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なだらかな道を歩いていくと、赤いドレスを着た小さな女の子たちが見えました。
11月の第3週末はいつもの山仲間のRさんはお孫さんたちが帰省されるとのことで、山はお休みとか。
Pさんと私とで、行き先を相談していて、前々からコロナが落ち着いたら岡山の山仲間のご仏前にお参りに行きましょうと言ってたのですが、11月下旬には岡山もかなり落ち着いたので、20日にお参りさせていただくことにしました。
亡くなった山仲間のYさんとはひょんなことから親しくなり、中国地方の山をいろいろと案内ししていただいたものでした。私たちも四国の山を案内したりと、良い交流をさせていただいていましたが、Yさんは2年前に亡くなったのです。
お参りの後はYさん宅からも比較的近い吉備中山を歩くことにしました。
当日は9時にYさん宅へ。ご仏前には以前のとはまた違う遺影が飾られていました。たまたま私たちが伺った日はYさんの二年目の祥月命日だったそうです。ご主人が出してくださったケーキをいただきながら、在りし日のYさんのお写真をテレビの大画面で何枚も見せていただきました。
やっぱり、写真は撮っておくものだとしみじみ思いました。
1時間ほどのYさん宅での滞在の後は、吉備津神社へ向かいます。
三角点からもとの場所まで戻ってきたら、今度は途中にある御大師様の像に立ち寄りました。
鷲敷の道の駅からはAさんの車に乗り合わせて、太龍寺の駐車場を目指しました。
私はこの辺りはあまり土地勘はないのですが、どうやら途中までは走ったことがある道のようでした。
そこから先は普通車だと下手すれば脱輪s塗るかと思われるほど細い道を上がっていきます。
対向車など来ようものならどうしていいかわからない、私ならこの道を普通車で行くのは絶対にやめておこうというような道でしたが、これが2度目?だというAさんはすいすいと上がっていきます。
着いたところは、なるほどお寺の駐車場でした。
そうそう、途中、そんな細い道でお坊さんが落ち葉の掃除をされていて驚きました。
この日は徳島の花&山仲間のHさんとも事前に連絡を取っておいたところ、太龍寺山に御一緒していただけることになっていました。
Hさんとの待ち合わせ場所に着いてみると・・・・
今回の目的であるナカガワノギクの自生地までやってきました。
この場所はほかにもいろいろな花が咲くのですが、残念なことに、今年は状態があまり良くなかったです。
高ノ瀬狭への寄り道からの帰り道でも、あちこちで紅葉が綺麗でした。
11月に入ると、徳島の野草仲間の方からナカガワノギクの開花情報をいただきました。
去年も行きましたが、綺麗に咲いている画像を見せてもらったら、今年も行きたくなって計画を立てました。メンバーは去年と同じで、高知の山仲間のAさん、そしてPさん、Rさん、私の4人でした。セットの山歩きはAさんの案で太龍寺山にすることになりました。
ところが当日になってPさんが都合が悪くて行けなくなりましたので、急遽、Rさんと丸亀に集合して南国へと向かいます。
南国ではAさんと7時半に待ち合わせをしてありましたが、今回は別々の車で東に向かって走ります。というのも、今回は太龍寺山から下ったら、私たちは徳島経由で帰途に就き、Aさんは来た道を高知に引き返すということになったからです。
さて、途中の美良布の道の駅でお昼ご飯を調達したら、後は県境の四つ足峠を越えます。
峠を越えたら間もなく、紅葉で有名な高ノ瀬狭へと寄り道です。
三度ヶ嶽に着いて、真っ先に目に飛び込んできたのは、ドウダンの素晴らしい紅葉でした。
山頂手前までやってきたら、嬉しいことに手前の大株が紅葉していました。
下の方の株が落葉していたので、てっきり山頂もダメだろうと思っていたのですが・・・
分岐にはこんな案内図が立てられていました。
前回きたときにはなかったように思いました。
以前、ここから豊受山に登ったのは春だったので、秋にはこの道がどんな風になっているのか興味津々でした。
秋の散策と言えば、果実なども欠かせません。
今年は不思議なことにナツハゼの果実をほとんど見かけませんでしたが、赤い果実は見ることができました。
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