4月の低山にて、その2、ジロボウエンゴサク
再び道標のところまで引き帰したら、今度は尾根道を山頂のほうに進みます。時刻はすでに15時半頃ですが、日が長いので、この程度の低山なら十分下って来れます。
途中、下ってこられた夫婦連れの方と出会いましたが、他には誰も登っていないようです。
道はアップダウンがほとんどなくて、とても楽な道です。尾根の南側に何か紫色が見えました。スミレでも咲いてるかな?と思って近付きます。
再び道標のところまで引き帰したら、今度は尾根道を山頂のほうに進みます。時刻はすでに15時半頃ですが、日が長いので、この程度の低山なら十分下って来れます。
途中、下ってこられた夫婦連れの方と出会いましたが、他には誰も登っていないようです。
道はアップダウンがほとんどなくて、とても楽な道です。尾根の南側に何か紫色が見えました。スミレでも咲いてるかな?と思って近付きます。
ここ2,3年ほどアマナの花を見ていなかったので、今年は見てみたいな~と思っていました。そこへ、ネットの山友達の方から低山にアマナが咲いていると教えていただたのが3月末のことでした。
4月1日は午前中は用事があったのですが、昼からは時間が出来たので、アマナを見るチャンスとばかり、車に飛び乗りました。目指すは東の方向です。
ある里山にシュンランが多いことをたまたま知ったのは、3年ほど前でしょうか。冬場に足を故障して、2ヶ月ほど山歩きを休んでいて、その後、初めてのトレーニングと選んだのがその山でした。
今年も3月初めにシュンランの花芽の上がり具合を様子見に行ってきましたが、そのときには花芽も固く、地際に固く縮こまっている花芽の様子を見て、これは開花には程遠いと思っていました。
しかし、あちこちの掲示板でシュンランの開花画像を見せていただくに連れ、もしかしたら1株ぐらいは咲いているかもと思い始めました。そう考えたら、善は急げです。先週の半ば頃、時刻は午後2時半を回っていましたが、出発です。
やがて山道はジグザグと斜面を上がり始めます。
この冬はほんとうにお恥ずかしいほどまともな山歩きをしておらず、最初のペースをゆっくりすることさえ忘れていた始末で、息が上がりそうになって苦しかったです。やがて、ちょっとペースダウンして、ようやくいつものペースで歩きます。
足もとにキノコを発見しました。
この出釈迦寺(しゅっしゃかじ)奥の院は別名を「捨身ヶ嶽禅定」(しゃしんがたけ、ぜんじょう)とも言います。地元の人は「ぜんじょう」と呼び習わすようで、私も父がそう言っていたのを聞いて育ったので、長い間、この山の名を禅定というのだと思っていました。
56で死んだ父は、野山の好きな人で私も小さい頃からワラビ狩り、キノコ狩と野山を連れ歩かれたもので、今の山好き、アウトドア好きな私はその頃に下地が出来上がったようです。禅定の山は父がよく行っていたようですが、不思議とこの山だけには連れてきてもらってないのです。そんなこともあっていつかは登りたいと思っていたのでした。
鞍部にたどり着くと、そこは奥の院、禅定の境内です。
この禅定には車では来れないと思っていましたが、なぜか軽トラックがとまっています。良く見るとちょっとした工事をしているようで、工事のための車両なので通行許可が出ているようです。北側に車道のような道が延びていて、これを登ってくるようです。
登山口といってもお地蔵さんが立っているだけで、道標も何もないセメントで固めた坂を登り始めます。
丁度、工事をしている最中でしたが、私達が通るときはショベルカーを止めてくれました。工事の方達に軽く挨拶して、通り過ぎます。
今日(08年2月8日)は久しぶりの晴天の中、香川の里山、我拝師山(がはいしやま)から火上山(ひあげやま)まで縦走してきました。
山友達のTさんが8日から11日まで仕事がお休みなので、そのうちのどこかで山に登りましょうということになっていました。実は私は昨日も実家近くの山に登るつもりで出かけたのに、思わぬ雨に降られ、ほとんど歩くことができませんでした。
夕べ、ネットで天気予報を見ていたら、どうやら週末は雪の予想で、その前の8日はほぼ晴れの予報です。雪のあとはアプローチも苦労しますし、何より凍ったりすると歩きにくいので、登るなら8日です。即、Tさんに電話して、日にちだけは8日と決めました。あとは行先です。
どうやら稜線上に出たと見え、その後はアップダウンもそれほどきつくはなくなり、気持ちの良い道を歩きます。
標高700mぐらいの山にしては珍しく、ドウダンと思しき木が見えました。
もちろん、樹肌や樹形だけではそれとわかるはずはなく、花の咲き後が残っているので、わかるのです。
山道はだいたい最初が急登というケースが多いのですが、このときもまったくそのとおりで、最初の登りがちょっとこたえます。何しろ二ヶ月間、山歩きをさぼった罰ですね。
登っていると、暑くて暑くて、先ず最初に頭の毛糸の帽子を脱いでしまいました。前日に市内の低山に登ったときでさえ、4枚来ていても暑くはなく、むしろ寒かったのにな~と、思い、高知の暖かさをまたまた実感しました。
この日は実はバイカオウレンのお花見だけでは、時間が余るので、せっかくだから高知の山にも登りましょうということにしていました。
しかし、Tさんが風邪気味だったので、あまり寒くなく、ほどほどの時間で登って下れる山ということで、地元のNさんが横倉山を勧めて下さったのでした。
道はR33を北西に進みます。R33はそのまま進むと久万町経由で松山に達する道で、25年以上も前、松山で住んでいた頃、一度だけ、この道経由で高知に来たことがあります、高知の車道の縁にはいたるところにパンジーやビオラが植えられていて、それがまたよく咲いています。香川でも3月ぐらいになると車道の縁の花が咲き始めますが、さすがに1月から咲いているのはあまり見ないです。気温が香川よりもかなり高いということでしょうね。
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