本州の山

2014-08-10

黒部五郎ピストンと乗鞍、その12、大展望そして下山

山頂には私のほかに3人ほどいらっしゃいましたが、その後も、3人ほど登ってこられました。

槍のほうを眺めてらしたご夫婦は、北ノ俣岳で私が休憩している間にお見かけした覚えがあって、向こうも私のことを覚えていてくださったようです。

「去年は飛騨沢から槍に登った」と私がいうと、ご夫婦もあのコースが大好きですと仰ってました。

太郎平ではテン泊されているそうで、やはり静かな山がお好きな方たちとお見受けしました。

360度の大展望なので、久々に6枚もの画像を繋げてパノラマ風にしてみました。

panorama.jpgをダウンロード (クリックで少し大きな画像が出ます)

Kannsei

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2014-08-09

黒部五郎ピストンと乗鞍、その11、ガスが晴れた山頂へ

ちょっとした岩場のようなところを通過する場所で、青い花が咲いてました。

槍の西鎌尾根で見て以来、大のお気に入りの花、チシマギキョウではありませんか。

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2014-08-07

黒部五郎ピストンと乗鞍、その、10、キバナノコマノツメ

赤木岳を越えてすぐのところで、白い花が目に留まりました。

今年は四国の山で初めて、ヒメイチゲを見たばかりですが、北アルプスの山々では、ほぼ毎年のように見ている花です。

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2014-08-06

黒部五郎ピストンと乗鞍、その9、トウヤクリンドウ

槍を正面に眺めながら北ノ俣岳を後にしたのは7時13分です。

地図で見る限り、ここから先は緩やかなアップダウンが続く稜線歩きのようです。

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2014-08-05

黒部五郎ピストンと乗鞍、その8、槍穂も見えた

黒部五郎を目指すこのコース、お花はそれほど多くはなかったのですが、それでもところどころで好みの花が咲いています。

ミツバノバイカオウレンもそんな花の一つで、初日にも太郎平小屋に着く直前に見ていました

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2014-08-04

黒部五郎ピストンと乗鞍、その7、池塘と薬師

翌23日の朝は、同じ部屋の女性二人組の方が起きられた気配で、私も目が覚めました。

女性二人は10時間の行程を三俣の小屋まで歩かれるので、とにかく早発ちしたいと仰っていたのです。私とて10時間のピストンですから早発ち必須なのは同じです。

洗顔したらアミノバイタルのゼリーを流し込んで、パッキングをします。

小さなナップサックは持参していたものの、10時間ものピストンとなれば、持っていくものもそれなりに必要ですから、50リットルのメインのザックから不要な着替えやアイゼンだけを抜きます。行程の途中に水場はないので、水分も2.5リットルは必要ですが、前日のうちに持参した粉末でポカリを作ってありました。後はお弁当についていたお茶のパックも有りますから、何とかなるはずです。

支度が出来たら、受付で不要な物を入れたナップサックを預かってもらいます。

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2014-08-03

黒部五郎ピストンと乗鞍、その6、夕方の眺望

太郎平小屋に着いたら、すぐに受付を済ませました。

今回もいつもと同じく、夕食とお弁当をお願いしますが、朝食は頼みません。

太郎小屋の朝食時間は5時と比較的早いのですが、それでも早出をしようと思うと、朝食にかかる時間がもったいないですね。

今回はガスコンロもポットも持参しなかったので、朝食用にアミノバイタルのゼリーを持ってきました。それだと直ぐに摂取できるので、気忙しい朝にはぴったりです。

部屋は二回の廊下の奥の方の部屋でした。

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2014-08-02

黒部五郎ピストンと乗鞍、その5、ワタスゲ

樹林帯を抜けてからは道の雰囲気もほぼ同じで、同じような登りが続きます。

登山道沿いを眺めては何か咲いているかな?と目で探すわけですが、こんなものが視界に飛び込んできました。

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2014-08-01

黒部五郎ピストンと乗鞍、その4、白いタテヤマリンドウ

三角点から上は、広々とした草原の中を歩くところが多くて、なかなか快適なのですが、この頃から睡眠不足による疲れが出てきました。(^_^;

