45年ぶりに苗場山へ、その3、紅葉に見とれて
ゴンドライブは標高1500mぐらいまで上がっていくらしいのですが、途中から紅葉真っ盛りの木々の上を通過するようになりました。
ゴンドライブは標高1500mぐらいまで上がっていくらしいのですが、途中から紅葉真っ盛りの木々の上を通過するようになりました。
皆さんがキノコの撮影などされている間、わたしのほうは周囲の森を見回していたのですが、青々とした木々や苔がなんとも素晴らしいです。
今までこの道は何度も歩いているはずなのに、こんなに素晴らしいと思ったのは初めてでした。
先ほど見たセリ科の白い花は何だっけな??と記憶をまさぐりながら歩きます。
確かタカノツメとかなんとか?いい加減なことをAさんに教えてしまいました。
帰りの車の中で思い出しました。カノツメソウです。
最近は花の名前がすぐには出てきません(^^;)
龍王の滝へは9時半過ぎに着きました。
お目当てのハガクレツリフネが咲いてましたよ。
笹ヶ峰やちち山の展望に見とれていると、その手前に何か小さな花が咲いてるのに気づきました。
そうそう、そろそろホツツジが咲く季節なんですね。
Pさんが立ち止まって何か撮影していると思ったら、やはり・・・・
休憩をした渡渉点とトラバース道とのちょうど中間地点辺りに、花つきの良いタカネバラの株がたくさんあって、その辺りの花は特にピンクの色が濃くて鮮やかなのです。
以前は一人でよくタカネバラを見に来たものでしたが、最近は山仲間と来ることが多くなり、今年は特に高知、香川、岡山の3県合同ハイクとなり、7人もの大所帯です。こんなに大人数で東赤石を登るのは初めてかな?
おニューの靴を履いているRさんは長丁場の歩き、大丈夫かしらん?足慣らしの山行はほんとは5時間程度が良いのだけど、今日のコースは前赤石付近まで行ったらエスケープルートがありません。
そんなことを考えながら、赤い橄欖岩の出てきた道を登ります。
私たちが裏寒風へオオヤマレンゲを見に行ったその日に、山仲間の方たちが東赤石に登りタカネバラを見てこられたというのを、山仲間の方の掲示板で知りました。
では、オオヤマレンゲの翌週は東赤石行きにしましょうという話が私たちの間で持ち上がりました。去年はその頃に、東京在住の息子のところに、孫が生まれたもので、ここ10年で初めてタカネバラを見なかった年だったのです。今年はタカネバラを見に行かなければという気持ちでした。メンバーのRさんの都合で登山日は6月17日と決まりました。
しかし、当初はいつもの東赤石~権現越~床鍋というコースを歩くのかなと思っていました。東赤石のタカネバラといえば、裏寒風をご一緒した高知のAさんやKさんにも声をかけさせていただかなければ・・・当然、メールでお声がけもしました。香川での集合時間も決め、高知のお二人に登山口で待ち合わせの時間も6月15日にメールした後で、なんとPさんからラインで縦走になりそうですとの知らせ。Rさんも「縦走、いいですね」との反応。もちろん、私も異存はないのですが、問題は当日の天気です。その時は午後からの天気が余りよくなさそうだったのですが・・・とりあえず、高知の男性お二人には「縦走になりそうです」とメールしました。
西峰の岩場の上で、今度こそお昼ご飯にします。
もうこれ以上登らなくて良いという場所でお昼というのは嬉しいものです(^^;)
休憩した三角点辺を9時38分に出発します。ほんの少しだけ平坦地を歩きますが、その後すぐに急登になってきます。
7年前に一緒に登ったRさんは今回が二度目なのですが「こんなにきつかったかな?」と言いながら登っています。そのときは5年ぶりぐらいかと思い込んでいたのですが、たとえ5年にせよ、5年経てば体力はかなり落ちてますからね。しんどいのも無理はないです。
花もほとんど咲いてないし、このコースはオオヤマレンゲが出てくるまでは地味なコースだったな~と思いながら、登っていきます。花がたくさん咲いていれば、撮影時間が良い休憩代わりになるのですが、花も咲いてないので、せっせと登るよりありません(^^;)
ギンリョウソウがやっとこさで咲いているのを撮影しながら登っていると、上のほうでシャクナゲの綺麗なピンクが見えてきました。
マドの天狗山頂に着いたら、もちろん休憩です。
2年ぶりに登りましたが、結構、きつかったです。でも、まだこれよりきつい寒峰への登りが後半に控えているんです。行けるかな??
空を見上げると、もうすっかり夏の雰囲気・・・・
S君に続いて、いよいよ道なき道へと入っていきます。
しばらく歩くと、ワサビの群落に出ました。
歩き始めて1時間も経たないと思うけど、10年前にも確か休憩した場所で休憩を取ります。
以前はここにもオモゴウテンナンショウがあったと思うのだけど、今はありません。
この日は蒸し暑くなるのかと思ったけど、木陰の中の歩きはひんやりとして熱い飲み物が恋しいぐらい・・・
再び歩き始めると・・・・
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