岡山花紀行&鬼ノ城山周回、その4、ゲンカイツツジとタムシバ
途中の岩場からは遠望の利く日は讃岐富士まで見えるそうですが、この日は春とあってさすがに四国の山までは見えませんでした。
ですが、まずまずの展望で、しばし足を停めて眺めを楽しみます。
途中の岩場からは遠望の利く日は讃岐富士まで見えるそうですが、この日は春とあってさすがに四国の山までは見えませんでした。
ですが、まずまずの展望で、しばし足を停めて眺めを楽しみます。
うっかりして画像を撮影しそびれましたが、奥坂休憩所には12時半ごろの到着でした。
過去2回とも、この奥坂休憩所から鬼ノ城に登っています。この日は桜が満開とあって、鬼ノ城山のビジターセンター駐車場もたくさんの車が駐車したと思うのですが、奥坂休憩所から登る人は少ないと見え、先客の車は3台程度でした。私たちのように昼から登るグループはいくら低山とはいえ、珍しいでしょうね。
休憩所にトイレも完備されています。トイレに寄ったり、登る支度を整えたりして、歩き始めたのは12時37分のことでした。
さて、お目当てのカタクリは咲いてるでしょうか?
これももちろん、Yさんたちが、下見してくださってるので、咲いてないという心配はないですが、それでも本物を見るまでは気が気ではないですね。
近づくと・・・
今年の桜は例年よりずいぶん開花が早く、特に遅かった去年と比べるとあっという間に咲き、あっという間に散ったという感があります。
その桜と前後して咲くのがタムシバの花です。
2年前の2016年春、岡山の鬼ノ城山で山全体が白く染まるほどタムシバの花が咲き、その満開の時期に歩けるという幸せな経験をすることができました。去年は同じ時期にイズモコバイモを見に大江高山に登ったのですが、今年はまたタムシバを見たいねと山仲間たちと3月初めから話していました。
岡山の山仲間のYさんとFさんが下見までしてくださり、満を持して3月31日にタムシバ山行と相成りました。
この時期は岡山のミノコバイモやカタクリも咲いているだろうということで、欲張りにも午前中は岡山花散策、午後からは鬼ノ城登山ということになりました。
自宅から15分ほどで行ける山にケスハマソウが自生していますので、毎年、3月末~4月初めにかけて見に行きます。
最近では花好きの方たちの間では広く知られるようになり、3月中旬ぐらいになると、見に来られる方も多いようです。そういう私もここで花を見るようになってからでも15年近く経ちました。
ユキワリイチゲは自生地によって花の色や咲き方なども個性がありますね。
3月下旬に見た自生地のユキワリイチゲですが、少し場所が離れただけでも色や花の大きさなどが異なっていました。
お腹もいっぱいになったところで、そろそろ下山開始です。
今は静かな山頂もあと1月もすればカタクリの花を見に来る人でにぎわうことでしょう。
そういう私も山歩き再開して最初にカタクリを見に来たのは赤星山でした。
もう15年以上も前のことになりました。
そういえば、山頂でお会いした方に峨蔵越までここから歩けませんか?と尋ねられましたが、メンバーの誰も歩いたことがなかったので「たぶん、日帰りは無理なのでは?」ということでお茶を濁しておきました。いつだったか二ツ岳から眺めた赤星が印象に残っているので、いつの日か私も歩きたいものですが・・・。
ジグザグを切った緩やかな道を登り始め、しばらく経ったとき、マンサクの黄色が見えてきました。
良かった・・・・・咲いてました。
フクジュソウのお花見の次の週末はどこに行こうか?とラインで打ち合わせになり、今度こそ赤星にマンサクを見に行きましょうと言うことになりました。
2年前にPさんと二人で赤星に行った日は、たまたま天候もよく朝方は冷え込んだせいで山頂付近では霧氷がきれいだったのです。おまけにその年はマンサクも花つきがよく、青空にレモンイエローの花が見られ、おまけにマンサクの花に霧氷がついているという超珍しい光景まで見ることができ、その翌年の年賀状の写真は青空にマンサクの花についた霧氷に・・・。
赤星行きの日は3月25日と決まりましたが、そのちょっと前に山仲間のエントツ山さんが赤星に登られたというので、「マンサクは咲いてましたか?」とお尋ねしたのです。ところが、「マンサクなんて咲いてるとも思わず、よくわかりません」とのお返事。山仲間の間でも赤星のマンサクはあまり知られてないようです。
そういう私も今は亡き山友達のTさんと2010年に赤星に3月の末に登った時に、初めてマンサクを見つけ、ここでマンサクが咲くことを知ったのでした。それ以来、ある年は徳島の山に見に行ったり、また次の年は赤星に見に来たり、いろいろです。
今年は3月25日にいつもの山仲間のRさん、岡山の山仲間Yさん、そして高知の山仲間のKさんの5人がそろって歩けることになりました。Kさんは意外にも赤星山に南側から登られたことがないというので急遽お誘いしました。
今年のこの場所のユキワリイチゲは増えている場所もあれば、減っている場所もあるという感じでした。
以前は盗掘されたりで、当初よりかなり減っていましたが、渓谷の入り口辺りでは少し復活もしているようです。
もう10日以上も前のことになってしまい、アップするのは気が引けますが、何しろこの時期は自宅の庭仕事もいっぱいあり、おまけに年度末に娘と孫が1週間も居候していたので、忙しさは半端ではなく、パソコンに向かう時間が取れませんでした。ようやく庭仕事も8割がた片付き、今日は半月ぶりの雨となっているので、昼間にパソコンに向かう時間が取れました。
3月23日は県境の沢沿いのコースをちょっとだけユキワリイチゲを見に行ってきました。
前々日まで雨が降り続き、沢の渡渉が少し気になりましたが、ストックも持たず出かけます。今までの経験では雨が降った後も、このコースでそれほど渡渉に困ったという経験はなかったのですが・・・
帰りには気温もかなり上がって、早朝の冷え込みが嘘のようにポカポカ陽気です。
広場のようになったところからは牛ノ背などがばっちり見えていて、思わず見入ってしまいました。
登っていると、足元に何やら白い雪のようなものが落ちています。
雪が積もったのとはまた違い、どうやら霧氷が落ちてきたもののようです。
「朝早い時間帯には霧氷があったのね」などと話しながら歩いていると、やがて、頭上に霧氷のついた気が出てきました。
急な尾根を登ったら、そのあとはしばらく緩やかな登りになります。
植林帯はすぐに途切れ、伐採跡地が見えてきました。PさんもRさんも、「二年前は植林の道歩きで、展望がなかったのに、すごい変わりよう」と驚いています。
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