年末の20日過ぎからというもの、ほとんど山歩きをしてなかったので、さすがに体もなまってきました。1月8日は主人の祖母の祥月命日なので、お墓参りにいくのですが、お天気もまずまずなので、お墓参りの後、その足でどこかに登るつもりでリュックなどの用意をして家を出ました。
最初は金比羅さんに参拝して、その後大麻山方面に縦走でもと思っていたのが、お墓参りの後、急に気が変わって、この前から気にかかっていた高見島に行こうという気になってきました。
ゆっくりとお喋りしながら、お昼を食べていたら、あっという間に午後2時40分です。
下山は箱峠方面に下って、庄内半島をぐるりと回っているバスがあるので、それで、登山口まで帰るつもりでした。2時45分か3時半ごろのバスに乗るつもりだったのが、到底、無理です。仕方ない、4時40分のバスがあるので、それには間に合うだろうということで、下山し始めました。
のんびりと車道を歩いて登っていると、汗ばむほどの陽気で、前日の真冬並みの寒さが嘘のようです。山に来ると、いつも思いますが、おひさまが出ていて、風がなければ、冬の山でもずいぶんと暖かいものです。
おまけにこんな光景にあちこちで出くわしました。
実は今日、いつも山に一緒に登ったり、野草を一緒に見に行ったりしている仲間と10月に取材を受けたTV番組が放送されました。
野草散策の様子がTVで映し出されるなんて、気恥ずかしいとも思いましたが、考えてみればこのブログとは違う、また一つの良い記録になりそうです。
そのとき(10月の収録の日)に、このメンバーでまた忘年会でもしましょうという話が出たのでした。忘年会だけでは勿体無いので、昼間に軽く山歩きしてから、夕日の名所として有名な山で夕日を撮影して、夜は思い切り食べて飲みましょうということで、プランを立ててみました。
数日前から天気予報をチエックしていたら、12月7日が天気が良さそうです。ただし、寒波が到来するとの事で、寒さだけが気がかりになっていたのですが、当日の朝になってみると、風もなく、申し分のない青空が広がりました。
笹藪から面河道へ出たと思ったら、愛大小屋まではそこからたったの数分でした。
丁度13時半に愛大小屋に到着です。登る前にreikoさんと御来光の滝から愛大小屋までが一体何時間かかるんだろう?と何度も話したのでした。私たちの足なら2時間はかかるに違いないと言ってたのですが、笹藪の状態がまだましだったので、何とか1時間半で来れたことになります。エントツ山さんによると、2年程前に比べると、ずいぶんと歩きやすくなっているとの事です。
沢の右岸を高巻きした道から再び、川岸へと下ってきました。
ここで、沢を左岸へと渡るわけですが、やはり水量が少ないので、前を行く、男の人たちは簡単に渡っていきます。私も、岩伝いに特に問題なく渡ったのですが・・・。この渡渉地点は8時50分着です。
長尾展望所の駐車場には7時ごろには着きました。スカイラインゲートが土小屋近くにもあったことを知って、少々びっくりしました。reikoさんが、「あの山は何?」と尋ねますが、それは勿論、石鎚なのでした。石鎚は見る角度によって、ずいぶん姿を変える山で、瓶ガ森林道から見るのとは似ても似つかない、まるで槍ヶ岳のような屹立した姿を、スカイラインからは見せてくれます。
東赤石にreikoさんとご一緒した頃、御来光の滝~愛大小屋~土小屋というルートを歩きませんかと誘われました。何でも御来光の滝に行ってないけど、是非行ってみたいというreikoさんのためにエントツ山さんがreikoさんを案内してくださるとか・・。
私自身は御来光の滝には去年9月に行っているのですが、この時期だと紅葉も期待できるし、愛大小屋方面には行ったことがなかったので、同行させていただくこととなりました。
エントツ山さんは四国の山歩きのHPでは絶大な人気を誇るサイトで、掲示板なども面白いのですが、一見破天荒な山歩きをされている方なので、一体どんな顛末になるやら・・・。
ほんとは10月26日に予定していた歩きでしたが、雨の為、一週遅れで11月2日に歩くことになりました。
山道の南側には吉原方面への下山道と思われる踏跡が二箇所ほど見えますが、どちらもロープで通行止めにしています。恐らく今では道が荒れているため、通行止めにしているのでしょうか。
それを過ぎると、薄暗い樹林もようやく途切れて周囲が明るくなります。
確か、この付近にゴンズイの木があったはずなのです。3年ほど前に来たときは、枝が垂れ下がって、目の前に真っ赤な実がすずなりになって見えたので、直ぐにわかりましたが、去年は見ていません。
しかし、上を見上げると、赤い実が見えました。
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