毎度のことですが、一日目は前夜、あまり睡眠をとらずに運転してくるため、どうしても疲れが出ます。おまけに、荷物もいちばん重いですから・・・。

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2014-07-30

黒部五郎ピストンと乗鞍、その3、ニッコウキスゲ

急な登りも何とか凌ぎ、ようやく登山道の傾斜もましになってきました。

この頃になると、下山してくる方も結構多くなってきて、途中で道を譲って頂いたりします。

山では登り優先ですので、下ってこられる方はたいてい、登りの方が行き過ぎるまで、道の傍らの邪魔にならない場所で待ちます。中にそういうルールをご存じない方もいらっしゃいますが、何度か登ってらっしゃるうちに、ルールは覚えていくものなんでしょうね。

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黒部五郎ピストンと乗鞍、その2、40年ぶりの折立

折立に来るのは実はこれが初めてではなく、ほぼ40年ぶりのことでした。

と言っても、40年前には長い縦走の末に折立に下ってきたのでした。

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2014-07-29

黒部五郎ピストンと乗鞍、その1、アプローチ

例年、7月中旬に行っている本州方面の山ですが、今年も6月半ばにいつも同行している後輩に相談の電話をかけました。その結果、山行時期は7月14日~19日の天気の良さそうな時、行先は北アルプスもしくは鳥海山も良いかなということになりました。

ところが、ふたを開けてみると、予定していた週の天気が良くありません。

梅雨明け前ですから良くないのはわかっていますが、それでも一日ぐらいは晴れの日があるかと思ったら、雨もしくは曇りの日ばかり・・・。これでは戦意喪失というか、今まで雨の中を歩いてはカメラの具合が悪くなるということばかりを繰り返していて、雨の中を歩くのはいい加減うんざりでした。後輩と連絡して、連休前に行くのは諦めましたが、連休直後からどうやら天気が良くなるようです。ところが、私のほうは連休後の用事も何とか片付けたものの、後輩のほうはスケジュール調整がつかず連休明けの出発は無理とのこと。

7月最後の週なら後輩も都合がつくらしいのですが、その週の天気が良くなるかどうかはわからないし8月に入ると娘一家がやってきた理で、私自身の都合がつきにくくなります。それに山小屋もだんだん混んでくるだろうし、山の雪も少なくなるだろうな・・・・。

2012年に後輩がギックリ腰になったため、単独でアルプスを歩いたことがありますが、今回もいろいろ悩んだ末、単独で行くことにしました。

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2014-01-13

行き当たりばったりの王子ヶ岳、その4、ノジギクみたいな花

海岸に下りてきたら、東へと海沿いの車道を歩きます。

児島方面はバスがたくさん走っていて、バスで簡単に行けるのですが、児島はいつでも行けるし、今までも何度も来ています。ここはなんとしてでも、宇野方面に行ってみたいという気持ちでした。

先ほどはバスで走った道を今度は歩いててくてくと王子ヶ岳登山口方面へと歩いていると、こんなキクの花が目に留まりました。

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行き当たりばったりの王子ヶ岳、その3、海岸に出てきた

廃墟となったホテルを後にして、元の道標の有った場所に引き返します。

取りあえず山頂を踏みたいのに、山頂と書かれた道標が見当たりません。

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2014-01-10

行き当たりばったりの王子ヶ岳、その2、山頂の廃墟

最初は階段状になった道を登って行くと、やがて西にトラバースするような感じになってきました。

10分足らず歩いたところで、男の方が一人下ってこられたので、お尋ねすると「後3分の2ぐらいですかね」という返事。

そして、海のほうを見ると、まだ100mも登ったかどうかというところですが、対岸の香川の山々が見えてきました。

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