11月中旬の上京ついでに、見晴台経由で歩く
大山に登ったことのあるNさんのお勧めに従って、山頂へは反時計回りに見晴台経由で登ることにしました。
正規の参道は阿夫利神社下社から時計回りに登る本坂らしいですが、本坂は急な岩道できついのだそうです。

大山に登ったことのあるNさんのお勧めに従って、山頂へは反時計回りに見晴台経由で登ることにしました。
正規の参道は阿夫利神社下社から時計回りに登る本坂らしいですが、本坂は急な岩道できついのだそうです。

17日は大学時代の友人、Nさんと手軽に登れる山に登ろうということになっていました。
Nさんは大学時代は山には無縁な人だったのが、なぜか7年ほど前から山に目覚めたのです。なので、上京時の日程に余裕があるときは、彼女と山に登っています。今までNさんと登ったのは大菩薩嶺、陣馬山ですが、今回は下山したらその日のうちに四国に帰れるようにと、神奈川の大山に登ることにしました。
待ち合わせの場所は京王永山の駅にしました。待ち合わせの時刻は7時半です。
16日の夜は聖蹟桜ヶ丘の末っ子のところに泊まるし、Nさんは京王沿線のよみうりランドに住んでいるので、小田急の乗り換えに便利な永山駅にしたのです。
末っ子が調べてくれて、聖蹟桜ヶ丘から永山駅行きのバスがあることがわかりました。
末っ子のところを7時に出発したら、ちょうど良いバスがあって永山駅には7時20分に着きました。

竜王峠から奥工石の登山口までの林道歩きは約1時間だそうです。
歩き始めて直ぐに紫色の木の実が目に留まりました。

竜王峠に向かうには途中、1292mピークを越えなければなりません。
が、この程度の登りは大したことはなさそうです。

お天気は朝の出発時からは想像もできないような晴天となり、紅葉を楽しむには絶好のコンディションとなってきました。
撮影枚数は私もPさんも良い勝負と思うのですが、たぶんこの日はPさんのほうが、撮影枚数は多かったんじゃないでしょうか(^_^;

山頂で絶景を楽しみながらお昼を食べていると、ゆるぎ岩の下の方からがやがやと言う声が聞こえてきました。
登山口に車が増えていましたが、その方たちが登ってこられたようです。
何でも阿波池田から来られた団体さんで、総勢25名ほどものグループのようです。
狭い山頂ですから、そんなに大勢の方が来られるのでは、一度には座れないので、私たちは三角点の方へと移動することにしました。

竜王峠への分岐を過ぎたら、いよいよ山頂もそう遠くなさそうです。
しばらく巻道を歩いていたのが、またしても急坂を登るようになりました。

登山口には白い車が一台停めてありました。
私たちは二番手という訳ですね。
山靴に履き替えたりその他の準備をしていると、普通車が一台やってきました。
香川ナンバーの車だったので、お話しさせていただいたところ、国分寺にお住いのご夫婦で、山仲間のEさんのご自宅の傍に住んでらっしゃるとか。そんなことから話が弾みました。なんでもお嬢さんが10歳で日本百名山を完登されたか・・・。

岡山森林公園に行った翌日10月25日は山友達のPさんと奥工石山に登ることになっていました。
紅葉はすでに1500m以下に下りてきているらしいので、それに合わせた標高の山ということです。大座礼も候補に挙がっていたのですが、車道が通行止めになっているので残念ながら大座礼は諦めたのです。

矢筈山への帰り道を歩いていると、何かの果実が目に留まりました。
ガガイモ科の植物の果実のようです。

山頂からは石立山まで剣山系の稜線の上からちょこんと顔を出して見えるほど素晴らしい展望を堪能しながらお昼をのんびりと食べます。
しかし、お昼をゆっくり食べても、時間はまだまだ余りそうです。
私たちがお昼を食べている間にも、次々と山頂に登ってくる人がいて、皆さん時間が早いのと天気が良いのとで、石堂山へ縦走しようかと悩まれています。
私たちが着いたちょっと後にも、若い男性がやってこられ、Mさんに「黒笠山まではどのぐらいかかりますか?」と尋ねています。Mさんは「往復で3時間ぐらいでしょうね。最大でも4時間はかからないと思います」と答えてらっしゃいます。若い男性はちょっと考えている風でしたが、「行ってきます」と黒笠山方面へと歩いて行かれました。
まだ時間も早いし、このまま下るのも勿体ないような気がして、「膳棚まではどのぐらいかかりますか?」と私もMさんに尋ねてみました。膳棚とは黒笠山へ向かう途中の稜線上の小ピークです。すると、往復でも2時間はかかならないとのこと。それじゃ、ちょっと行ってみようかという気になりました。

鞍部に出てくると、それまで見えなかった剣山が見えてきました。
またまた、しばらく佇み、眺めたり撮影したりします。

道はしばらく稜線上の細かいアップダウンを繰り返すようになりますが、あちこち見渡せるので、気分はいやがうえにも高揚します。アップダウンのほうも大したことなく、鼻歌が出そうな歩きです。
ところで、振り返ると先ほどから烏帽子と前烏帽子との間の鞍部越しに何やら山が見えているのです。

10月第3週は秋晴れが続きました。
台風が2週続きでやってきた翌週ですから、山歩きされる方はこぞってあちこちの山に向かったことと思います。
週末の秋祭りを控えて、週初めから秋晴れでも庭木の剪定と掃除に追われていたのですが、週末土曜日の18日は良く働いた自分へのご褒美として山に行くことにしました。
山友達のPさんと打ち合わせをして、行先は数年ぶりに落合峠からの矢筈山と決めました。
ブログの記録を見ると、2007年秋、2008年秋と2年続けて登っていますが、それ以来登っていません。落合峠までは紅葉見物で良くドライブするのに、矢筈山には6年も登ってなかったんですね。2007年、2008年ともに、小雨やガスと言った天候の中の登りだったので、快晴の中登れるとあって、展望が楽しみです。

展望台には行けなかったので、そろそろ雲辺寺に向かおうと、もと来た車道を引き返していたら、シロヨメナにアサギマダラがとまっているのが見えました。
丁度この前日、10月10日に、たまたま我が家の庭のフジバカマにアサギマダラがやってきていたので、二日続きでアサギマダラを見られたことになります。
ほぼ海抜0mに近い我が家と、標高900mの雲辺寺山の上、同じ時期に結構標高の違う場所にいるものなんですね。

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