電話をかけて、登山口の様子を尋ねたりもしました。
小豆島の山歩きではツメレンゲやミセバヤをところどころで見かけました。
しかし、これらの自生の植物は、盗掘によってかなり減ったと聞きます。
大変貴重な自生地ですので、今回はミセバヤとツメレンゲの記事だけ独立してアップしたいと思います。
裏八景は紅葉の時期は綺麗らしいのですが、道は石が多く、石をセメントで固めたような、いわば石畳みたいな下り坂で、あまり歩き易い道とは言えませんでした。
そして、太陽の位置のせいかもしれませんが、帰り道の最初はずいぶん鬱蒼とした樹林の中を下りました。
数年前の台風の跡なのか、道沿いには深い溝が刻まれていて、大きな石が流されてきたか、溝の中でごろごろたまっています。きっと、土砂降りの雨が勢いよく流れて、途中の石をも流してしまったのでしょう。
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