春の梶ヶ森散策、その3、早春の花々
龍王の滝の駐車場に着いたのは、なんと10時35分のことでした。
あちこちで寄り道したとはいえ、登山口まで4時間もかかったというのは、今までの最長記録かも?
駐車場近くではクロモジの花が丁度綺麗に咲いていました。
私はこの仲間の花が大好きなのです。
龍王の滝の駐車場に着いたのは、なんと10時35分のことでした。
あちこちで寄り道したとはいえ、登山口まで4時間もかかったというのは、今までの最長記録かも?
駐車場近くではクロモジの花が丁度綺麗に咲いていました。
私はこの仲間の花が大好きなのです。
山登りやドライブをしていると、3月20日頃に咲きだす高知や徳島の桜を皮切りに、7月下旬に北アルプスで見るタカネザクラで桜の見納めをするまで、実に4カ月と言う長きに渡って桜花を楽しむことができます。
今年はドライブだけでなく、青春18きっぷを使っての小旅行などでも、様々な土地で咲く桜を楽しむことができましたので、少しまとめておこうと思います。
山の中をずっと歩くのかと思っていたら、そのうちに畑などが見える所へ出てきました。
道の傍らで、何やら一生懸命に作業されている方が見えます。
最初の階段を登っただけで、そこには絶景が広がっていました。
海辺の山は、瀬戸内海が見えるので、低くとも満足感がありますね。
17日は大学時代の友人、Nさんと手軽に登れる山に登ろうということになっていました。
Nさんは大学時代は山には無縁な人だったのが、なぜか7年ほど前から山に目覚めたのです。なので、上京時の日程に余裕があるときは、彼女と山に登っています。今までNさんと登ったのは大菩薩嶺、陣馬山ですが、今回は下山したらその日のうちに四国に帰れるようにと、神奈川の大山に登ることにしました。
待ち合わせの場所は京王永山の駅にしました。待ち合わせの時刻は7時半です。
16日の夜は聖蹟桜ヶ丘の末っ子のところに泊まるし、Nさんは京王沿線のよみうりランドに住んでいるので、小田急の乗り換えに便利な永山駅にしたのです。
末っ子が調べてくれて、聖蹟桜ヶ丘から永山駅行きのバスがあることがわかりました。
末っ子のところを7時に出発したら、ちょうど良いバスがあって永山駅には7時20分に着きました。
高松の方にお会いした後、ようやく坂道も下りとなり、なんとか海岸へ下りて行けそうです。
蒲生田岬から伊座利カフェまでは直線距離にしたらなんでもない距離でしょうが、海岸線まで山が迫っているので、車で走るとなるとかなりの時間がかかります。初めてなので、余計にそう感じたのかもしれません。
坂道を下りきって小さな漁港に着いたと思ったら、漁協のすぐ横が目指すカフェでした。
那賀町から徳島市内へは地図で見ると距離は大したことがなさそうに見えますが、これが実際に車で走ってみると遠いんです。
徳島市内へ入り、眉山が目の前に見えているのに、眉山山頂の宿に着くまでがまたまた結構な時間がかかりました。それでも夕方5時半ごろにはなんとか宿に到着。
その夜は、主人、主人の友人、私の3人でビール、ワイン、焼酎など飲みながら、のんびりと積もる話などしました。
11月中旬は時間が取れた年はナカガワノギクなど見に、徳島方面にドライブしています。
今年はどうかな?と思っていたら、主人の友人が11月7日~9日にかけて九州からみえることになりました。毎年、秋と春に主人と友人の二人で、車利用ですが四国88カ所を回っているのです。山に登られる方なので、私とも話が合い、今までにも何度かお会いしていますが、今回は徳島の眉山の山上にあるかんぽの宿で、主人と二人で友人をお迎えすることになりました。
と言っても、昼間は別行動で、主人と友人は昼間は札所めぐり、私はノギクの追っかけ、別々の車で別コースを走り、夕方に眉山で落ち合うという手はずです。
夜は眉山でゆっくりと食事とお酒を楽しむという、このうえないプランですね。
主人が言い出した話なので、大きな顔をして出かけられます(^_^;
竜王峠に向かうには途中、1292mピークを越えなければなりません。
が、この程度の登りは大したことはなさそうです。
岡山森林公園でこの日見られた紅葉で何と言っても素晴らしかったのはカラマツの黄葉でした。
四国の山にはカラマツは少なくて、たまに見かけてもほかの木に混じってぽつぽつと生えているという程度。もう5年以上も前になりましたが、先輩方と信州の山にバスハイクで出かけたときもカラマツ林をあちこちで見かけたけど、生憎のお天気できらきらと輝くような黄葉が見られなかったのでした。
ちょうど1週間前の10月24日、主人と帰省していた息子、私の3人の都合がようやく揃って、岡山に住んでいる娘宅に行くことができました。ほんとは大山鍵掛峠のブナの紅葉でも見に行って帰りは湯原温泉にでもという心づもりでしたが、娘の車で行くことになったため下道利用で奥津温泉行きに変更になりました。
奥津温泉と言えば、岡山森林公園が近いですね。
孫も遊ばせられるし紅葉も丁度良さそうということで、急遽、森林公園行きとなったのでした。
管理棟からメインストリートを歩いていたら、綺麗な紅葉したハート形の葉が見えました。
山頂からは石立山まで剣山系の稜線の上からちょこんと顔を出して見えるほど素晴らしい展望を堪能しながらお昼をのんびりと食べます。
しかし、お昼をゆっくり食べても、時間はまだまだ余りそうです。
私たちがお昼を食べている間にも、次々と山頂に登ってくる人がいて、皆さん時間が早いのと天気が良いのとで、石堂山へ縦走しようかと悩まれています。
私たちが着いたちょっと後にも、若い男性がやってこられ、Mさんに「黒笠山まではどのぐらいかかりますか?」と尋ねています。Mさんは「往復で3時間ぐらいでしょうね。最大でも4時間はかからないと思います」と答えてらっしゃいます。若い男性はちょっと考えている風でしたが、「行ってきます」と黒笠山方面へと歩いて行かれました。
まだ時間も早いし、このまま下るのも勿体ないような気がして、「膳棚まではどのぐらいかかりますか?」と私もMさんに尋ねてみました。膳棚とは黒笠山へ向かう途中の稜線上の小ピークです。すると、往復でも2時間はかかならないとのこと。それじゃ、ちょっと行ってみようかという気になりました。
鞍部に出てくると、それまで見えなかった剣山が見えてきました。
またまた、しばらく佇み、眺めたり撮影したりします。
ロープウエイの鉄塔の近くには、赤く色付き始めたサルトリイバラの実がありました。
色付いたサルトリイバラは今年の初見です。
稲叢調整池の管理棟傍らに駐車場があります。
登山者や見学者用にトイレも完備していて、ありがたいことですね。
身支度を整えて、8時45分に出発です。稲叢山は登山口までのアクセスはそれほど時間がかからないと思い込んでいましたが、道中の花など見ていたら、やっぱり3時間がかりでした(^_^;
稲叢池の標高は1127mもあるそうで、ここからだと山頂までの標高差は400m足らずとハイキング程度の登山です。
最近のコメント