岡山森林公園にて、その2、ブナとカラマツの黄葉
岡山森林公園でこの日見られた紅葉で何と言っても素晴らしかったのはカラマツの黄葉でした。
四国の山にはカラマツは少なくて、たまに見かけてもほかの木に混じってぽつぽつと生えているという程度。もう5年以上も前になりましたが、先輩方と信州の山にバスハイクで出かけたときもカラマツ林をあちこちで見かけたけど、生憎のお天気できらきらと輝くような黄葉が見られなかったのでした。
岡山森林公園でこの日見られた紅葉で何と言っても素晴らしかったのはカラマツの黄葉でした。
四国の山にはカラマツは少なくて、たまに見かけてもほかの木に混じってぽつぽつと生えているという程度。もう5年以上も前になりましたが、先輩方と信州の山にバスハイクで出かけたときもカラマツ林をあちこちで見かけたけど、生憎のお天気できらきらと輝くような黄葉が見られなかったのでした。
ちょうど1週間前の10月24日、主人と帰省していた息子、私の3人の都合がようやく揃って、岡山に住んでいる娘宅に行くことができました。ほんとは大山鍵掛峠のブナの紅葉でも見に行って帰りは湯原温泉にでもという心づもりでしたが、娘の車で行くことになったため下道利用で奥津温泉行きに変更になりました。
奥津温泉と言えば、岡山森林公園が近いですね。
孫も遊ばせられるし紅葉も丁度良さそうということで、急遽、森林公園行きとなったのでした。
管理棟からメインストリートを歩いていたら、綺麗な紅葉したハート形の葉が見えました。
立烏帽子山からはいったん駐車場方面へと下ります。
前回来たときに、駐車場すぐそばを通って笹尾根を歩いて下りましたが、立烏帽子からちょっと下ったところには、何と駐車場があるのです。
そして、この駐車場からだと立烏帽子山頂を通らずに巻道経由で池の段まで登れるみたいです。
池の段は展望が良くて開けた山頂なので、休憩するにはもってこいの場所です。
確か4年前に来たときはここでお昼を食べたような?
紅葉真っ盛りの時だったので、100人近い人が山頂にいたものでしたが、今回は10人もおられないぐらいで、静かです。やっぱり、秋の花の時期よりも紅葉の時期のほうが人出がすごいんですね。
お昼を食べ終わったら、Pさんが眺めが良い場所があるからと教えてくださったので、早速ついていきます。
それは烏帽子岩という岩の上でした。先客の男性が一人すでに岩の上におられましたが、私たちが行くのと入れ違いに下りてこられました。
そろそろ出雲峠も近いと思われる頃、マツムシソウの群落が目の前に現れました。
中国地方の山にはマツムシソウが多く、三瓶山山麓や大山の枡水高原辺りでも何度か見ています。
今年は寒風山でタカネマツムシソウの綺麗なのを見たばかりでしたが、今度はマツムシソウの群落を見ることが出来たわけで、運の良い年です。
ドライブで見るのも良いですが、山歩きで見るのが何と言ってもいちばんです。
結局、途中で道草を食ったおかげで、県民の森に着いたのは9時15分ごろでしょうか。
まともに走っていれば、2時間半~3時間だと思うんですけどね(^_^;
この辺り、標高はそれほどでもないですが、さすがに緯度が四国より高いからか、外気温が11℃と思っていた以上に冷え込んでます。Rさんはこの日は早くもフリース持参でしたが、天気が良さそうなので、昼間は暑くなるかも?
走る車も少ない車道を県民の森へ向かって気持ち良く走っているのですが、運転していても田んぼの畔などに何やら白い花がいっぱい咲いているのが見えます。あんなボリュームのある花で白い花ってなんだろう?
幸い、車を停めても差し支えないような道だったので、ちょっと停めさせてもらって観察することにします。
秋は休日や祝日が多い季節ですが、9月半ばの3連休に続いて第4週も飛び石でお休みとなっていました。
天気もまずまずのようなので、どこかに行こうと考え山友達のPさん、Rさんに連絡差し上げたところ、お二人からOKの返事が届き、21日にどこかに登ることになりました。問題は行先ですが、この日は台風の関係か南は天気があまり良くなさそうです。対照的に中国地方は晴天の予報となっていました。数年前に紅葉を見に比婆山に登った折りに、いろいろな花が咲いた後が見られ、いつかは比婆山に花を見に行きたいと思っていたこともあって、Rさんと相談して比婆山行きとなりました。
肩の小屋からは車道のような広い道を歩きます。
もう一度、ど根性コマクサを見てみたかったのに、帰り道ではうっかりと見過ごしてしまいました。
ほんとに運が良いとしか言えないのですが、山頂に着くと同時に御嶽が現れました。
山頂でしばらく待っていたら、そのうち展望が得られるかも・・・とは登りながら考えてたのですが・・・ちょっと怖いほどの幸運でした。
山頂着は10時20分です。
翌25日の朝は5時半ぐらいに目覚めました。
温泉に浸かったりして目を完全に醒ませたら、この日、乗鞍岳に持っていくものをナップサックに入れ、他のものは車のトランクに入れておきました。
乗鞍の畳平に行くバスはご来光目当ての人用に3時過ぎのや6時台のもありますが、宿の朝食が7時からなので、7時40分平湯発のバスに乗るつもりです。
朝食は急いで食べ、宿でチエックアウトを済ませたら、徒歩1分のバスターミナルに向かいます。
車は下山するまで宿の駐車場に置かせていただけるそうです。
助かりますね。
登山口で車を停めてみました。
道標のでかいのが立っていて、寺地山や北ノ俣岳までの所要時間が書いてあります。
撮影してませんが登山口には2台ほど、駐車した車がありました。
前日に分岐でお会いした方の車かも知れません。
24日の朝も4時半ごろには目覚めました。
予報通り、外は小雨とガスです。
私は前夜決めたとおり、折立へ下山するだけですが、同室のご夫婦はずいぶん迷っておられました。ご夫婦のこの日の予定は黒部五郎小屋まで行き、その後4日ほどかけて雲ノ平や高天原、水晶などを巡られる予定だったそうです。しかし、この雨では停滞するかそれとも無理して黒部五郎小屋まで行くかと、頭の痛いところです。
パッキングも一応済まされてましたが、私が出発するころはまだ小屋におられたようです。
山では雨に降られたり、体調不良の人が出たりと、予定変更せざるを得ない場面が往々にしてあります。こういう時の判断は経験がものを言うように思います。
3人組のパーティーとすれ違った後、登り返しの道を登っていたら、登山道の真ん中にライチョウが一羽いました。
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