日浦~西赤石~前赤石、その7、下山
物住頭からの帰り道は、勝手知ったる道なので、時間はかかりそうですが気分は楽です。
思いもしなかった長歩きとなって、持参したペットボトルの水もかなり飲んだのでザックも大分軽くなりました。
物住頭を下り始めたのは15時でした。
物住頭からの帰り道は、勝手知ったる道なので、時間はかかりそうですが気分は楽です。
思いもしなかった長歩きとなって、持参したペットボトルの水もかなり飲んだのでザックも大分軽くなりました。
物住頭を下り始めたのは15時でした。
山頂ではセルフタイマーにして、3人で記念撮影をしていただきました。
私のカメラ?久しくセルフタイマーで撮ってないので、設定を忘れてしまっていたのです(^_^;
前赤石への稜線伝いの道は、去年も入り口だけは確認してありました。
去年の縦走時は雨に降られたので、稜線歩きは無理でしたが、今回は朝からまずまずの天気で、岩場歩きも無理がなさそうです。
トップを歩かれていたMさんから「行けそう」との声が聞こえてきたので、進みます。
6月1日に西赤石に登った時は、やたら暑くて、お昼を食べるにも涼しい場所をさがして右往左往するほどでしたが、この日は薄曇りでどこで食べても快適な気温です。
山頂には先客の方が2人いらしたので、山頂からほんの少し移動して岩場でお昼にしました。
分岐の道標に気を取られていたのですが、ふと見ると、道標の横にヤマボウシの花が咲いていました。
そういえば、もう何年も前に銅山越付近でヤマボウシを見た記憶があったのですが、ここに咲いていたんですね。
日浦から銅山越へは何度か沢にかかっている橋を渡ります。
6月最後の日曜日となった29日は、一人で西赤石を歩いて見るつもりでした。
というのも去年、同じ時期に東赤石~西赤石に縦走したものの、日浦に下ってくるころには日も暮れ始めて雨も降るという悪条件で、いろいろな花の撮影が充分できなかったのが心残りとなっていたのです。
ところが前日に山友達のPさんからメールが入って、Pさんご夫妻も西赤石にご一緒されることになったのです。
その4日前の25日に東赤石に登ったばかりなので、今回は花散策程度ののんびり歩きというつもりでしたが、時間があれば串ヶ峰まで行ってみましょうということで、集合時間は一応、早めにしました。
この日、たぶん咲いているはずと予想していたオオヤマレンゲも、思ったよりたくさん咲いていました。
権現越ではいったいどのぐらい休んでいたんでしょう?
30分ほど風に吹かれていたかと思いましたが、デジカメの撮影記録から計算すると、25分間休憩していたようです。
14時20分、床鍋までの長い下りを下り始めます。
工事の方に挨拶して「帰りは山道を下られるんですか?」とお尋ねしたら、「そんなことしてたら仕事になりません、迎えが来るんです」と笑って仰ってました。迎えとはもちろん、ヘリのことで、その後2時間の下りの最中、ヘリコプターの飛ぶ音を何度も聞きました。
トラバース道と言っても、普通の登山道とは違い、岩がごろごろしているので、飛ばして歩くわけにはいきませんが、その代わり、ここでもタカネバラを始めとしていろいろな花が咲いています。
ここではまさに橄欖岩を背にして咲いているタカネバラが見られ、誠に東赤石らしい眺めとなっています。
さて、問題はこの先の歩きです。
この時期のごく普通のコースとしては右コース→東赤石→八巻山→赤石山荘→左コース→瀬場というのが一般的です。その際、皆さん、山荘前でオオヤマレンゲを見るのですが、オオヤマレンゲは権現越を下っても見られるので、無理を言って、権現越コースを下ることにしていただきました。
でも、その前にお昼御飯です。
ユキワリソウは5月末に見ているので、ユキワリソウのある三角点や山頂をパスすることにしました。トラバース道を西にほんの少し歩いた場所に展望が良い場所があるので、そこでお昼にしようということになりました。
休憩を終えて、いよいよタカネバラへの道を歩き始めます。
私は毎年必ず見に来ているタカネバラですが、意外だったのは、同行のPさんはタカネバラの一番きれいな時期に見てらっしゃらないとか・・・。確かに梅雨の真っ只中に咲く花なので、お仕事をされている方はこの花を週末に見るのはなかなか難しいんですよね。
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